・日々の出来事を簡単にまとめています。
田中がくBLOG



昨日で12月度定例会が終了しました。
今回の本会議で田中がくは、こんな質問をしました。
地域の皆さんにも少し知識を持って頂く為にブログに載せます。


日本には、生息しないとされていたセアカゴケグモは、1995年9月に大阪府高石市の臨海部を中心とした地域で初めて発見されたと仄聞しております。この発見を契機として、国が中心となり全国的な調査の結果、本州の主に大都市の港を中心とした地域で見つかり同年の11月に貝塚市や三重県四日市市で確認されました。翌年1996年には、和歌山県でも発見され、さらに2003年7月~9月に大阪府が実施した調査によると、大阪府内における生息地の面積が8年前のおよそ2倍に拡大していることが明らかになったと仄聞しました。そんな中、強い毒性のあるセアカゴケグモに噛まれる被害が広がる気配を見せています。大阪府内では昨年に入って6件・6人の被害報告がありました。
11月17日の読売新聞の朝刊にも掲載されましたが、はぼ全市で生息が確認されている大阪府では最初に確認された1995年以来これまでに合計25人が噛まれる被害が出ているそうです、主要な症状としては、嘔気・嘔吐・発熱・めまい・頭痛・呼吸困難・排尿困難・下痢・不眠症などとあり入院例はあるが今のところ命に関わるほどの重症例はないとは載っていました。適切な診断と治療を行えば死ぬことはないと書かれていましたが、症状として様々なものがあり油断は、出来ないと思います。多くは一週間以内で回復するそうですが、小さな子供は腹痛を起こし、泣き叫んでいるだけの状況で診断は、非常に困難であり診断に役立つ検査がないので、臨床診断だけが頼りだそうです。そんな中、16歳以下の子供や60歳以上の高齢者の中には、希に死亡することがあると仄聞しました。生態としては、1997年5月に貝塚市で採取された、セアカゴケグモの餌となっていると考えられる生物として12目20科35種であり、そのうち昆虫類は、7目15科28種でアリ科は、全数238個体数中154個体60%以上を含め又、海に接近する貝塚市のセアカゴクグモでは、徘徊性のイワガニ科の一種も確認されています。生息場所の特徴として雨水排水路・グレーチングや会所の蓋の内側で良く発見されその他の場所では、敷地に捨てられているゴミ類・特に空き缶や、古タイヤ・ホイール・畳・鉄板・コンクリートブロック・パイプ類・雑草や芝生ばりの所では多く生息しています。大阪府および三重県ではすでに土着し、その勢力を拡大している途上と言えます。産卵では、オーストラリアの資料を見ると成熟したメスは、25~30日ごとに卵を産み1回に9~10個の卵(らんのう)を産卵し1匹のメスは5000個にのぼる卵を産む場合があり、産み付けられた卵は、13~15日でかえります。オスは平均で約90日・メスは約4ヵ月成熟すると仄聞しました。貝塚市内の小学校でもグランド回りの垣根や花壇などでも最近は多く発生しています。今の所はまだ噛まれた子供は、居てないと思いますが、万が一の事があってはと保護者の皆さんは、心配されています。そこでお尋ね致します。
広報かいづかなどで対応についてなど告知しているのは承知していますが、貝塚市の財産でもある子供たちの命を守るためにも、今後、保育所や幼稚園・小学校など小さな子供たちが多くの時間を過ごしている場所については、徹底的に消毒を行うなどして安全・安心を守って行くと言う事は出来ないでしょうか、本市のお考えをお聞かせ下さい。


詳しい回答は議題だよりに載っていますので、是非読んで下さい!

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