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2016 冬アニメ その2。

2016-02-13 11:38:17 | 感想
次は最後まで見れそうな作品。

・この素晴らしい世界に祝福を!


意外に面白い。

1話で女神がクズで主人公が腹いせのためにファンタジー世界に一緒に連れて行くという流れが良くて見始めましたが、
テンポの良さは失速せずにいい雰囲気が出てます。

ヒロインたちが曲者ばかりでボケ担当、主人公がそれに振り回されるツッコミ担当で役割分担がちゃんとされていて、
なおかつファンタジーでの日常生活もの?として一貫しているのでぶれていないので見やすい。

例えばここに恋愛要素とか、攻略要素が出てくるとギャグがうすまってテンポも悪くなると思います。

カットでの主役とは別に野次とか周りのキャラが動いているのが細かくて画面も賑やかで見ていて楽しい作品です。
女神のダメガミっぷりが良いです。

流石の金崎貴臣監督です、これはゾンビですが?の様に、ギャグとキャラクターの仕草とかの掘り下げが上手い。

・ブブキブランキ


1話が良かったその2、サンジゲン制作のオリジナル3DCGアニメ。

3DCGも大分技術力が上がってきて見れるようになってきました。
それでも2Dに比べて仕草や表情の細かさやケレン味っぷりと一緒ぐらいになっている事はありませんが。

多分そこは2Dの強みであってどれだけ3Dが真似ようとも一緒になる事はないだろうと思いますが、
それでも顔芸は大分頑張っていると思います。

子どもたちを主役に据え悪い奴らが大人とジュブナイル的要素が強く、
子ども達のブブキは派手で奇抜なのに対し、大人たちの実践的で無骨とわかりやすい対比になっています。

最初は能力バトルものかと思ったら、まさかのブブキがロボットのパーツで主人公はそれを操る能力とロボット要素もありました。
しかもそれが肩乗りで、ずんぐりむっくりで鉄人28号みたいと思いました。

母親や妹の所在、EDから見るにレオコも主役級の扱いがありそうで、今後の展開が気になる所です。

1話の母親との繋がりである希望の象徴の王舞が骨だけになっているラストカットは良かったです。

・無彩限のファントム・ワールド


昔から京アニは作画の良さを使ったフェチズム的なエロ表現は散見できましたが、
甘ブリあたりからコメディでそれを前面に出してくるようになった気がします。

直接的なエロ、胸がはだけるとかパンツが見えるとかでなく、
胸の揺れとか質感表現とキャラの動きで色気を出してくる辺り京アニの拘りを感じます。

問題は相変わらず作画が良くて物語が微妙な所です、今回はコメディなのでそこまで気になりませんが。