あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

どんど焼き

2013-01-13 22:06:15 | 日記
町内会を中心として 「 どんど焼き 」 が 近くの公園で行われ、正月飾りを持って行って 焼いて頂きました。 宮司さんによる お祓いの後、参加者全員もお清めをして頂き、祝詞をあげて頂きた後、古式にのっとって、木と木を擦り合わせて 「 火起こし 」 の儀式の後、子供達の手で、火が付けられました。 正月飾りの ダイダイ に 竹を割った棒に ダイダイを刺して、燃やしてる お飾りや 書き初め等の火で焼いて、今年 1年の 無病息災 の為に 1年間 それぞれの家の庭などに その竹を 刺して置くんですよね・・・ 本来なら、各家で飾った 門松の松を使うんですけど、最近は 門松を立てる お宅もほとんどないため、今日の為に 町内の方が、竹やぶに行って、わざわざ 竹を700本 切って来て下さったとか・・・ 会場では 餅つきの後、振舞われ、お神酒の振舞いもあり、まあ 年の初めの 始まりの儀式・・ですかね・・・・ 私も 家に飾っていた 正月飾りはもちろんですけど、何度も失敗して苦労した タテイングレースの 貴重な経験の糸を集めたものを、ドンど焼き で お払いして頂いて、上達祈願のお祓いをして頂きました・・・ 成功した作品は 当然ですけど、燃やしたりしません・・・  失敗した糸 を こうやって供養して 最後まで 大切にしてあげないと いけませんよね・・・洋裁される方が 「 針供養 」 や 古い人形を 「 人形供養 」 するのと 同じで、失敗したとは言え、その事によっていろいろな事を 教えてくれた 糸を 「 糸供養 」 してあげないと、糸に可哀想ですからねェ~ ・・・ たかが 糸、・・・されど、糸 ・・・ 人と人の心を 結んでくれた 糸 ・・・ たくさん失敗しても 完成した時の喜びと、その作品を 多くの人に観て頂いて、少しでも、心を和ませてくれるものならば、糸にだって、命はあるものだと、思います・・・タテイングレース は英国の技法でも、日本で 親しまれ、人の心に ひとときでも やすらぎを与えたのであれば、「 命 ( みこと ) 」 として 供養してあげたいですかれね ・・・・