日々、感謝。

日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

新境地。

2011-04-26 21:26:41 | 会社
以前に話に出した基礎には通気口が空いていてそれを通って
床下を移動するのですが、通気口が空いてない場合、ハツリという穴を開けます。

今日のが通気口がなくハツリをしてある物件でした。

本題に入る前に少し説明しますと、

薬の撒き方には、注入と散布があって、予防と駆除で変わります。

その名の通りで駆除の場合、直接シロアリに食べられている場所に穴をあけ
薬を注入します。

その穴を以前はそのままにしていたのですが、今は木栓で穴埋めをしなければいけません。

さて、本題、今回の物件は前回に駆除をした穿孔跡があるので
最初に社員さんと潜って穴を埋める作業に取り掛かるはずでしたが

ハツリの穴が小さく通れませんでした、それは高さ21cm程幅50cm程。

しょうがなく社員さんだけ奥に行って、僕は潜った部屋の穴を埋めていました。

穴が通れないのは体格上しょうがないことですが、

しょうがないっていうのは僕の嫌いな感情の一つ。

なので、落胆しつつ穴を埋めていました。

穴を埋めて行く過程で、木の端から端まで穴が開いているので方向転換をしないと体が邪魔で出来ません、
が億劫だったので通れなかったハツリに足から入って行って端まで木栓を詰めました。

その状態が、肩を上げた状態で肩下は通っている。
そこで何気なしに万歳の恰好をしてもぞもぞと下がって行くと、

なんと、通れた。

すぐさま社員さんを呼びました。

「Oさーん!!!」

 「どうしたー?」

「通れました!!!」

ちょうど社員さんが元居た部屋まで来ていた所だったので木栓をとってもらいました
何気なしに試みたので木栓を置いてきてしまっていたのです。

その部屋の穴を埋め、次の部屋に頭から入るとつまる、そこでまた足から入ると、通れる。

不思議に思いつつも、通れなかった穴を通れるようになった喜びが大きかったです。

着実にステップアップしてる実感が楽しい。