山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

さりげない木造トイレがいい

2019-02-04 21:21:39 | 路上観察
 歯医者の帰り、浜松市の二俣町を歩いてみる。尿意をもよおしたのでトイレを探していたらありました。さすがに交通の要衝だね。公衆トイレがあるなんて。それは「本田宗一郎ものづくり伝承館」の裏にあった。偶然、看板が目に入ったのだ。その入り口では地元のバアバがこまめにお掃除をしていた。

  
 ローカル線の場末の木造トイレのような雰囲気だったが、とんでもない、天竜材をふんだんに使った木造建物の迫力に感心する。格子の角材といい、入り口の斬新なデザインといい、建設当時はモダンな建物だったに違いない。ひょっとすると、旧役場のトイレだったかもしれない。トイレの内部にはローバイの香りが充満していた。掃除をしていたバアバが知り合いからいただいたロウバイを生け花にしたものだった。文化財が豊富な二俣だが、このトイレを注目する人はなかなかいないように思う。 

      
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