僕にとって番組改編時期は忙しく、
それは貯めたアニメと新アニメに目を通さなければいけないからです。
今週から新アニメが始まるので、今週は求職活動以外ずっとアニメを見てました。
それで、今期は見るアニメが極端に少なかったので、
今期というより秋アニメの2クールものを多く見ました、
後映画を少々、なので感想をまとめて残しておこうと思います。
先ず今期アニメの感想、
たまこまーけっと:可もなく不可もなく、京アニだから見れました。京アニ演出は丁寧で上手いです、
それでいて暗喩なども含まれていて見ていて楽しいのですが、今作はストーリーが無難すぎてまぁまぁといった印象でした。
まおゆう魔王勇者:狼と香辛料のスタッフで内容も経済的な要素が強く、狼と香辛料と酷似する点が多く見られました。
一話では微妙かと思いましたが、本格的に経済とファンタジーが合わさっていた様に思え最終的には面白かったです。
特にメイド姉は演説までの伏線が上手く、演説は泣けました。
それぞれのキャラの役割と物語の展開が上手く作用していて、構成が上手く最初から練り込んで作り上げたんだろうなと思えました。
次に前期からの継続を、
継続ものは後、ジョジョとマギが残っていますがとりあえず見たものをまとめます。
絶園のテンペスト:一話の掴みが完璧でした。戦闘能力のない主人公二人がそれぞれの目的のために頭脳戦を繰り広げ果ては世界を救ってしまう。
周りの大人たちを故意か無意識か、突き動かしてしまう主人公二人は魅了的でそれでいて異様でした、
しかしそれを糾弾する、キャラもいたりして。
ミステリー要素も強く、ファンタジー要素を強く出しながら今後どうなるのかと考えることが楽しいアニメでした。
作中にもよく引用される、シェイクスピアのハムレットとテンペストは同じ悲劇でありながら締め方は別物で、
その作品の内容を上手くそれぞれの主人公に当てはめてキャラを作り上げられいると感じました。
原作が三人からなる合作だからか、そういった主人公二人のキャラの完成度と異様さ、そして物語の展開は非常に素晴らしかったです、
原作である漫画は続いているようですが、アニメは完全に終わっていて、どこからがアニメのオリジナルなのかわからなく漫画に興味が持てました。
サイコパス:攻殻機動隊を超える本格SFと銘打っていたプロダクションIG制作のオリジナルアニメでしたが、
超えるというには足りないと思いました。
主要キャラが刑事でありがなら思慮が浅く、未熟さが全面に出ていて
成長していくさま、パス数値だけの表現に頼りすぎている気がしました。
あと特定キャラを賢く見せる演出に周りを馬鹿にするというのがあって、
これは一番安易な天才キャラの演出方法だと思います。
そしてこの作品はこれが多々ありました、見ている僕は何故それでキャラの評価が上がっていくのか謎でした。
またシビラシステムに完全管理された東京が舞台ですが、
そのシビラシステムの設定だけをねりこみ、それだけにSF要素を詰め込み
それ付随しているだけの設定が多かったです。
これはいわゆるディストピアで、攻殻機動隊とは違うSF姓だと思いますが、
あまりにシビラシステムに委ねている環境下で、
シビラシステムに反旗を翻す事を決意しての完結はあまりに不完全燃焼で、
すでに第二期を見据えたみたいな締め方が気になりました。
他にもキャラクターの渋さのなさや等、何故攻殻機動隊とくらべたのか疑問な内容でした。
新世界より:PVを見た時の期待値が一番高い作品で、一話を見ずずっと貯めてました。
そして一気に見たまずの感想は、一気にみないと整理がしづらそうな内容と思いました。
この作品は異例のOPがなく、本編冒頭にテロップが流れるという手法をとっていて、
そのテロップの演出が各話ごとに違ってそこでもこだわりが伺えました。
原作は1000pにもなる長編小説でそうしないとすべてを描けないと思われたのでしょう、
実際毎回OP分を本編すると一話分になってこの一話は物語を描く上で結構大きいです。
この作品はSF怪奇ミステリーと言った感じでしょうか、
SFは大きく分けて2つあると思います、
一つはこのまま技術が発展していった場合、一つは行き過ぎた技術から文明が崩壊した場合。
前者は攻殻機動隊で後者は風の谷のナウシカでしょうか。
後者はファンタジー色が強いですが、前文明として今の文明があてがわれているのでやはりSFだと思います。
そして新世界よりは後者です。
後者の場合、何故文明が崩壊したのか、そして崩壊後の世界でどうやって人が生きるのかが面白いところだと思います。
今作は主人公たちの子供から成人までがひとつの物語になっていて、
主人公たちが成長していくに連れて見えてくる日常のいびつさが非常に面白いところです。
