ここでは、今でも多くの人が手で洗濯をしています。主婦の仕事も楽ではないと思いますが、この国では、決して収入が多いとはいえない、たとえば洗濯機がないような家庭でもメイドを雇っていたり、洗濯を人に頼む場合が多いので、洗濯=主婦の仕事とは必ずしも言えないのです。ここBacolodで住み込みのメイドの給料はP1200からP1500くらいです。日本円にすると3000円くらいということですか。念のために強調しておきますが、日給ではなく月給です。そしてこの少ない給料から、家族に送金しているので、三食部屋付とはいえ薄給だと思います。
この薄給を搾取の象徴(例としてメイドを自分の経営する大衆食堂のウエイトレス、皿洗い等として使う)としてみるか、仕事の機会を与える相互互助的な習慣(例として、昼間高校大学への通学を許可している雇い主もいる)としてとらえかたはいろいろできるとおもいます。
なにはともあれ、この国の暮らしは、ある程度の富裕層にとっては楽園という要素があることは事実です。月給P30000程度の 中流程度家庭でも、メイドとベビーシッターがそれぞれ1人などというのもめずらしくありません。もっと裕福なら、運転手、雑役夫、庭師、料理人等々、使用人が数人います。
From jj
Bacolod City Philippines
ビリヤードの簡易版のようなゲーム,街角でたまに見かけます。ボールの代わりにエアホッケーに使う円盤の小型版が使われいますがテーブルからエアがでるわけではありません。すべりをよくするためにパウダーを振りまいているようです。各コーナーにポケットがあります。料金がいくらかわかりませんが、子どもも遊んでいるので、それほど高くはないのでしょう。主に若年層に人気があるようですが、乗客が少ない日中にはトライシカッドのドライバーも暇つぶしでやっている光景も見ます。そういう場合、お金を賭けています。そのためかどうかわかりませんが、けっこうマジで盛り上がっています。とくにタンドアイというラムをコーラで割ったものを飲みながらやっているときは、いくらか殺気立っているような感じです。以前、強打された円盤が宙を舞い、そこをのこのこ歩いていた私の脇をすり抜けていったことがあります。そんなわけで(どんなわけって?)プレーヤーはほとんど男です。
From jj
Bacolod City Philippines
スターバックスでコーヒーを飲むのはこれが生まれて初めてだった、と思う。20年以上昔、シアトルに行ったときには、まだスターバックスはなかったと思う。入り口で、マカティのスターバックスはここだけ?ときくと、“No, there are more than 20 starbucks in Makati”と聞いて驚いた。そしてメニューみてもう一度驚いた、ほとんどがP100以上ではないか・・・Bacolodのデパートで働く女の子の日給が、P200ということは、低所得者の半日分の賃金でコーヒー一杯が飲めるだけ。日本の低所得者が8時間働いたら、少なくとも6000円にはなるだろう、日本の感覚ではコーヒー一杯3000円の店、それがフィリピンのスターバックス。