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2016 冬アニメ その1。

2016-02-12 06:56:58 | 感想
冬アニメも中盤に差し掛かっていますが今更ながら序盤の感想まとめです。

先ずは様子見作品。

・少女たちは荒野を目指す


アニメ放送後に発売予定のゲームの販促用で、
本編は二部編成らしくそれの一部のみアニメで放送するようです。

内容はパソゲーを学生たちで作るというテーマで、冴えない彼女の育て方を連想しましたが、
こちらはそれよりキャラデザや設定がリアルよりな作りになってます。

今のところトントン拍子で話は進み一気に仲間が集まってみたら殆ど主人公の身内というのは展開上良いですが、
ヒロインが本気で商業として成功させたいわりに独りよがりで周りを巻き込んでいるのに自分の信念をひた隠しにし、
そのヒロインと対立するキャラを出すことで何かしら進展があるかとおもいきや妙な展開でおざなりになってしまった。

本気で商業を目指すなら楽しむべきではないっていうテーマで口論するなら、
今作のメインテーマでもあるので何かしらの決着を見せてくれないとこの作品がどうしたいのかわからない。

冴えない彼女の育て方でもそうでしたが何故無意味な口論シーンを入れるのだろうか、

口論といえば、上前を取っ払って自分の真理に近い所を言葉にしているからこそ譲れず対立するわけで、
お互いにそれをさらけ出し合ってその後に理解を深めるそういう展開にこそふさわしいと思うわけです。

だからこそ口論が済んだ後に視聴者がポカーンとするのはいけないと思うわけで、
一応心理描写に重きを置いていると信じてもう少し見てみようと思います。

・蒼の彼方のフォーリズム

オリジナルの競技を通してヒロインたちが成長していくスポ根ものという感じでしょうか。

主人公が昔有名な選手で今は辞めてコーチ役だったり、作品内で強めのキャラと戦う事になって、ヒロインが初めてなのにセンスのある所を見せるとか、
1話の流れがワルキューレロマンツェとかぶりますが、まぁヒロインたちを軸にして主人公が関わってくるならそういう設定になっていくのだろうか。

今のところ、主人公がコーチとして優秀みたいになってますがオリジナルの競技だけに凄さがわかりづらいのと、試合に華を感じないです。

1話の構成は冬アニメの中でも良いほうで、序盤の子どもころの思い出に繋がって主人公のセンスがかいま見える所や、
笑顔で自己紹介で1話が終わる所が印象的でした。


・ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜

学校生活にある奇妙な事をミステリー風に拡げ解決していくという話なのかと思ったら、
吹奏楽部のメンバーを集めるためにメンバーに関わるミステリーを解決していくという感じで、とりあえず吹奏楽部の方はついでっぽいですが、
それでミステリー部分が良いかというと微妙な感じ。

ハルに天才設定があればいいけど特に無いしそれであれは万能すぎで面白みが無いです。
後は男なのに男の先生が好きとかあからさまなインパクト重視の設定とか。

最初の方はまだ良かったですが、マンション全体が貯金箱の話は荒唐無稽過ぎてひどかったです。

ピーエーワークス制作だけあって作画は安定しているし仕草も良いですが、吹奏楽部なのでキャラクターの数が多く、
なおかつ部員集めのために新キャラ主体の謎解きになるため他のキャラが中々出てこないのでキャラクターに愛着が湧かないのが難点です。
チカのアホ加減は可愛いですが。

・アクティヴレイド -機動強襲室第八係-

最初に特殊課の説明が入ったり、周りから煙たがられる特殊課とか、
ノリが昔のアニメみたいで谷口悟朗監督、荒川稔久脚本ということで、安心して見れます。

ゴミ屋と言われる特殊課の面々の日常と、近未来の情勢、現代のいじりを混ぜている感じが、
パトレイバーに似ていて面白いです。