山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

一週間遅れで開花

2022-03-16 22:52:19 | できごと・事件

 春がぐんぐんやってきた。作業をすると汗がだくだくだ。同時に、わが集落の手製の地域ミニマガジンもいよいよ印刷に突入した。やはり、春は忙しい。今回はプリンターが快調だったのでずいぶん助かった。

 そんなとき、大杯スイセン「アイスフォーリス」がきょう開花した。昨年より今年は約一週間開花が遅い。それほど寒さが厳しい冬だった気がする。

      

 この大杯スイセンが開花すると4月にかけていろいろなスイセンの仲間が多様に花咲くのだ。いわば、go to スイセンのスタート指標となる。

    

 もちろん、2月末には、ミニスイセンの「テイクテイト」が一番乗りの開花をする。体も花も小さいが花色が濃黄色で、春到来の宣告をする。春の花の妖精「スプリング・エフェメラル」ということになる。

      

 同じころ、和宮様が畑で「フキノトウ」を発見。以前は100個近く群生したものが今では2個になってしまった。意外に繊細な植物だった。さいわい、近くの花壇や道草山へ一部を移植していたので、遅いけど4月くらいまで細々楽しめることができる。食べ過ぎると舌が痺れるので注意。

      

 また、昨年は今の時期満開だった「河津桜」はまだ一分咲きというところ。わが家から20分ほどの国道沿いにある河津桜はとっくに満開を終わり葉桜になっている。いっぽう、畑の隣にある八重桜「松月」は4月中旬に満開となる。その孫たち6本ほどは挿し木で育ったものだがまだ開花には数年後というところ。開花は遅いがじわじわと、桜がわが荒野に進出しつつある。

 プーチンよ、桜を見る余裕がないだろうな。人間を信じられない孤独な末路におびえているのだろうか。この春の歓喜の躍動を感じないだろうな。殺された人々の慟哭を理解できないだろうな。

 

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