日々、感謝。

日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

バケモノの子。

2015-08-10 22:13:16 | 感想
細田守監督最新作バケモノの子を見てきました。

細田守監督は久しぶりに名前が宣伝になるアニメ監督で、
相応に作品も面白いので好きです。

全作品見てますが、やはり細田監督は子供向けの方が面白いです。

主人公の成長に合わせて物の配置や風景が変わっていくのとか、
お互い影響しあって成長していくのとか、
コミカルかつストレートそれでいてこだわりのある画面構成で、
非常に見甲斐のある作品でした。

進撃の巨人。

2015-08-09 22:04:10 | 感想
話題の実写版を見てきました。

本当は見る気がなかったのですが、前評価でデビルマンより酷いというのがあって一気に興味が湧きました。

僕にとってデビルマンは漫画原作映画で断トツに面白くない映画で、あれほど退屈な映画は未だに出会ったことが無い。
そんな感じで見に行った進撃の巨人。
期待値が低かっただけに意外に良かったです。

酷い所を上げようと思うと沢山あるのですが、
良かった所は、特撮の監督だけあって巨人の絶望感はよく出ていたと思います。
特撮を彷彿させるBGMもあったり澤野を彷彿とさせるBGMがあったりしました。
後は石原さとみのハンジの巨人関連のキチ笑いと、ミカサの見た目は良かったです。

流石にデビルマンほど退屈ではなかったので後編も見ようと思います。

2015 春アニメ 感想 その3。

2015-07-15 21:52:34 | 感想
最後まで見るのが決定している作品。

・監獄学園
水島努監督、横手美智子脚本という黄金コンビを何故監獄学園で集めたのか。
プロデューサー有能。

平本アキラの漫画は好きでアゴなしゲンから読んでますが、
あの感じをそのままに良いテンポで作られていて流石水島努監督。

男性陣の声優も無駄に良くて、特に小西克幸のガクトがあってる、
副会長の女王様っぽい感じとか、花の裏表のある声の演技とか裏生徒会も良い感じです。

原作のパースの効いたカット割りや、リアル調のキャラデザとか原作準拠の部分もあって、
テンポも良いし、声優さんの演技もノリノリで始終笑ってました。

・WORKING!!!
三年半ぶりの第三期、原作は完結しているのでこのまま最後まで行くのかな。

監督が変わり初監督作品というのもありましたが、
相変わらずのワグナリアのメンバーで楽しめました。

・戦姫絶唱シンフォギアGX
二年ぶりの第三期、遂にシンフォギアシリーズも三期目です。

1話から勢い充分、熱さ満点、新フォームでギミックもド派手になってます。

山を削って標高更新とか、背負投げで建物を飛び越えさせたり、
でっかい剣で伐採したり何でもありかんが爽快です。

1話の構成も良く、新たな装備の紹介、新たな勢力の紹介、現状の環境、二期の後の色々等濃厚でした。

これが世界を壊すと言っている!という特徴的な台詞からの黒バックOPもカッコ良かったです。

今回の敵も事情ありげだし、二期の新キャラも活躍しそうだし、
相変わらず変身バンクは細かいし、ライブシーンは動くし、今回も楽しめそうです。

・うしおととら
1話から今期のナンバーワン確定。

既に複数回みていて、オープニングを覚え始めている自分が居ます。

原作の雰囲気充分、作りも丁寧だし、
前情報で全部をアニメ化するわけではないと出ていて全39話という決まっていますが、
アニメで言えば長い方で、原作者自ら構成に関わっているのでテンポ良くなっていそうです。

強い妖怪を御するために自身を獣に変えて戦うという構図は今でもかっこいい。

とらの現代の文明に触れた時のギャップやデフォルメは面白いし、
うしおも硬派でしっかりしていていいコンビです。

藤田和日郎作品は、からくりサーカスの方が好きなので、アニメ化のためのBD買おうかな。

2015 春アニメ 感想 その2。

2015-07-14 19:21:00 | 感想
次は最後まで見れそうな作品。

・赤髪の白雪姫
動きがいいけど普通によくある少女コミックだなーと思っていたら、
EDに安藤真裕とボンズで驚き、更に音楽は大島ミチルと、
それだけで見れる要素が揃っていました。

