正午くらいに路肩の電光表示に只今の気温26度と出ていた。
本当に昼と夜と気温の格差が大きいなと思う。
コンビニに年賀状印刷のパンフレットがあったけれど、申込書が挟んでない。
「申込書が挟んでないですが、見当たるところに在庫はありますか」と女性の店員の方に尋ねたら、すぐにレジの後ろの切手とかそういうたぐいの入れてあるケースの引き出しを片っ端からあけて、見つけてくださった。
一般に、こういうときは、女性の方が頼りになるなと思う。
僕の経験則によれば男性の場合だと、あたりをぐるっと見回して、「ちょっとないみたいです」となる場合がややもすると多いような気がする。
申込書を見つけてくださった店員さんは、申込書を急いで台紙から剥がしたので、3枚複写の紙が一枚、一枚バラバラになってしまった。
こういうときに急いで、紙を台紙から剥がしてしまうのは、もう客に急かされることが常習化してしまって、急いでしなければと、条件反射的にそうなってしまうのだと思う。
しかし、複写の紙がバラバラになってしまっては、意味がないと言うかかなり書きにくい。
「急いで紙を剥がしたから、複写の紙がバラバラになったと思います。これでは書くときに複写がずれてしまう。ゆっくりやれば、多分、大丈夫と思うので、もう一度ゆっくり台紙から剥がしてください」と僕は言った。
すると店員さんは今度はゆっくりやってくださった。
今度は逆に慎重になりすぎて、途中で店員さんが不器用な手付きになってしまったので
「もし、もう一回バラバラになったら、自分でそろえて書くので大丈夫です」と僕は言った。
それで効果があったのかどうかはわからないけれど、今度は、3枚の紙がくっついた形で台紙から剥がれた。
僕も店員さんもホッとした。
「じゃあ、申込書、パンフに挟んでおきますね」と店員さんは言った。
「はい」と僕は言った。
やれやれよかった。
それはともかく いちにち いちにち無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。