指輪をはめたい
2011年/日本
邂逅のときめきをもう一度
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
結局、男性が女性に求めるものとは何なのか、当の男性自身が良く分かっていないのが現状であり、それは本作の主人公である片山輝彦も同様で、ある時は住友智恵が持つような知性を求め、ある時は潮崎めぐみが持つようなエロスを求め、またある時は鈴木和歌子が持つような淑やかさを求めるのであるが、全てを手に入れることは出来ず、修羅場を踏んでしまう。
リンクで転倒して強く頭を打ってしまった輝彦が入院先で医師に教えた連絡先は元同棲相手の笑美の携帯電話だったのであるが、笑美には既に新しいパートナーがいる。笑美の一方的な別れの切り出しだったために輝彦には未練があったのであるが、記憶を失った際には、一番肝心なことではあるが思い出したくない笑美の記憶はすぐには浮かび上がってくることはなく、笑美が家から出て行った後に、ただ理想を追い求めて付き合っていた3人が得心がいかないまま輝彦の目の前に現れたのである。ところでそもそも輝彦は何故スケートリンクにいたのだろうか? 輝彦がスケートリンクで会っていたエミはやがて笑美となるはずの少女なのであるが、徐々に記憶を取り戻し始めた辺りから輝彦は自分が求めていたものは、女性が持つ様々な魅力や長所というものではなく、見知らぬ女性との‘邂逅のときめき’であることに気が付く。輝彦はエミとの‘邂逅のときめき’を思い出すためにスケートリンクで滑っていたのであり、ラストで笑美を見送りながら相変わらず輝彦がスケートが出来ない理由は、滑ることが出来てしまうと、あの素晴らしかった‘邂逅のときめき’を得る機会を失ってしまうからなのである。
乳児用食品、基準新設へ=24日審議会に提案―放射性セシウム・厚労省(時事通信) - goo ニュース
2011年11月26日の毎日新聞夕刊から。「日米両政府が運営し、原爆被爆者の健康
を調査する『放射能影響研究所』(放影研、広島市・長崎市)が、原爆投下後に高い残留
放射能が見つかった長崎市・西山地区の住民からセシウム検出など内部被ばくの影響を
確認し、研究者らが調査継続を主張してきたにもかかわらず、1989年で健康調査を
打ち切っていたことが26日、関係者への取材で分かった。/45年から続く貴重な内部
被ばくの継続調査だったが、打ち切りによって健康への影響や実態の解明は進んで
いない状態。東京電力福島第1原発事故後、福島県は全県民健康調査を進めているが、
研究者から『有力な参考データが失われた』との批判が上がっている。/放影研は調査終了
の理由について『健康被害が確認されず、当初の研究目的を達成したため』と説明。住民
から提供された血液の一部やデータは保存しており、『(国や福島県などから)要請が
あれば、比較、検討に活用したい』としている。/放影研は西山地区の地上汚染の最大
被ばく線量を200~400ミリシーベルトと推定。体内のセシウムの量から『約40年の
累積で男性0.1ミリシーベルト、女性0.08ミリシーベルトと推定され、内部被ばくは
健康に影響が出る値ではない』と86年結論付けていた。」この記事に以下の文章を
引用するだけで、それ以上の説明は必要ないと思う。
「茨城県の女子高生らが新たな化学現象を発見し、権威のある米専門誌に論文が掲載
されることが決まった。専門家は『高校生の論文掲載は世界的な快挙。今後は彼女らの
実験結果を、プロの化学者が後追い研究することになるだろう』とたたえている。茨城県立
水戸第二高の数理科学同好会に所属し、今春までに卒業した小沼瞳さん(19)ら5人で、
2008年2月の金曜日、『BZ反応』という実験を行った。酸化と還元の反応を繰り返すこと
により、水溶液の色が赤と青に交互に変わる。その日、水溶液の色は想定通り赤で動かなく
なった。メンバーは器具を片付けないままカラオケへ。ところが月曜日に実験室に戻ると、
液は黄色くなっていた。予想外のことで、観察を繰り返した結果、赤青の変化が一度
止まった後、突然、始まった。全く知られていない現象だったが、試薬の条件が整えば、
5~20時間後に変化が再開することを突き止めた。」