ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

所詮人間も・・・

2023-11-15 | 世相感


イスラエルとハマスの戦い、出口がないのは
ロシアとウクライナの戦いも同じ。
今に始まったわけではなく、昔から人間は
違うグループと権力争いをしてきたが、
所詮動物たちと同じ本能で仕方がない。
人間の場合、高度になった武器を使い
残酷に殺しあうから、動物たちの喧嘩より
始末が悪い。
増えすぎたものはどこかで調整されるのが
自然の掟と考えると納得なんだが、
淘汰される側に置かれるものは悲惨です。
現在の世界で繰り返される争いを見ると
こんな悲観的な見方になってきます。
神様は何をしてるの!

海外のトリチウム放出を何故言わないの?

2023-08-30 | 世相感


カフェの常連客のY君が来て曰く
「いよいよ魚が食べられなくなるんですねー」
バカ!
トリチウムの海洋放出の風評をまともに受けて反応
しているのだが、TVの報道を見ると、科学的に問題
ないということは強調されるのだが、本当に?と
いう気持ちなんだろう。
すでに中国韓国英仏など今回の福島の放出量を
はるかに上回る量を出し続けている実態を報道せず
日本の放出が世界の海を汚染するかのような騒ぎが
中国で起きて日本だけが悪者扱い。
中国だけでなく日本人もそう思っている人が多い。
日本のトリチウムと中国のトリチウムは違うの?
中国も韓国も自国の放出をほとんど国民に知らせず
日本の放出だけ大きく報道して不安をあおっている。
日本の魚は食べられないが、大量放出されている
中国近海の魚はいいのか??
世界で放出されているトリチウムが安全なレベルで
認められているのだろうからそれを問題にする必要
はないが、日本の政治もマスコミも全く指摘して
ないので、トリチウムの海洋放出は今回の日本が
初めてのような報道になって不安になっている。
何故海外の放出実態を言わないのか!!
ジイサンはイライラして倒れそうだ

トリチウム放水、日本だけ?

2023-08-27 | 世相感


福島原発のトリチウム処理水放出が開始され、
TVでも関連する論議が報道されているが、
漁民の不安、中国など海外の批判ばかり。
海外でも原発はあり、その処理水の処理があるが、
その量を調べたら上記のグラフだ。
上記は原発単位で、国全体ではさらに格差が大きい。
こんなデータはこれまでTVも新聞も報道しないので
知らなかった。
トリチウムは海水によって蓄積がない形になると
いわれ、中国も韓国も日本より高い濃度の処理水
を海水放出しているのは、国際的に問題なしと
認められているからだろう。
海外の処理水濃度は日本よりはるかに濃い濃度で
あるにかかわらず、なぜ日本だけ問題視されるか。
海外の処理も認められているが、その実態
を政府、専門家、マスコミはもっと報道し、
風評被害をなくすべきだ。
日本の国際戦略が貧弱なんだろう。
中国が日本からの水産物輸入禁止をしたが、
中国は日本よりはるかに大量のトリチウム放出を
していることを強く指摘して反論すべきだ。
この実態をもっと国内外に情報発信し、安全性が
認められていることを言うべきで、漁業者への
補償ばかり言っていても不安をあおるだけだ。
政治家、有識者、関係者と言われる人のコメント、
マスコミの報道も不安煽りだ。
中国に対してはもっと強くいえ!

サンクコスト・リニア新幹線

2023-08-24 | 世相感


カフェに知り合いのグループが4人来ての話。
男女2人ずつ、40-50歳の若い人達で、
リニア車両基地予定地の土地買収に反対する集会
に参加してきたという。
私もかつて反対する会に登録していたが、さすがに
現状を考えると天に唾する会に思えて止めている。
集会は車両基地への土地買収に応じない地主さんが
1人頑張っていて、その人を応援する形で参加した
らしいが、ここに来ての反対運動は自己満足?

コロナのおかげでリモートワークが進み、企業の
会議も地方から人の移動をなくしてTV会議が普及し
新幹線の利用は減っているようだ。
JRは2本の大動脈を作るメリットを強調しているが、
東海道新幹線と利用客を2分するだけで、収益増に
はならず、運用経費が増えてマイナスだろう。
スタート時、当時のJR社長が記者会見で
「リニアは絶対ペイしない」
と発言し、葛西会長の逆鱗に触れて首。
葛西会長が亡くなった今でもここまで進んでいる
事業に不採算をいうJR関係者はいないだろう。
誰も言わないが、私は将来世代に対し大きな
負の遺産を残すことになると確信している。
まあ私はそれを見ることはないでしょうが。


青野原祭り

2023-08-20 | 世相感
4年ぶりに開かれた青野原の祭り
かなり長い道を練り歩くので、少ない地元の若者
だけで担ぐのはかなり疲れるだろうな
中心になる神社に戻った神輿は最後の力を振り絞り
”イッセ、イッセ”

ちらほらと神輿ネーチャンもいる。
お神輿担ぎは相当に重いので、肩がパンパンに
腫れあがるといわれるが、背の低い人は肩に
当たらないので、手を添えているだけとなるので
楽ちんだ。私も楽ちん組(担ぎませんけど)

こちらは子供の神輿。
見ていたら約30人の小学生クラス、
この人数は青和学園(青野原小)全校の人数だねー
たくさんの見物人は都会に出た人たちが昔の仲間と
出会える絶好の機会となっているようだが、
私の住む自治会祭りにはこの光景は期待できない。
祭りの企画運営は大変だけど、地域交流にはいいな
と羨ましく思っていたが、青野原でも、自治会に
よっては道路に祭りの飾り、提灯を飾る習わしを
拒否するところが出てきたという。
ここもだんだん味気ない人情になってくるのかなあ。



