鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

雨竜川沿いの堤防はまさに今、舗装工事中。

2016年09月23日 | Weblog

写真はアスファルト舗装を終えたばかりと思われる堤防。

鷹泊市街地を護る堤防は舗装工事中であった。すなわち堤防の上の部分(天端テバというらしい)をアスファルト舗装していた。この日は日曜日だったせいか、工事車両はなかったが、ちょうど舗装工事が終了したばかりのように見えた。
災害時の避難路確保か、あるいは堤防の草刈りする人員もいなくなってきたので道の確保のためかなと思った。いずれにしても堤防ができて50年以上経っていて、今ここを舗装してどうするのだろう、以前はよく指摘された無駄な公共事業でないだろうかとこの日は軽く考えた。しかし、後日調べてみると違うことが判明した。
真相は、国交省の洪水対策だということ。
国としては、想定外の豪雨が多発していることから、比較的簡易な補強で堤防の決壊を遅らせ、周辺住民が避難する時間を確保する狙い。つまり、堤防天端を舗装することで、堤防上面からの水の吸収を遅らせ、土でできている堤防の水吸収による強度減弱を遅らせるという考えである。
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