正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ブルガリ自動巻きとオメガ婦人物手巻き時計、最後はハト時計です

2016年12月22日 | ブルガリ
昨日は腕時計を2点と掛け時計を1点修理しました。

初めはブルガリのエルゴン。紳士物の自動巻き時計です。
2892A-2 の機械が入っていました。






止まりの状態でお預かりしました。初めは手巻きが軽くゼンマイが切れいていると思ったのですが、裏側(文字盤側)を分解途中にテンプが動き出しました。

テンプを外してザラ回しをしたのですが、問題なく、分解して部品を点検し洗浄です。

組み上げてタイムグラファーで点検したところ問題ありませんでした。

しばらく時間見る予定です。


次はオメガの婦人物の手巻き時計です。
T様からのお預かりです。









オメガ625キャリバーに機械が入っていました

竜頭部分に毛ボコリが絡んでいてその毛ボコリが輪列内部にも入っていました。

止まりの原因だと思います。

分解掃除をして調整まで出来ました。

最後はハト時計です。

ドイツで買ってこられたとの事
分解掃除を依頼されました。


















結構大きなハト時計ですが、機械を取り出すのに一苦労でした。

外部からの埃等が入りやすいハト時計は輪列に埃が絡んでいることが多く分解掃除で埃を取ってあげると動き出すことが多いです。

ホゾ穴も問題なく洗浄後組み上げて昨日は終了です。

今日はハト時計の調整から初めてオメガの婦人物の手巻きを修理してから帰る予定です。