最近ボンズは作品の幅を広げて良い感じです、
前期の血界戦線とSHOW by ROCKは面白くて売上も良く、
赤髪の白雪姫も面白そうです。

昨今のボンズは作画だけで内容が伴っていなかったのでIGだけという感じでしたが、
また好きなスタジオはボンズとIGと言えそうです、因みに次点で京アニです。

肝心な内容の方は、古典的とも言える少女漫画展開で、
運命的な出会いと出来事を魅力的に描いていてそんな展開は嫌いじゃないです、
子供の頃にふしぎ遊戯とか妖しのセレスを見て育ったからかな。

最近で言うと暁のヨナですが、最初面白くても途中飽きる傾向がありますが、
それよりアンダー・ザ・ドッグはどうなったのだろうか。

・六花の勇者
1話の構成が良かったです。

主人公の野望とそれを裏付けるブレない自信と地道なトレーニング、
そして泥臭い戦い方。

ヒロインとの出会いも勘違いからの実はとか、世界観の説明とかわかりやすかったです。
ただ六人の勇者なのに主要キャラが七人いるのが気になります。

これまた音楽大島ミチルで監督は高橋 丈夫、狼と香辛料の人なので、
こういうファンタジー世界の演出は大丈夫かと思います。

制作はパッショーネという新しいスタジオですが、どこかの派生というわけではなさそう。
アクション作画も良く動いているし見甲斐がありそうです。

・GANGSTA.
主人公がおっさん二人なのとアンダーグラウンドな世界観なのが良い感じです、
相方が聾唖で話し方がたどたどしかったり、手話で会話したり、
珍しい設定を活かした演出もあるので今後も活かして欲しい所です。

おっさん二人にワケありな女性というトリオもバランスが良く、
マングローブ制作なのでディープな世界観は問題なさそうです。

・のんのんびより りぴーと
一年半ぶりののんのんびより。

やはりこれは他の日常アニメとは一線を画している雰囲気の演出と背景です。

今回は小学生に進学する話で、一期の1話に繋がる構成になってましたが、
りぴーとってそういうことなんでしょうか。四季があるけどループする世界なのかな。

一期の1話でれんちょんが吹いているリコーダーや、
のんびりのどかの台詞だったり繋がる演出がいくつかあるので見なおしてみると面白いかもしれません。

・ガッチャマンクラウズ Insight
まさかのクラウズ二期です。

二期でも変わらずのはじめと風刺で安心しました。

一期から一年後の話で、ODが芸能人になっていたり、パイマンがJJを気にするなと言っていたり、
変化があって面白いです。

今期はどういう話になっていくのか今から楽しみです。
出来れば今回はテレビ放送でしっかり纏めて欲しいです。

2015 夏アニメ 感想 その1。

2015-07-11 19:11:14 | 感想
夏アニメ、ショート物も含めて大体見ました。
1話で良かったのが18作あって結構多かったです、
好きな作品の続編が多いのもありますが、様子見も多く、
とりあえず様子見のものから感想を書いてきます。

・実は私は

あのトム・クルーズが絶賛したと少し前に話題になっていた実は私は。
原作は刃牙の次いでに少しパラ見しましたが絵が見づらくて読んでませんでした。
なので予備知識なしです。

1話としては正直者の主人公とヒロインが実は吸血鬼でクール系と思っていたら明るかったという構成。

複数いるヒロイン達の実はと、正直者の主人公が正体を隠しつつヒロインとクラスメイトの仲を取り持てるのかが気になる所です。

EDが何故かラップななのが気になりました。

・それが声優!
ゴンゾが作る声優にスポットを当てたアニメです。

1話としては、説明的な部分が多いように感じて教材的な印象を受けました。

新人声優達のサクセスストーリーをしっかり描いてくれれば上々ですが、
キャラデザが萌えより過ぎて微妙な感もあります。

SIROBAKOになりえるか。

・オーバーロード
ネットゲームがリアルワールドになる系。

元は小説家になろうという小説投稿サイトの作品らしく、
そこから書籍化、アニメ化までいけるなんて夢のある時代になったと思います。

今作は何でも自由に出来るゲームという設定で、敵役もプレーヤーがやっていて、
そこでラスボスをしていた主人公が、運営終了したゲーム世界から抜け出せなくなり、
意思疎通出来るようになったゲームキャラを下僕にまたボス活動をするという感じでしょうか。

