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FF15 その4。

2016-12-07 23:39:28 | ゲーム
ストーリーをクリアしました、プレイ時間33時間、レベル47でした。

そして総評、どうしてこうなった。

これからの感想はネタバレが多くありますのでご注意を。

まずよかった点から言いますと、

オープンワールドが非常によく表現されていて生物の営みやそれらと共存する人間たちの街並みや育みという情景がよかった。

終わり。

一昨日までの僕は始めの大陸で、サブクエをしながらの探索が楽しくてストーリーが進められていないことに少し焦りを感じていました、
しかしこの世界がさらに広がっていると思ってストーリーを進めたのがいけなかった、
この後に広がる世界は、申し訳程度に海を渡った先の水の都と申し訳程度の雪山だけで、しかも雪山は通り過ぎるだけでした。

もはや僕がやっていたチャプター3での探索が一番15の世界を楽しめるプレイ方法だったのではと思えるほどに進めれば進めるほどおかしなことになっていく。

最初に予兆を感じたがグラディオが何故か離脱した時。
そしてルナフレーナが出会った思ったら死んで、描写されていない部分でラストまで響く傷で失明するイグニス、
おもむろに帝国出身だったことを告白するプロンプト、因縁ありげに出てきておいてほとんど接点ないまま使い捨てられる将軍。
将軍は中村悠一ボイスという印象でほとんど接点がないので名前すら覚えれませんでした。

沢城みゆきボイスの竜騎士も一度共闘して再開したら帝国軍を離脱して傭兵団でボランティア活動をしているとか言い出すし。

自国を滅ぼした帝国が敵のはずなのに全然描写されないなと思いながら帝国に乗り込んだら無人の廃工場みたいなところだし、
そのうえものすごく面倒くさい上に、シガイの設定をさらっと告白、それをノクティスさらっと受け止め特に葛藤なしとか、

もうねストーリー面がひどすぎて今まで何していたんだレベル。

オープンワールドで生態を表現したいのならそれはネットゲームで良くて、
そこにRPG要素を入れてきたならストーリーにもちゃんと力をいれろと言いたい、
いや力を入れなくてももっとましなものになっただろうと、
これじゃあ単に技術だけをとりいれてそれを活かすだけための舞台設定としか思えない。

最初の方はチャプター毎に話が進んでいるのか進んでいないのかわからないと思いながらやっていましたが、
途中から話も途絶え途絶えになりチャプターが進むと何故か場面が大きく変わっているみたいことになり、
帝国に乗り込むあたりでこれが中盤でこれから盛り上がるのだろうと思いながらやっていたら、最終局面だとか言い出すので言い逃れできない状態になり。

ここからいいストーリーになる気がしないと思いつつも進めましたが、
結局うさんくさい男のアービンが敵じゃないのかと思ったらやっぱり敵でしかもラスボスで、何か深い意味があるのかと思ったら、
王の家系の先祖に王の血筋を乗っ取られたから腹いせとかね、藤原啓二の演技があればこそ見れただけでキャラクターとしては矮小もいいところ。

しかも第二形態もなく終わっていく、そこはもはや長引かされても困るのであっさり終わってよかったですが。

ストーリー面はこんなところです。

次成長システム。

成長システムは10からの流れでAPを消費してのアビリティを獲得方式ですが、ほかの作品に比べてマスが少ない。
よって成長している実感や新たなアビリティを覚えた快感は皆無。

バトルは、リアルタイムでアクション性の強いものになっています。

直感的に動くことができて非常に楽しいのですが、武器の種類に対して装備欄が少なく持ち替えての戦闘がスムーズにしづらい。
魔法が味方にも当たるためつかいづらい、これは命令を下すコマンドがあれば解消できた気がしますが、
結局残留する魔法効果、火なら地面が燃えるなどにあたるとやけど状態になるためあまり意味はない。

また一度もゲームオーバーにならずにクリアできたわけですが、
このゲームはHPが0になってもピンチ状態になり最大HPが徐々に減っていきます、その間に回復すればOKで、
なおかつピンチ状態で0になっても蘇生アイテムを使えば蘇生ができ、連続で使えるためアイテムさえあれば死ぬことはありません。

そのためかダメージ範囲や数値が高めになっており、回復魔法も全体ではなく使用者のみなうえクールタイムがあるため、
回復薬がぶ飲みが強敵戦の場合、デフォルトになり、
そうなってくると回避する意味がなくなるのでひたすら攻撃、ピンチになりそうになったら回復という脳死プレイに落ち着きます。

パリィはそのあとに大きな攻撃チャンスにつながることが多いので狙いますが。

というわけで、

世界観は最高にいいですが、物語は最低、成長システムも低く、バトルはまぁまぁと、
面白くできそうな技術力があるにも関わらずどうしてこうなったというのが総評です。