今の文明が崩壊してから1000年後の世界が舞台で、
自分たちの祖先が何者で自分たちは何故そういったしきたりの元で暮らしているのか。
この作品の世界観を作っている、一種の気味悪さはそのまま見ている僕にも投影されている部分があって、
それがこの作品に引き込まれていく要因でした。
登場人物たちがどうやって真相にたどり着くのかが楽しみで毎話見てました。
ミステリー要素がありまたメッセージ性もありました。
化けネズミとは、多分こういうことを暗喩しているだろうなと思っていたら
暗喩どころかそのものだったいうこと、そしてバケネズミが言ったセリフとそれを嘲る人たち、
多分その対比がこの世界を生み出した原因なんだと、
それが最後にわかる所もそれまでの話で伏線がいくつもあったことも、
些細なことのすべてに意味があり非常に楽しめた作品でした。
ロボティクスノーツ:シュタインズゲートが面白かったので見たのですが、SF要素も少なく盛り上がりに欠け、
シュタインズゲートがなければ一話で切るレベルでした。
話の流れとしては、友達グループで一つの目標のために頑張っていたら、実はそれが世界を揺るがす大事でそれを解決して終わりって感じで
大体一緒で、主要キャラが癖が強い人たちの集まりと一緒なのに何故こんなに差が生まれたのか自分の中での謎ですが、
明確なのは、
シュタインズゲートの時は中盤から次が見たくてたまらないとなっていたのにロボティクスノーツは最後まで一度もそんな気分にならなかったのと、
シュタインズゲートは登場人物たちの会話が笑えたり面白かったのにロボティクスノーツにはそれがほぼなかったこと。
シュタインズゲートはタイムマシンがテーマでロボティクスノーツはAR技術がテーマになっていた様に思います。
シュタインズゲートは昔からよく使われるタイムマシンというSFネタのため引用がいくらでもありました、タイターとかは今でも良い味醸しだした都市伝説だと思います。
代わってAR技術は最近一般化され始めた技術で引用元が少ない、なのでロボット要素を足したのかもしれません、
ロボットもSFネタとしては昔からありますが、ロボットでミステリーは難しい気がします。
そのロボット要素も高校生が作れるレベルから始まり、
最後に巨大ロボットができますがそれもやっと進める程度なので、
結局高校生が作れる範疇での最大限のロボット要素をそのまま押し出した結果、
ほとんどミステリー性もなく、かと言って普通のロボットものの様に主人公機が敵機をなぎ倒すという熱血パターンもなく
中途半端な感じに落ち着いてしまった気がします。
仮にそのロボットを作る中で芽生える友情とかサクセスを演出したいだとしたら、
部員五人が揃うことはほとんどないし、何故その少ない接点で好感が持てるかという疑問も出てきます。
多分、ロボティクスノーツはシュタインズゲートみたいに考えてみるアニメではなく、
考えずに見るアニメの分類だったんだと思います。
次はアニメ映画を、
いばらの王:原作者である岩原裕二の漫画は好きで全作品持ってます、中でもいばらの王はお気に入りにでそのアニメ化を知り喜びました、
ただ地元では上映せずDVDを待っていたら忘れていて今更ながら借りて来ました。
それで見た感想ですが、漫画とは別物すぎてなんとも。
多分漫画よりはまとまっているのかもしれません、また漫画を映画尺にすることが出来なかったのかもしれません、
ただあまりに物語が別物過ぎて映画化する必要があったのか疑問です。
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's:なのは映画第二弾です。
このシリーズの見どころはやはりTV版との比較だと思います。
TV版でのあのシーン・デザインが映画でこうなりました、それを見るのが楽しいです。
A'sはTV版でも一番好きな話です、そして映画でも良かったです。
なのはの好きなところは、魔法の設定とデバイスのデザインです。
魔法はデバイスといわれる機械的なデザインの杖が魔法の特性により変形して発動することが多く、
A'Sでは更にその杖にリロード機能、つまり弾をリロードして更に威力を上げる機能がつきます。
このリロードがマガジンとリボルバーがあります。
魔法を打つときの変形に加え更に弾をリロードするこの演出が熱く大好きです。
今作は二時間半と映画しては長めですが、苦なく見れました。
前作と同様、TV版のシーンを元に描き直し更に追加シーン設定があり、
TV版を見た人も楽しめる内容になっています。
戦闘作画演出ともに、前作から引き続き、
いえキャラが増えた分ド派手さも増しています。