ラスボスが主人公というのが珍しかったので様子見です。

・GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
自衛隊が主人公のこれまた珍しい作品。

主人公がオタクで、また安易なオタク設定かと思いましたがしっかりやる所はやっていて、
ちゃんと大人で自衛隊をしていて良かったです。

内容としては異世界の文明と自衛隊が戦うという話っぱいですが、
どれぐらい拡がるのかな展開しだいで面白くなりそうです。

・がっこうぐらし!
もう出落ち感半端ないですが1話としては、あのギャップ演出は卑怯です。
今後どの方向でいくのかが気になる。

1話終盤のネタバレ以前に結構妙な演出が多々あっただけに、あのオチは合点がいきました。

僕が気になったのは、主人公の異常行動、何故か学校でご飯、この辺りは日常系ならありそうと思ってましたが、
犬の鳴き声がした時の風、薄くガラスが割れている、屋上の家庭菜園に十字架、おやつがカンパン、廊下にバリケード、
この辺りで不穏な感じがしていて、何か気持ち悪いと思ってました。

そこからのゾンビに囲まれて籠城していて、主人公は精神崩壊しているという展開。

ここからシリアスでいくのか、ギャグでいくのか、予告だとギャグっぽいですが、
これは精神崩壊した主人公視点で進行して、視聴者は、でもゾンビが周りにいるんだろうと思いながら見るのだろうか。

・乱歩奇譚 Game of Laplace
江戸川乱歩没後50年作品という事で、コンセプトはUN-GOに似ているかと思います。

どちらも奇妙さがある作りになっていますが、今作のほうがサイコパス度合いが強いです。

UN-GOの基である坂口安吾作品は知っているので楽しめた部分もありましたが、
江戸川乱歩作品については内容を全く知らないので単純にひとつの作品として見てます。

岸誠二監督、上江洲誠脚本構成とスタッフは良く、
演出も主人公が興味を持って始めてモブから主要人物に変わるのとか独特のものもありますが、
如何せんキャラの性格にもデザインにも好感が持てない。

主人公の小林が一番の精神異常者というは良いですが、新任教師にリストカットの跡があったり、他もワケありばかりで非常に気持ち悪い感じを受ける。
かと言ってそれを中和するなにかも無いし、ミステリー部分も相当チープで、

見た目が女の子みたいにかわいいのに精神異常者というギャップを楽しむアニメなのだろうか。

・Charlotte
麻枝准原作ということでしたが、
1話としては内容が殆ど無くて薄く、エンジェルビーツに比べて魅力を感じませんでした。

主人公がゲスなのと特殊能力者が他にも居る事は解りましたが、
その2つに1話は使いすぎと思いました、後は妹のキャラがキツイです。

高松っぽい高城や、人間水切りなどギャグよりな所もあったり、
半端な能力や夢の中の人物など今後の伏線がいくつかありますが、
エンジェルビーツは落ちはあれでも序盤は良かったのでどうだろう、
とりあえず麻枝准原作なので様子見です。

・干物妹!うまるちゃん
アニメ化が下手なヤンジャン掲載の今作。

大塚雅彦監督、動画工房制作ということで動きは良かったです。

コミックが出た頃に少し読みましたがハマりませんでしたが、
アニメで動くとまだ見れました。

うまるがジャンプ読みながらずっと薄ら笑いしているのが、
子供の頃みたいで面白かったです。

他のネタは特にヒットしなかったのでどうだろうな。

動画工房は作画もキャラの仕草もいいから最初はいいんですが、
結局最後まで見れたのは月刊少女野崎くんだけと相性が良くないです、
野崎くんは1話からクリティカルヒットだったですが、
今作も様子見な感じなので完走できるかな。

・下ネタという概念が存在しない退屈な世界
エロが完全に規制された世界でエロを前回に出していくギャグアニメ。

主人公の進学した学校が優等生学校なので性的知識に乏しく、
何がエロいことか分からないからそれを分からせるために、
ハエの交尾にアテレコという展開は面白かったです。

主人公のツッコミも良かったので様子見です。

モノノ怪。

2015-07-10 22:22:48 | 感想
モノノ怪を今更ながら見ました。

感想は、これぞ映像美。
和紙のテクスチャや墨絵の背景、独特の間とキャラクター達、
そして謎からの解明への流れ。

一話は、どんな作品なんだろうかという感じでしたが、座敷わらし編が終わる頃には虜になってました。

視覚的な面白みだけでなく、内容も人間のもつ精神的な歪さが妖怪を存在させているというのがしっかり考えられていて、
難解さから何度か見直ししながら整理するのが面白かったです。

