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田中がくBLOG



5日(木)関西空港から福岡空港まで行き、レンタカーを借りて長崎県佐世保市役所に到着しました。


佐世保市での視察目的は、地域交通体系(乗合タクシー事業)です。事業概要としては、市役所から北へ1Km程度の地域で急坂に加え、狭隘かつ屈折した道路という斜面地区であり、バスなどの乗り入れが困難高齢者率も高く新たな交通システムが望まれていた地区に10人乗りジャンボタクシーを導入すると言う事でした。運行主体地元タクシー会社運行距離片道7Km運賃一律200円(3歳未満は無料)となっていました。採算ラインとして1日平均85人・金額で17000円だそうです。
佐世保市として平成17年9月から実験を始め、平成19年3月1日から本格運行開始となり、この事業のすごい所は本格運行後は、一切の補助金等の支出を行っていないと言う点です。市の関わりは、月に1度開催される定例会に出席し意見交換などの側面的な支援だけでした。
今後の課題としては、高齢者が進み、協議会運営等に支援が出てきた場合などにリーダー不在となることが懸念され、今後も検討が必要になると思われます。
貝塚市にしても山手地区、馬場・大川・姫谷・蕎原などコミニティーバス以外での運行が出来るかもしれないと参考になりました。


6日(金)は、佐世保海上自衛隊に視察へ行き、資料館を約1時間見学した後に、米軍基地に停泊中の「護衛艦ゆうだち」の船内を視察させて頂きました。自衛隊はあくまでも戦争をするために訓練をしているのではなく、地震・自然災害から国民を守り救助をする事や、ソマリア沖の海賊などから日本の資源を守るために任務を行っています。この視察であらためて、自衛隊の皆様に感謝をすると共に、これからも日本の平和を守り続けて頂きたいと思います。
1度、機会があれば自衛隊の見学に行って欲しいと思います。

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