わが家の隣の道を通る人はほとんどいない。ときどき害獣駆除でハンターが車で通るくらいになってしまった。この先には空き家しかない。
といっても、大雨が降れば土砂や枯葉も流れてくる。そんなわけで道の両側にはいつのまにか自然ゴミがたまってしまった。
二日かけて自然ゴミを集めながらネコ(一輪車)で10回以上は運んだと思う。それを畑の周りに撒いて肥料にしていく。
ついでに、周りの樹木の枝剪定も行う。それはまた、焚き火の薪となり、灰になっていずれ畑に戻される。こうして、道の掃除は結果的に環境保全型の農作業となる。
こうして夏から懸案だった道路の清掃が終了する。最近は両脇の石垣から小石が流れてくることが多くなった。つまり、石垣も隙間が多くなり、石垣の上の土砂も溜まってきたという時間の経緯が蓄積してきたことでもある。
昨日は、山のフリマイベントである「山の楽市」の打合せを行う。従来はやや個人的な取り組みだったが今回は集団的な取り組みに発展してきたことが大きい。さらには、30代~40代の若手が動いてきていることも特筆してよい。課題はあまたある過疎の中山間地だが、よりベターな一歩があることで期待値が高まっていることが心強い。