これ原案にあたる、怪 〜ayakashi〜も見ましたが、化猫編だけ毛色が違いすぎでした。
他は有名な怪談を映像化しただけって感じでした。

もっと色んな話が見てみたいですが八年も経っているので続編はもうないだろうな。

2015 春アニメ まとめ。

2015-07-08 21:38:33 | 感想
分割やら2クールものは省いて、
最終回未定になった血界戦線も省いてます。

・えとたま
懐かしいノリと設定で作画の安定度も良くて拳の殴り合いだけじゃない戦いが良かったです。
Show by Rock!!もですが、人形っぽいデザインなら日本の3Dも見れるものになってきました。

・グリザイヤ迷宮・果実
迷宮のクオリティは中々のものでした。
果実は迷宮の重さを振り払うような活劇になっていて、相変わらずテンポも良く楽しめました。

この作品の主人公ならハーレムになるのも納得できるし幸せになってほしいと思えました。

しかしエイトビットは良いパソゲ原作を持ってきます、結構好きなスタジオになりました。

・Show by Rock!!
今期ダークホース枠。こんなに面白くなるとは思っていませんでした。

途中から「故に」だけで笑えるようになり他のアニメでそのワードが出ると反応してしまう体にされました。

シンガンクリムゾンが良いキャラで非常に楽しめました。
プラスマジカはキャラ達の成長が良かったです。

笑いのシンガンクリムゾン、王道のプラスマジカと言う感じで、
他にも多々ギャグが散りばめられ画面が賑やかで楽しい作品でした。

最初ギャグっぽく扱っていた、それぞれが違う思惑でバンドをしているというのが、
仲間として認め合うための重要な要素になっていたのとか、

上手いことギャグをストーリーに混ぜていて考えられているなと思いました。

売上もいいし、キャラクターも多いので二期がみたいです。
というかシンガンクリムゾンの掛け合いがまた見たい。

・響け!ユーフォニアム
まさかの1クール、物足りないです。
2クールにして群像劇にしてくれればもっと面白かったと思いますが、
1クールということで主人公とヒロイン?に焦点を当てた構成になってました。

それでも悪くないです、悪く無いですが惜しい。

主人公の気持ちのやりどころが分からなくて走りだして叫ぶシーンは、
積み重ねが弱いから演出で見るなら素晴らしいですが物語として見るなら微妙。

僕にとってユーフォニアムはひたすらに演出が良かったです。

特に夏祭りの日暮れ時の色彩設定と演出が良すぎて笑えました。
あそこまで日暮れ時の雰囲気を表現できるのは京アニしかない。

演奏シーンの指使いや息継ぎも京アニの細かい仕草が活きていて良かった。

映像作品としてなら非常に良かったですが、物語ありきならボリュームが少なくて物足りないという感じでした。

・Fate/stay night UBS
とにかく毎話映画クオリティで、こんなのを2クールで出されたら他のスタジオがかたなしという感じでした。

僕的に唯一微妙だったアクション作画も緩急をつける事を知ったのか迫力ある戦闘になっていて言うことなしで、
ストーリーも原作準拠で思い出の名シーン、名台詞が再現されていて言うことなし。

当時は中二心くすぐられるアーチャーが好きでしたが、アニメで見直すとランサーに惹かれている自分が居ました。

ランサーの兄貴感がかっこいい、年をとってランサーの良さが解りました。
ランサーが報われるのはアタラクシアなので、アタラクシアもアニメ化して欲しいです、
セカンドレイドとふもっふみたいに、真面目とギャグどちらも作って欲しい。

アタラクシアはランサーもイリアも救われるからアニメで見たいです。
ZEROからのUBWだとイリアもランサーという職業も救われなすぎて悲しい感じなので。

アベンジャーズ エイジオブウルトロン。

2015-07-06 22:04:31 | 感想
アベンジャーズ2を見てきました。

お金もあり戦闘力もあり頭脳明晰なアイアンマンだよりなアベンジャーズの展開からの、
2ではアイアンマンが原因で敵を作ってしまうという流れだったので、
今作では大人しめだった気がします。

