娘が「珍しいマークがあるよ」と教えてくれた高級な車のエンブレムの画像を撮ってみた.。しかし、どこのメーカーのものかしばらくわからなかった。アメリカの老舗「リンカーン」に似ていたがどうも違う。
しかも立体のエンブレムも着いている。そのうちにそれは日産の「グロリア」であるのが偶然わかった。宮内庁に納入していた「富士精密工業」(のちのプリンス)が現天皇・皇后の成婚を記念してラテン語の「栄光」を意味する「グロリア」だったのだ。したがって、エンブレムは十字ではなくツルをイメージしているという。
そうして日産がプリンスと合併してそれは「セドリック」として受け継がれ、シニア層の人気高級車となっていったようだ。セドリックとは、バーネットの『小公子』の主人公の名前だ。
最近よく目にするセドリックのロゴは、日産の「N」を左右対称に切ったものとか、切ったものを分解してLとLとを組み合わせたものなどがあるようだ。ニッサンのエンブレムのほとんどが「NISSAN」の表示が多く車種別のロゴは珍しいが、トヨタのセンスには及ばない気がしてならない。
トヨタのセンスに及ばない気がしてならない?????信じられない!…あの単調で子供っぽく、中身が無いようなものに何の美学があるのか…?だからか!!!!!だからこの国は背骨を抜かれたように、技術開発せず、儲からなければ撤退するような国なワケか!車の制御技術はほとんど日産が造ったものが占める。ものづくりは自ら造らなければ己が衰退する。