名簿が作れない

2023-08-06 | 世相感

個人情報保護法が言われるたびに昔人間のジイサン
は違和感を覚えることが多い。
この法律ができてから、自治体でも名簿を作らない
所が増えたらしい。
私のところの自治体もコロナと重なり、名簿作成は
取りやめになっている。
そしていざ名簿となったとき、住所、名前から個人
が特定されるので、保護対象の情報となりNG

「あの方はどなたですか?」
「個人情報になるので本人の同意がないと・・・」
こんな社会が健全か??
災害があった場合、本人の安否確認どうするの!
独居老人はその不安があるので、名簿などで認識
してもらうことを願うけど。
(私は独居老人ではないけど)
海外と比較してどうなのかネットを見たところ、
日本は緩いほうだという。

電話は別にしても住所、名前くらいいいんでないの

車社会でもやっぱり鉄道か

2023-06-06 | 世相感

この空き家にもようやく借り手が決まった。

カフェに来た大田区に住む女性のお客さんとの話。
埼玉県出身の30歳の方だが、青野原に来てみて
豊かな自然の中でゆっくりした時間が流れている
のを感じられる。
都会にあこがれ都心に住んでいるが、5年も住めば
もういいかというのが最近の感じ。
30万円の家賃(かなり高級?)を払っているが、
最近木更津の方へ引っ越すことを検討して調べたら、
15万円の家賃にビックリしたという。
そこで、青野原なら大きな一戸建てと広い庭、
野菜畑がついてその1/3位ですよといったら、
またまたビックリ。
そんな良い環境になぜ若者が住みたがらないのか?
彼女は犬の販売でブリーダーとの付き合いが仕事、
そんな仕事は青野原にいても十分可能、ではなぜ?
出てきたのは予想どおり子供ができた時の学校の
問題になるようだ。
青野原にも小中学校はある、問題は高校だが、
これを地域の問題としてスクールバスを充実させる
ことで、過疎化対策になるんではないか。
米国など電車の駅などないところで暮らしている。
車社会になった日本がなぜ鉄道の駅にこだわるの?
リニアなんかいらないと思うのだが
(ちょっと観点がずれたか?)



変わりゆく中の感傷

2023-06-03 | 世相感


コロナ禍のため開かれてなかった元の勤務先の
会社のOB会に参加した。
この間に本社ビルが、都心の高層ビルに移転し、
初めてのお披露目の見学会となったが、そこから
見た周辺のビルは下に見下ろす光景だった。
ワークスペースも昔ながらの事務机ではなく、
フリーワークに即したゆったりしたものとなり、
改めて時代の変化を感じたが、
一方で将来への不安も感じてしまった。
会社の業態は企業の現場に結び付いた機材を販売
する会社だが、こんなエリート雰囲気のところに
入社した新人若手社員が、泥臭い現場営業に
なじめず、顧客との人間関係ができるのだろうか。
世の中はどんどんAI化し、ロボットが人間の仕事を
奪うのではないかなどと不安も言われ始めているが
昔人間のジイサンとしては、やはりビジネスの基本
人と人の信頼関係をなくしては成り立たないと
豪華なビルに驚きながら不安を感じてしまった。
同年代の懐かしい顔、顔と旧交を温めながら、
楽しい時間を過ごしましたが。


栄華必衰の理

2023-05-31 | 世相感
ついに自動車産業も中国に淘汰される気配との
ニュース。
もう目の前に迫っていることを知らず、もう少し
先かなとおもっていたのだが。 



2021年中国で45万台販売したミニEV 車、
45万円で走行距離120k。





こちらは中型車で走行距離520k、日本販売開始
予定のモデル、
価格も安いだろうから市場旋風を起こすだろう。
EV車では米国のテスラがいち早く飛躍したが、
中国では300社ものメーカーが巨大市場に乗り出
そうとしているという激戦市場になりつつある。
日本のメーカーは日産以外EV車から遅れており、
ようやくトヨタが水素車からEVへ乗り出す段階、
間もなくガラパゴスになってしまうかも。

白物家電では見事に日本メーカーは追い越された
が、今度は自動車。
世界一になると、その業態を変えにくくなり、
変化に対応できなくなるのはIBMも同じ。
2番目ではだめですか?といって批判された人が
いたが、案外2番手で上を狙っている状態がいい
のかも。
栄華必衰は逃れられない宿命なんだ。
中国の必衰もいずれ来るだろうが、早くしてくれー



過疎地の再開発

2023-04-26 | 世相感

旧青根中学校

今度、神奈川県の黒岩知事を囲んで相模原市の
津久井地区再生についてのパネルデイスカッション
があるということで、お誘いを受けた。
以前にも似たようなものがあったが、津久井地区
の面積は旧4町からなり、旧相模原市の約2倍に
なるが、山間部が多く、現在は過疎化が進んでいる。
特に青根、青野原地区は駅から遠く、若者が離れて
子供の人数が減り、青根小、中学校は廃校となり
隣の青野原地区と合併して青和学園という小中一貫
の公立校となっているが、全校生徒数は約60人。
1学年の人数が6-7人でまさに分校。
上の写真は廃校となった旧青根中学校で、最後の
生徒数は1人。(6人の小学校が同居していたが)
この鉄筋3階建校舎の利用方針について、地元との
意見交換を繰り返すばかりで決まらない。
なんともったいない。
意見百出、学校だったので芸術的な活用とか部活の
合宿に利用などというのが多いようだが、
地域活性化にはあまり寄与しないと思う。
私は、教室単位くらいにして、ソフト開発や、
デザイン企業など多くの設備がなくて成り立つ企業
に貸し出し、東京圏から近いリモートワーク基地に
してはどうかと思うのだが、
これも爺さんの思い込みかな?
駅が遠いというが、車社会で住環境は素晴らしいよ。