原題：『The Exorcist: Believer』
監督：デヴィッド・ゴードン・グリーン
脚本：デヴィッド・ゴードン・グリーン/ピーター・サットラー
撮影：マイケル・シモンズ
出演：レスリー・オドム・Jr/アン・ダウド/ジェニファー・ネトルズ/ノーバート・レオ・バッツ/リディア･ジュエット/オリヴィア･マーカム/エレン・バースティン
２０２３年/アメリカ
正統派の「硬い」続編について
『エクソシスト』（ウィリアム・フリードキン監督 １９７３年）の正統の続編であることは有名なテーマ曲であるマイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」が流れることで確かめられるのだが、あまりにも「正統」すぎるせいなのか、当時の学園紛争などの世相を上手く取り入れていたオリジナルを越えるような面白さが感じられなかった。最後に、オリジナルの主人公の少女であるリーガン・マクニール役のリンダ・ブレアと彼女の母親のクリス役のエレン・バースティンの再会が映されるのであるが、彼女たちのそれまでの人生も描いて欲しかったようにも思うものの、バースティンはもう９０歳だから続編の出演は難しいかもしれない。
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