ほとんどに於いていい所しかありませんが、
ただひとつ言いたいのは、守護騎士が復活するシーンの口上を何故カットしたのか、
あそこも後半の熱いシーンの一つだったのに。
コードギアス亡国のアキト第一章:映画で複数の章からなるので終わってから見ようと思っていたのですが
この機会に見てみることにしました。
とりあえず反逆のルルーシュ程の疾走感はありませんでした。
あの一話から矢継ぎ早に切り替わっていく展開が魅力だったのですが、前編50分大した盛り上がりがなく終わりました。
反逆のルルーシュとはスタッフがまったく違うので、これは時代設定などが一緒の別物と考えたほうが良いようです。
一章は普通のロボットアニメでした。
おおかみこどもの雨と雪:細田守監督の三作目。
細田守監督は、宮崎駿監督ほどではないですが子どもから大人までみんなが見れる少ない監督の一人だと思います。
細田守監督の作風は、現実感のある人間風景の中に少しのSFだと思います。
なので高畑勲監督に近い作風なのかもしれません。
今作も、若いながらに夫が事故死し二児のシングルマザーになった主人公の話で、ここまでは現実感がありますが
ただその子どもが狼男との子どもでした。
狼に変身出来る子どもたちの育児がこの話のテーマで、
多分育児経験の女性が一番いろいろ感じ取れるんだと思います。
僕は男性で育児経験もないので、
単にテーマどおりの見方でみました。
先ず、時をかける少女やサマーウォーズでは後半で泣く部分がありましたが、
今作はありませんでした。
それはこの作品のテーマ上感情移入出来る部分が少なかったからですが、
面白くなかったわけではありません。
二人の子どもは、それぞれが人として狼として生きる道を自分で選びます、多分これが全てで、
そこには確たる盛り上がりなどはなく、日記を読み解く様な抑揚であった方が自然だと思えました。
今作は子ども向きではなく大人向きだと思います。
という感じで最近見た作品の感想をまとめて上げました。
それと当初つけていた点数ですが面倒になったので、お気に入りに星をつけるだけにしようと思います。
後はジョジョとマギですが、実は秋アニメがいくつか残っていて、更に見る予定でずっと置いてある、
まどか☆マギカとCLANNADがあります。
この際全部見ようかとも思っています。
それは貯めたアニメと新アニメに目を通さなければいけないからです。
今週から新アニメが始まるので、今週は求職活動以外ずっとアニメを見てました。
それで、今期は見るアニメが極端に少なかったので、
今期というより秋アニメの2クールものを多く見ました、
後映画を少々、なので感想をまとめて残しておこうと思います。
先ず今期アニメの感想、
たまこまーけっと:可もなく不可もなく、京アニだから見れました。京アニ演出は丁寧で上手いです、
それでいて暗喩なども含まれていて見ていて楽しいのですが、今作はストーリーが無難すぎてまぁまぁといった印象でした。
まおゆう魔王勇者:狼と香辛料のスタッフで内容も経済的な要素が強く、狼と香辛料と酷似する点が多く見られました。
一話では微妙かと思いましたが、本格的に経済とファンタジーが合わさっていた様に思え最終的には面白かったです。
特にメイド姉は演説までの伏線が上手く、演説は泣けました。
それぞれのキャラの役割と物語の展開が上手く作用していて、構成が上手く最初から練り込んで作り上げたんだろうなと思えました。
次に前期からの継続を、
継続ものは後、ジョジョとマギが残っていますがとりあえず見たものをまとめます。
絶園のテンペスト:一話の掴みが完璧でした。戦闘能力のない主人公二人がそれぞれの目的のために頭脳戦を繰り広げ果ては世界を救ってしまう。
周りの大人たちを故意か無意識か、突き動かしてしまう主人公二人は魅了的でそれでいて異様でした、
しかしそれを糾弾する、キャラもいたりして。
ミステリー要素も強く、ファンタジー要素を強く出しながら今後どうなるのかと考えることが楽しいアニメでした。
作中にもよく引用される、シェイクスピアのハムレットとテンペストは同じ悲劇でありながら締め方は別物で、
その作品の内容を上手くそれぞれの主人公に当てはめてキャラを作り上げられいると感じました。
原作が三人からなる合作だからか、そういった主人公二人のキャラの完成度と異様さ、そして物語の展開は非常に素晴らしかったです、
原作である漫画は続いているようですが、アニメは完全に終わっていて、どこからがアニメのオリジナルなのかわからなく漫画に興味が持てました。
サイコパス:攻殻機動隊を超える本格SFと銘打っていたプロダクションIG制作のオリジナルアニメでしたが、
超えるというには足りないと思いました。
主要キャラが刑事でありがなら思慮が浅く、未熟さが全面に出ていて
成長していくさま、パス数値だけの表現に頼りすぎている気がしました。
あと特定キャラを賢く見せる演出に周りを馬鹿にするというのがあって、
これは一番安易な天才キャラの演出方法だと思います。
そしてこの作品はこれが多々ありました、見ている僕は何故それでキャラの評価が上がっていくのか謎でした。
またシビラシステムに完全管理された東京が舞台ですが、
そのシビラシステムの設定だけをねりこみ、それだけにSF要素を詰め込み
それ付随しているだけの設定が多かったです。
これはいわゆるディストピアで、攻殻機動隊とは違うSF姓だと思いますが、
あまりにシビラシステムに委ねている環境下で、
シビラシステムに反旗を翻す事を決意しての完結はあまりに不完全燃焼で、
すでに第二期を見据えたみたいな締め方が気になりました。
他にもキャラクターの渋さのなさや等、何故攻殻機動隊とくらべたのか疑問な内容でした。
新世界より:PVを見た時の期待値が一番高い作品で、一話を見ずずっと貯めてました。
そして一気に見たまずの感想は、一気にみないと整理がしづらそうな内容と思いました。
この作品は異例のOPがなく、本編冒頭にテロップが流れるという手法をとっていて、
そのテロップの演出が各話ごとに違ってそこでもこだわりが伺えました。
原作は1000pにもなる長編小説でそうしないとすべてを描けないと思われたのでしょう、
実際毎回OP分を本編すると一話分になってこの一話は物語を描く上で結構大きいです。
この作品はSF怪奇ミステリーと言った感じでしょうか、
SFは大きく分けて2つあると思います、
一つはこのまま技術が発展していった場合、一つは行き過ぎた技術から文明が崩壊した場合。
前者は攻殻機動隊で後者は風の谷のナウシカでしょうか。
後者はファンタジー色が強いですが、前文明として今の文明があてがわれているのでやはりSFだと思います。
そして新世界よりは後者です。
後者の場合、何故文明が崩壊したのか、そして崩壊後の世界でどうやって人が生きるのかが面白いところだと思います。
今作は主人公たちの子供から成人までがひとつの物語になっていて、
主人公たちが成長していくに連れて見えてくる日常のいびつさが非常に面白いところです。
今の文明が崩壊してから1000年後の世界が舞台で、
自分たちの祖先が何者で自分たちは何故そういったしきたりの元で暮らしているのか。
この作品の世界観を作っている、一種の気味悪さはそのまま見ている僕にも投影されている部分があって、
それがこの作品に引き込まれていく要因でした。
登場人物たちがどうやって真相にたどり着くのかが楽しみで毎話見てました。
ミステリー要素がありまたメッセージ性もありました。
化けネズミとは、多分こういうことを暗喩しているだろうなと思っていたら
暗喩どころかそのものだったいうこと、そしてバケネズミが言ったセリフとそれを嘲る人たち、
多分その対比がこの世界を生み出した原因なんだと、
それが最後にわかる所もそれまでの話で伏線がいくつもあったことも、
些細なことのすべてに意味があり非常に楽しめた作品でした。
ロボティクスノーツ:シュタインズゲートが面白かったので見たのですが、SF要素も少なく盛り上がりに欠け、
シュタインズゲートがなければ一話で切るレベルでした。
話の流れとしては、友達グループで一つの目標のために頑張っていたら、実はそれが世界を揺るがす大事でそれを解決して終わりって感じで
大体一緒で、主要キャラが癖が強い人たちの集まりと一緒なのに何故こんなに差が生まれたのか自分の中での謎ですが、
明確なのは、
シュタインズゲートの時は中盤から次が見たくてたまらないとなっていたのにロボティクスノーツは最後まで一度もそんな気分にならなかったのと、
シュタインズゲートは登場人物たちの会話が笑えたり面白かったのにロボティクスノーツにはそれがほぼなかったこと。
シュタインズゲートはタイムマシンがテーマでロボティクスノーツはAR技術がテーマになっていた様に思います。
シュタインズゲートは昔からよく使われるタイムマシンというSFネタのため引用がいくらでもありました、タイターとかは今でも良い味醸しだした都市伝説だと思います。
代わってAR技術は最近一般化され始めた技術で引用元が少ない、なのでロボット要素を足したのかもしれません、
ロボットもSFネタとしては昔からありますが、ロボットでミステリーは難しい気がします。
そのロボット要素も高校生が作れるレベルから始まり、
最後に巨大ロボットができますがそれもやっと進める程度なので、
結局高校生が作れる範疇での最大限のロボット要素をそのまま押し出した結果、
