日々、感謝。

日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

フランス滞在記 24日目の1。

2012-03-22 06:34:54 | フランス滞在記
朝チェックアウトするため階段を降りていくと食堂でホテルの人が朝ごはんの用意をしていたので
ボンジュールとあいさつをしてチェックアウトのために二人でフロントまでおりる途中、

ホテルのお兄さん「よく眠れたかい?」

僕「?」

今度は英語で、
ホテルのお兄さん「よく眠れたかい?」

僕「ええ!よく眠れました!」

ホテルの人「それは良かった」

フロントで鍵を返して、メルシーオヴォワーとホテルを出ました。

びしょ濡れやん、でも通り雨だったようで今は降っていないです。


先ずは普通列車でRODEZ行きに乗ってアルビ(ALBI)に行きます。

これがフランスの普通列車。


車両に入り緑のボタンを押して座席のエリアに入ります。


中はこんな感じで広いので普通列車でもゆったり出来ます。


コンセント付き。


約一時間でアルビ駅に到着。


タルン川を目指して歩きます。


今までと違って田舎的な落ち着いた雰囲気。




お、要塞な様なものを発見。




何処に行ってもおとぎの世界。








サントセシル大聖堂の一部。

レンガがすごく細かい、近くで見ると目がチカチカします。




タルン川が見えました!


タルン川ほとり。


叙情的で落ち着きます。


川沿いに歩きます。






















橋の上から望むアルビの町並み。


道を挟んだ向こう側の景色を撮ろうと走る車が切れるタイミングを見計らっていたら、
邪魔にならない手前で車が止まってくれて写真が撮れました、フランスのお兄さんに感謝です。

因なみに信号待ちでそこまで車が並んでいたので出来たことです、なにもない所止まってくれたわけではないです
それは危ないので。

さて今度はサントセシル大聖堂を目指します。



裏道を行きます。




うーん良い路地裏具合。




到着。






内陣を仕切るジュベと呼ばれる壁。


大聖堂内部。


これまでと違うのはその装飾の多さと細かさでしょうか、
壁や柱の隅々まで施されています。









内陣側は3€で入ることが出来ますが、時間がないので止めました。

電車の時間が迫っていて若干のあせりを感じつつ早足で駅を目指します。






シャルトルで見た幹と枝が分かりづらい木、そこまでが幹ということかな。


駅に戻って来ました。

9:50発に乗ってトゥールーズへ。 


アルビ駅から望むサントセシル大聖堂。


10:44 トゥールーズに戻って来ました。


次の電車まで時間があるのでパン屋さんで食べ物を買うことにしました。

さてここで言葉が分からない場合の買い方を紹介。

先ずガラスケースの商品を見て買う品を予め決める。

決まったら店員さんに笑顔でボンジュールと挨拶をする。 

これが重要です。相手の態度に違和感がしたときは大体声が小さくて聞こえていなかったとかで、
礼儀正しくすればフランス人はみな優しい。

笑顔でボンジュールと返してくれれば意思疎通は完璧、
後は指差しとジェスチャーでガラスケース内の商品を取ってもらいます、商品があっていったらウイと笑顔で言いましょう。

会計をするときは、セコンビアン?(いくら?)発音適当でも大丈夫、それか親指を立ててグッドの形をとるなどすると察してくれます。

値段はレジがあるところは表示されるので安心ですが、レジがない場合はメモ帳とペンを差し出して書いてもらいます。

支払いを済ましたら最後にメルシーオヴォワーと言って笑顔で去りましょう。

メルシー(ありがとう)だけでもいいですがオヴォワー(さようなら)をつけるとなお良いようです。

そんな感じで買ったのがコレ。

よくわからない具のピザ。


言葉が分からない場合、何を使った料理なのか分からないので食べるまで味が想像できないドキドキ感があります。

さて一口。

(・・・・・?)

よく分からない味がしました、もう一口。

(・・・・・・・・・)

うん、日本にはない味で、おからの様なもさもさしたものがその味の正体、
味は魚のような青臭さがすーと鼻に抜けるような感じ。

感想、僕の舌には合いませんでした。

ぬーぬーと悶絶しながら食べきり次の目的地、カルカッソンヌ(CARCASSONNE)に行くため、
NORDONNE行き 11:54発のTGVに乗り込みます。

12:54 カルカッソンヌ着。


カルカッソンヌはヨーロッパ最大規模の城塞が残る場所、城塞を目指して歩きます。


駅前のメイン通り。


裏道に入ります。


どれが本物かわかるかな?


