コンビニで、棚の下の方においてある商品を見比べるために、前屈姿勢を取っていた。
すると、尾てい骨のちょうど上のあたりをトントンと軽くたたくような感触があった。
知り合いの子が、冗談で軽くたたいたというような感じだった。
誰やろうと思って右後ろを振り返ると誰もいない。
おかしいなと思ったときに左後ろから声がした。
「ごめんなさい」と。
見るとお店でバイトしている女の子だった。
「お尻に手が当たってしまいました」とその子は僕にいった。
まさにそのとおりで否定のしようがないので、僕は「びっくりした」と一言だけ言って苦笑いしていた。
店員の子は知り合いの子に声をかけられて、僕の対面側にある棚の商品をその子に案内しているところだった。
店員の子は知り合いの子にも「手が当たってしまった」と言った。
こういうときに、もっと冗談をかまして、女の子との距離を詰められるといいのだけれど、苦笑いするだけで終わってしまう。
僕の人生は、そういうことの繰り返しがほとんどだなと思う。
僕が買う商品を手にして、列に距離をキープして並んでいるとさっきの店員の子が「どうぞ」と言った。
それで、その子のところに商品を持っていって、顔を見ると、二重のまぶたで結構かわいい。
ちょっとラッキーという気分になる。気分になっただけで何も言えずに黙っていたけれど。
こういうことをきっかけにウンがつくといいのだけれど、、、。
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東の空の低いところに夜、満月にちかい月を見つけた。
かなり月が大きく見えるような気がした。
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名古屋地区のブロック紙の川柳の欄にこんな作品を見つけた。
じいちゃんに 家出る前に 天気聞く (十三歳女性)
じいちゃん、テレビずっと見てるから天気知っているのかなと思ったりして。
僕はテレビもネットのニュースもあまり見ないから天気の話題についていけなくて、、、。
寒い、暑いくらいはわかるはずだけれど、、、。
それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい