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貿易実務検定:WTOとFTA/EPA

2006-07-28 01:04:57 | 貿易実務検定
貿易実務検定:WTOとFTA/EPA

学生:日本・マレーシア経済連携協定は
    今年の通関士試験の範囲に含まれますか?

先生:鋭い質問ですね。

    この協定は、
    今年の7月13日に効力を生じたので、
    7月1日には関連の規定は施行されていないので、
    試験範囲外だと思います。

学生:WTOドーハ・ラウンドが頓挫したと
    最近の新聞に出ていましたが、
    何でニュースに取り上げれるのですか?

先生:今回のラウンドでは、
    途上国の鉱工業品の関税率を引き下げる
    交渉をしていたんですよ。

学生:どれくらい下がる見込みだったのですか?
    途上国というのはどの国ですか

先生:平均25%を平均で9%にさげる交渉を
    してたんですよ。
    例えば、ブラジル、インドですね。

学生:先生お得意のBRICsだ!

    随分大きい下げ率ですね。
    その交渉が頓挫したということは、

    自動車や家電などの輸出増を
    目論んでいた日本にとっては影響大ですね。
   
    だから、ニュースになってたのか・・。

先生:これは、以前から農業問題など各国の
    利害が絡んで進展が遅い分野ですね。

学生:日本は今後どのように動くのでしょうか?

先生:WTOの動きが鈍いので、
    二国間のFTAやEPAの方向で進むでしょう。

    いずれにしても、
    農業市場の開放が迫られるでしょうね。

    FTAとかEPAは分かりますか?。

学生:FTAは自由貿易協定
    EPAは経済連携協定です。

    最初はシンガポール2002年11月30日、
    次はメキシコ2005年4月1日
    そして今回のマレーシア2006年7月13日です。



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