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パディントン。

2016-02-03 21:31:52 | 感想
結構面白かったです、是非続編を見たい作品でした。

何故ああいうハートフルなコメディ物って、意外に心にささる名台詞をいれてくるのか、
笑って泣けるあの感じはドクタードリトルに似ています。

ストーリー展開は王道で、無垢なパディントンが有名になってそれを狙う悪役居てそれを倒して大団円というものですが。

コメディの部分が結構面白く、それでいて構図とか構成も凝っていて面白かったです。

最初に、パディントンが家族と出会った時に、後ろのお店の名前のLOST&FOUNDというネオン看板のFOUNDが光ったのはいい演出でした。
そのシーンのお店の明かりが漏れてパディントンだけに光があたって周りが暗めになっているのとか、
チワワを抱いてエスカレーターを降りるパディントンとか、所々一枚絵の様な良い構図が目につきました。

序盤で、母親の挿絵のヒーローが思いつかないとか、下水道に入りたくないという長女とか、ずっと付きまとう鳩と食べないママレードサンドとか、
色々な伏線を最初はギャグで最後には締めや正念場に持ってくるのとか構成がしっかりしているなと思いました。

笑いと感動の幅がちょうどよくて、劇場だったので我慢しながら見てたんですがお父さんが女装して針をチクチク刺されたあとグサッとのシーンの、
一旦間を開けてからのグサッで我慢しきれませんでした。

かと思ったら、長女の独白シーンで、初めての場所に不安だったのという長女に、わかるよその気持ちというパディントンとか泣ける。

この作品の良さは王道の展開の中にあるギャグとハートフルな台詞にあると思いますが、
なにより無垢なのに紳士的なパディントンが非常に良いキャラクターでした。

ちゃんと礼儀をわきまえ、敬語で話し、誰にでも優しく接する、でも人間の文化が分からずてんやわんやしてしまう無垢な所もある、
そのギャップに愛着がわきました。

この前見たミニオンズも、プランクトンからボスにひっついて鞍替えしながら進化していったというオープニングから始まって、
始終不思議な生物のでも意外に良いお尻のミニオンズに笑いましたがが、マスコットの的なキャラクターが右往左往する話は面白いと思いました。

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