ほとんどミステリー性もなく、かと言って普通のロボットものの様に主人公機が敵機をなぎ倒すという熱血パターンもなく
中途半端な感じに落ち着いてしまった気がします。
仮にそのロボットを作る中で芽生える友情とかサクセスを演出したいだとしたら、
部員五人が揃うことはほとんどないし、何故その少ない接点で好感が持てるかという疑問も出てきます。
多分、ロボティクスノーツはシュタインズゲートみたいに考えてみるアニメではなく、
考えずに見るアニメの分類だったんだと思います。
次はアニメ映画を、
いばらの王:原作者である岩原裕二の漫画は好きで全作品持ってます、中でもいばらの王はお気に入りにでそのアニメ化を知り喜びました、
ただ地元では上映せずDVDを待っていたら忘れていて今更ながら借りて来ました。
それで見た感想ですが、漫画とは別物すぎてなんとも。
多分漫画よりはまとまっているのかもしれません、また漫画を映画尺にすることが出来なかったのかもしれません、
ただあまりに物語が別物過ぎて映画化する必要があったのか疑問です。
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's:なのは映画第二弾です。
このシリーズの見どころはやはりTV版との比較だと思います。
TV版でのあのシーン・デザインが映画でこうなりました、それを見るのが楽しいです。
A'sはTV版でも一番好きな話です、そして映画でも良かったです。
なのはの好きなところは、魔法の設定とデバイスのデザインです。
魔法はデバイスといわれる機械的なデザインの杖が魔法の特性により変形して発動することが多く、
A'Sでは更にその杖にリロード機能、つまり弾をリロードして更に威力を上げる機能がつきます。
このリロードがマガジンとリボルバーがあります。
魔法を打つときの変形に加え更に弾をリロードするこの演出が熱く大好きです。
今作は二時間半と映画しては長めですが、苦なく見れました。
前作と同様、TV版のシーンを元に描き直し更に追加シーン設定があり、
TV版を見た人も楽しめる内容になっています。
戦闘作画演出ともに、前作から引き続き、
いえキャラが増えた分ド派手さも増しています。
ほとんどに於いていい所しかありませんが、
ただひとつ言いたいのは、守護騎士が復活するシーンの口上を何故カットしたのか、
あそこも後半の熱いシーンの一つだったのに。
コードギアス亡国のアキト第一章:映画で複数の章からなるので終わってから見ようと思っていたのですが
この機会に見てみることにしました。
とりあえず反逆のルルーシュ程の疾走感はありませんでした。
あの一話から矢継ぎ早に切り替わっていく展開が魅力だったのですが、前編50分大した盛り上がりがなく終わりました。
反逆のルルーシュとはスタッフがまったく違うので、これは時代設定などが一緒の別物と考えたほうが良いようです。
一章は普通のロボットアニメでした。
おおかみこどもの雨と雪:細田守監督の三作目。
細田守監督は、宮崎駿監督ほどではないですが子どもから大人までみんなが見れる少ない監督の一人だと思います。
細田守監督の作風は、現実感のある人間風景の中に少しのSFだと思います。
なので高畑勲監督に近い作風なのかもしれません。
今作も、若いながらに夫が事故死し二児のシングルマザーになった主人公の話で、ここまでは現実感がありますが
ただその子どもが狼男との子どもでした。
狼に変身出来る子どもたちの育児がこの話のテーマで、
多分育児経験の女性が一番いろいろ感じ取れるんだと思います。
僕は男性で育児経験もないので、
単にテーマどおりの見方でみました。
先ず、時をかける少女やサマーウォーズでは後半で泣く部分がありましたが、
今作はありませんでした。
それはこの作品のテーマ上感情移入出来る部分が少なかったからですが、
面白くなかったわけではありません。
二人の子どもは、それぞれが人として狼として生きる道を自分で選びます、多分これが全てで、
そこには確たる盛り上がりなどはなく、日記を読み解く様な抑揚であった方が自然だと思えました。
今作は子ども向きではなく大人向きだと思います。
という感じで最近見た作品の感想をまとめて上げました。
それと当初つけていた点数ですが面倒になったので、お気に入りに星をつけるだけにしようと思います。
後はジョジョとマギですが、実は秋アニメがいくつか残っていて、更に見る予定でずっと置いてある、
まどか☆マギカとCLANNADがあります。
この際全部見ようかとも思っています。
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