40年前、ヨーロッパの友人から
「日本が羨ましい!」
と良く聞かされました。
理由は、
兵役がないから。
軍隊に行かなかくて良いから。
平和ボケの私には、
実感として何も感じることができなかった。
多くの国には徴兵制というのがあって
一定期間、軍隊で過ごす義務があって
規律ある国民を養成しているが
日本には、そのような制度がなく、
精神的にも肉体的にもひ弱な若者が育つ。
などと屁理屈を述べたものでした。
若い人は、徴兵制度って何?
「ちょうへいせい」って読みます。
国家が国民に兵役に服する義務を課す制度のことです。
今朝(12月14日)の日経朝刊の8面に
ドイツ政府が2011年夏に
徴兵制を廃止する方針を固めた、
という記事を見つけ懐かしく思った。
日本にいると、周りに危険が一杯なので
なぜ、廃止するのか?
40年前と一緒で、まったく理解できない。
非生産的な軍事より、生産・貿易などで
国力をつけようということなのか?
ネットなどで調べてみると;
欧州統合も進展して
周囲は友好国ばかりとなり必要がなくなったから。
そうなんだ。
ドイツの周りは友好国ばかり。
やはり、平和は良いですね。
平和で自由貿易ができて
GATTの理想に向かっていますね。
じゃ、日本は?
周囲は、ならず者国家ばかり。
でも、戦争を放棄し軍隊もないので
徴兵制などあり得ない。
戦争以外の方法で生きる道を選んだ結果、
国民を抑留されても拉致されても
固有の領土・領海を侵犯されても、歯を食いしばり、
TPPにも目を向けず鎖国へと踏み出した。
大丈夫?
軍の役割は国防から海外派遣へと大きく転換し、
アフガニスタン駐留も続き、戦死者が増えている。
素人軍隊よりプロ軍隊が必要ということか?
じゃ、日本は
自衛隊を派遣するときには武器を持たせない。
他の国の軍隊に守って貰わないといけない。
軍事貢献できない分は金で埋め合わせをする。
という外交努力を続け、国際的には評価は低い。
財政難だから
これが一番の理由らしい。
少数のプロ集団に切り替えることで
人件費や国内の兵舎の維持費を削減できる。
じゃ、日本は?
ありがたいことに財政難だ。
それに、この分野に支出しても
たいした票にならない、
というのが本音のようで寂しい。
40年前にも話題になったのは、
兵役の免除について、
遠い記憶でドイツ語は超入門級の私には
内容は何も記憶に残っていないのだけれど
ネットで調べると、
アメリカの元大統領のビル・クリントンは
カナダに留学して徴兵を巧みに回避したとか
面白そうな例がいくつも載っている。
ドイツの徴兵制は、兵役を拒否できる代わりに
福祉活動に従事するという代替案があるそうです。
あなたなら、この制度、利用しますか?
単位目当てとか履歴書に書くためのボランティアは
私は友達から誘われても利用しないと思いますが、
ひ弱な私、集団に馴染まない私は、
兵役免除と交換なら、多分、利用するでしょうね。
ドイツでも
兵役に就く若者よりも
半年間ボランティアとして働く若者の方が多いそうです。
2009年は対象者45万人うち兵役に就いたのは
何と7.6万人だそうです。
この影響がどう出るか興味ありますね。
福祉活動に従事するボランティアが減って、
病院や幼稚園の経営が難しくなる、
という意見がありましたが・・・・
さて、この徴兵制廃止は2000年ごろから
ドンドン増えているそうですね。
さて、何で長々と書いてきたかというと
日本には、徴兵制がないので
その期間、好きなだけ勉強できる。
難関の通関士試験を受験する人に
だから軍隊に入ったつもりで、
朝から晩まで必死で頑張れ!
という口実が使えなくなるので、
最後の記念に書いてみました。
最後までお付き合い有難うございました。
「日本が羨ましい!」
と良く聞かされました。
理由は、
兵役がないから。
軍隊に行かなかくて良いから。
平和ボケの私には、
実感として何も感じることができなかった。
多くの国には徴兵制というのがあって
一定期間、軍隊で過ごす義務があって
規律ある国民を養成しているが
日本には、そのような制度がなく、
精神的にも肉体的にもひ弱な若者が育つ。
などと屁理屈を述べたものでした。
若い人は、徴兵制度って何?
「ちょうへいせい」って読みます。
国家が国民に兵役に服する義務を課す制度のことです。
今朝(12月14日)の日経朝刊の8面に
ドイツ政府が2011年夏に
徴兵制を廃止する方針を固めた、
という記事を見つけ懐かしく思った。
日本にいると、周りに危険が一杯なので
なぜ、廃止するのか?
40年前と一緒で、まったく理解できない。
非生産的な軍事より、生産・貿易などで
国力をつけようということなのか?
ネットなどで調べてみると;
欧州統合も進展して
周囲は友好国ばかりとなり必要がなくなったから。
そうなんだ。
ドイツの周りは友好国ばかり。
やはり、平和は良いですね。
平和で自由貿易ができて
GATTの理想に向かっていますね。
じゃ、日本は?
周囲は、ならず者国家ばかり。
でも、戦争を放棄し軍隊もないので
徴兵制などあり得ない。
戦争以外の方法で生きる道を選んだ結果、
国民を抑留されても拉致されても
固有の領土・領海を侵犯されても、歯を食いしばり、
TPPにも目を向けず鎖国へと踏み出した。
大丈夫?
軍の役割は国防から海外派遣へと大きく転換し、
アフガニスタン駐留も続き、戦死者が増えている。
素人軍隊よりプロ軍隊が必要ということか?
じゃ、日本は
自衛隊を派遣するときには武器を持たせない。
他の国の軍隊に守って貰わないといけない。
軍事貢献できない分は金で埋め合わせをする。
という外交努力を続け、国際的には評価は低い。
財政難だから
これが一番の理由らしい。
少数のプロ集団に切り替えることで
人件費や国内の兵舎の維持費を削減できる。
じゃ、日本は?
ありがたいことに財政難だ。
それに、この分野に支出しても
たいした票にならない、
というのが本音のようで寂しい。
40年前にも話題になったのは、
兵役の免除について、
遠い記憶でドイツ語は超入門級の私には
内容は何も記憶に残っていないのだけれど
ネットで調べると、
アメリカの元大統領のビル・クリントンは
カナダに留学して徴兵を巧みに回避したとか
面白そうな例がいくつも載っている。
ドイツの徴兵制は、兵役を拒否できる代わりに
福祉活動に従事するという代替案があるそうです。
あなたなら、この制度、利用しますか?
単位目当てとか履歴書に書くためのボランティアは
私は友達から誘われても利用しないと思いますが、
ひ弱な私、集団に馴染まない私は、
兵役免除と交換なら、多分、利用するでしょうね。
ドイツでも
兵役に就く若者よりも
半年間ボランティアとして働く若者の方が多いそうです。
2009年は対象者45万人うち兵役に就いたのは
何と7.6万人だそうです。
この影響がどう出るか興味ありますね。
福祉活動に従事するボランティアが減って、
病院や幼稚園の経営が難しくなる、
という意見がありましたが・・・・
さて、この徴兵制廃止は2000年ごろから
ドンドン増えているそうですね。
さて、何で長々と書いてきたかというと
日本には、徴兵制がないので
その期間、好きなだけ勉強できる。
難関の通関士試験を受験する人に
だから軍隊に入ったつもりで、
朝から晩まで必死で頑張れ!
という口実が使えなくなるので、
最後の記念に書いてみました。
最後までお付き合い有難うございました。