城塞が見えてきました。


橋を渡ってほとりの公園を通り抜ける時に入り口で犬の散歩中の方と出会い頭になったので譲ってすれ違う時に犬がすりよってきたので、
しばしふれあいタイム。

もさもさ触ってメルシーと飼い主さんに言って別れました。
突然だったので写真をとるのを忘れていました、全身もさもさでモップのような犬でした。

もう少しで城塞という所で雨がポツリポツリと・・・。


門で雨宿りしていても一向に良くならないので折りたたみ傘をさして歩くことにしました。



シテを歩きます。シテとは城塞都市の事です。














全長3キロに及ぶ城壁の中には教会やお店や家などがあります。




ナルボンヌ門。


雨宿りする猫。






コンタル城門。


GREVE=ストライキ。


コンタル城 8.50€ 18~25歳5€。

でしたが、ストライキ中のため入れませんでした。

フランスは頻繁にストライキがおこるらしく、電車などもそれで移動出来ないことがあるらしいですが今回は運良く移動出来ました。





コンタル城を外から。


サンナジールバジリカ聖堂。


聖堂で時間までステンドガラスを眺めて、少しは収まったか思い外に出ると、



もっと強くなってました。

サンナジールバジリカ聖堂外装。


左は泥水、右は犬の糞が隠れる芝生、どっちをゆくか。


暗雲立ち込める城外の下町。


橋を渡って。


メイン通りに戻って来ました。


トゥールーズ駅で買ったサンドイッチ、BLTかな?美味しい。


カルカッソンヌ駅ホーム。


16:34発のTEOZに乗ります。

TEOZはパリと他主要都市を繋ぐTGVをカバーする地方間を繋ぐ特急列車で要予約席です。

海だァああ!



建造物ばかり見てきたのでもうそろそろ自然も見たいなぁと思っていたので海が見えた時テンションが上がりましたが、
少し見えてまた遠ざかって行きました。

18:03 モンペリエ駅(MONTPELLIER)着。



トラムがカラフル!


賑わっていて良い感じの街です、僕もテンションが上がります。


モンペリエはトラムの種類が多いです。




先ずは地球の歩き方を頼りにホテルに行きます、コメディ広場。




しかし例のごとくCOMPLETなので駅の近くでホテルを探します。


手頃はホテルを見つけ空室であるの確認して中に入ります。

僕「こんばんわ、シングルで一晩お願いします」

ガタイのいいおじさん「それならこの値段だな」

とメモ帳にシャワー+WC €43と書いてくれたので、それで良いですと言うと
朝ごはんは?と聞かれたのでいいですと言って、

ガタイのいいおじさん「なら40€でいいよ」

僕「じゃあこれで」とお金を差し出す、
パスポートはあるかい?と聞かれたのでパスポートを出します。

外国人の場合、身分証としてパスポートを出す機会が何度かあります。

電車の中での切符の拝見時など。

博物館などでの年齢証明はコピーで良い所と原本ではないといけない所(モンサンミッシェル等)がありますが
駅の窓口やホテルでの身分証明などに使う場合は原本でないといけません。

支払いを終えて部屋の鍵を貰うと、今度はジェスチャーとフランス語で何かを伝えようとしてくれています。

察するに、ホテルのドアは夜閉めるから出かける場合はこのボタンを押すとドアが開く、
入る場合はこのパスワードを押すと開くからと言っていて数字を書いた紙をもらいました。

ダコール!(了解!)と言うと、

ガタイのいいおじさん「よし、部屋は上に上がって左に回ってその奥だ」

二人で上に上がって左に回ってその奥というジェスチャーを2度繰り返して、メルシーと言うと、
おじさんが笑いました。

それまでしかめっ面だったので若干怖かったのですが、言葉の伝わらない僕に念入りに説明してくれるし良い人なのかなと思いはじめた矢先だったので嬉しくなりました。

言葉が伝わらないので嬉しさを表情と動きで表さなければいけないので満面の笑みで手を振って階段を上がりました。

今日のお部屋、シングルじゃなくダブルベッド。


ここのシャワーとトイレは全面タイル貼りなので前日のように水漏れを気にしなくて良さそうです。



モンペリエを歩きます。

コメディ広場にある、パレ・ガルニエを模した劇場。


パリだけでなく何処にでもあるメリーゴーランド。


旧市街を歩きます。








良い路地裏。




カエル。




十字架。


ペイルー公園。




水道橋。








凱旋門。
















オルガンを弾く人。




スーパーMONOPRIXで食べ物と水を買ってホテルに帰って来ました。

その中買ったのがこのヨーグルト。


ココナッツ味のヨーグルトかな?食べてみると、おいしい。

美味しいけど、この味・・・。

は!?この味、あのピザに近しい気がする!

もしかするとあのピザに入っていたのはココナッツの実だったのかも。

窓辺から人が行き交うを眺めて眠りました。