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インド旅行記 第1日目(関空からインドへ)

2008年03月15日 03時41分54秒 | インド タイガーサファリ
新幹線に乗り、関空特急はるかに乗り、関空に着くといったことは、これから始まる旅行のほんのはじまりにすぎない。
 そこから機内エンターテイメントのコンテンツが極めて少ないエア・インディアのエアバス機に乗り込むまで2時間、香港まで5時間、香港での待ち時間が1時間、デリーに到着するののに、さらに5時間半。飛行機に12時間近く乗って、デリーに到着したのは、現地時間で10時半。格安バックパッカーの春休み大学生の大群とインドに里帰りなのかインド人の旅行者で大半を占める機内に、香港から中国語をしゃべる一群が加わり、そこそこに込み合っていた。
 パスポート・コントロールを通り抜け、荷物を受け取り、やっとの思いで空港から出てきたら、迎えに来ているはずの旅行会社がいない。困った顔をしてウロウロしていたら、ほかの旅行会社の人が心配をして、声をかけてくれた。携帯電話で、我々の旅行会社に電話をしてくれた。ほどなく旅行会社のスタッフが駆けつけたが、私たちのガイドではないという。「ここに座って待ってください。」片言の日本語で事情を説明してくれているうちに、私たちのガイドがやってきた。「すみません。街が混んでいました」
 ともかく、彼に連れられて車に移動する。動いているほうが奇跡的といってもいいような車が近づいてきた。「たしかに、これなら30万円でももっといい車は作れそうだな」インドの自動車会社TATAの話題になる。道はなるほど混んでいて、ここはインドであるからどの車も右へ行ったり、左へ行ったり、ちょっとした隙間をついて少しでも早く移動しようとし、そのたびにクラクションを鳴らすものだから、かなり騒々しい。
 途中で天然ガスを補充して、デリー市内に入ってきたと思われたころ、クルクルと二回ほど曲がって、ホテルに着いた。
 およそ美しいとは言い難い安宿である。
 とはいえ、部屋は広く、ホットシャワーも出る。
 しかし、ダブルの部屋が準備してあり、代わりの部屋はないという。旅行会社に文句を言ったら、「ツインの部屋で手配してあります」といって、交渉をしてくれたところ、シングルの部屋をもう1つ準備してくれた。
 もう12時を回っている。ともかく疲れたので、今日はこれくらいにして、寝ることにした。

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