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MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

2人の「光」の『アナ』批判

2014-05-05 00:21:23 | Weblog

伊集院光、アナ雪批判「毒にも薬にも…」(日刊スポーツ) - goo ニュース
陣内智則、交際中のアナと「アナと雪の女王」観た(ORICON STYLE) - goo ニュース

 大ヒット中のディズニー映画『アナと雪の女王』について、タレントの伊集院光が、

「誰もストーリーを褒めていない」、「悪いとこが一切ない。良いとこも一切ない」、

「こんな毒にも薬にもならない映画、久々に見たなと思います」、「『ディズニーCG映画の

作り方』みたいな本があるとすれば、そこから一切はみ出ることなく、それに意義を

唱える者も1人もなく出来上がりましたっていう感じの映画」とコメントしている。

私が不思議に思ったことは、4日にTBSで放送された『アッコにおまかせ』でも

『アナと雪の女王』が大ヒットしていることを取り上げており、それに関して太田光が

「みんなで歌おう歌詞付き」版を「アレ(Let It Go)を劇場でみんなで歌うという、

気持ち悪い。本当に気持ち悪いことやってますよ」、「日本にはあんまりそういうの

根付かないんじゃないかって思ったら、意外とやってるみたいね。気持ち悪く

なっちゃったね。日本人」と批判したことは取り上げていたのであるが、和田アキ子の

事務所の後輩でもある伊集院光の発言を何故取り上げなかったのかということである。

太田光の発言は単なる悪口であるが、伊集院光の発言は正論だからである。


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『悪夢ちゃん The 夢ovie』

2014-05-05 00:11:49 | goo映画レビュー

原題:『悪夢ちゃん The 夢ovie』
監督:佐久間紀佳
脚本:大森寿美男
出演:北川景子/GACKT/優香/木村真那月/マリウス葉/佐藤隆太/本上まなみ/六角精児
2014年/日本

 どうしても湧いてくる「悪夢」について

 思春期を迎える主人公の古藤結衣子の初恋を絡ませたストーリー展開は悪くなく、例えば、学級委員の榎本歩夢の「無駄に続編は作らない」という教室の壁に貼られている標語などの細かいギャグも秀逸だと思うのであるが、どうしてもある違和感が残る。
 500人を超えるオーディションから選ばれたらしい古藤結衣子を演じる木村真那月のキャラクターは役柄にピッタリで、平島琴葉を演じる優香も志村けんに鍛えられたお笑いセンスを遺憾なく発揮しており、志岐貴を演じるGACKTにしても自身のキャラクターを崩すことなくこなしていると思う。問題なのは武戸井彩未を演じている北川景子である。もちろん女優としての北川景子の力量は、例えば、『抱きしめたい -真実の物語-』(塩田明彦監督 2014年)で証明されていることは既にレビューに書いた通りであるが、笑いのセンスという点においては微妙ところで、例えば、柴咲コウや桐谷美玲あたりが演じていたらという「悪夢」が湧いてしまうのである。



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