その代わりにキャプテンアメリカとマイティ・ソーの協力技がカッコ良かったです、
キャプテンアメリカの盾を使った他のキャラのコンビネーションもあって、
今作はキャプテンアメリカがリーダーというのが出ていました。

ノーマル機体がパワードスーツを着るという王道展開もありましたが、
一戦で壊れしまったのが残念でした。

アクションとして最高で、物語としては普通でした、
アベンジャーズはアクションが良ければソレでいいのでそこはどっちでも良いです。

作中でも触れてましたが此のパーティはパワーバランスが悪いです、
アイアンマン、マイティ・ソー、キャプテンアメリカが、機動性もありパワーも有り防御力もある。
人造人間集団は普通の人より強い程度で兵器が一発当てれば瀕死になる、纏めて倒すパワーもない、
ハルクは3つが揃っていてもコントロールが効かないので論外。

だからかアイアンマンとマイティ・ソーは一旦離脱し、新たな控えめなメンバーでアベンジャーズを作り直すみたいです、
新たなアベンジャーズがどうなるのか判りませんが、今度の敵は神っぽいのでまた期待して待ちます。

真ゲッターシリーズ。

2015-06-15 19:40:48 | 感想
世界最後の日と対ネオゲッター見終わりました。
しかしどっちも微妙、あまり肌に合いませんでした。

世界最後の日は、12話あるにもかかわらず同じ展開の繰り返しで話が殆ど進まない、
小難しくしている様に見えて薄いので話を追うのが結構キツかったです。

ロボット物としては、変形すると言っても一体ずつの技が少ないので戦い事の代わり映えがない。
その変形も、ゲッター特有のとんでも変形なのでバンクのありがたみとかギミックの良さとかがない。

竜馬達が真ゲッターに乗り込む終盤は熱かったです、
初めてストナーサンシャイン撃つ所とかはかっこよかったです、がそれまでが長すぎました、
途中で良かったのはブラックゲッターが出てくる所ぐらいです。

なまじスパロボで話を知っていたのも物語を楽しめなかった原因なんだろうか、
どちらにしろオープニング意外にあまり価値を見いだせない作品でした。

対ネオゲッターロボは、まだ当時は珍しいデジタル対比での作品でありながら、
劇画調の作画、色調も低めでアナログ寄りにしてありました。

内容も熱血と勢い寄りになっていてスパロボっぽかったです。

作画等見れる所はありましたが、こちらは全4話と短いのでボリューム不足が否めないです。

すでに弁慶が死んでいたので前の話があるかと思いましたがそうでも無いみたいで、
前振りなしで、あれだけだと色々物足りないなぁと思います。

しかしタイトル的にゲッター同士が戦うのかと思いきや乗り換えるだけなので何故このタイトルとオープニングにしたんだろうか。

ネオゲッターロボは若干ロボットぽくなっていて変形ギミックも若干あるので結構好みでした、
真ゲッターはゲームでは気になりませんでしたが、リアル等身になると腰のあたりの円柱がひっついているだけのデザインが気になります。

ただ、どちらも主題歌は凄く熱い。

ジャイアントロボ 地球が静止する日。

2015-06-04 18:22:21 | 感想
ジャイアントロボを見終わりました。

ロボものとして見始めたら、これは超人ものである事に気づく。

主人公大作が乗るスーパーロボットジャイアントロボ、
ストーリーの締めこそジャイアントロボですが他は殆ど大人たちが頑張っている感じ、
そして大人たちが熱い。

話が構想の一部である、地球が静止する日編のアニメ化という事があって、
それ以前の出来事を回想としてはさんだりはしますが突然始まった感があるので最初は状況が飲み込みづらかったですが、
見ている内に分かっていきました。

大体一話一時間で全7話という尺でしたが、その全てを地球が静止する日編に当てているのでボリュームは多く、
ミスリードを混ぜながら話の根幹に迫っていく作りは面白かったです。

もうひとつ、今作の特色として横山光輝作品のキャラクターが多数出てくるというのがあります、
敵味方が入り混じっているので、サリーちゃんや孔明が敵で出てきたりします、
横山光輝作品をいくつか読んでいるので、その辺りでも楽しめました。

ロボ物としては少し物足りなかったので、次は真ゲッターシリーズを見ます。

勇者王ガオガイガー。

2015-05-07 11:38:51 | 感想
去年のキャプテンアースが、合体バンク以外殆どの見所がなく、
寧ろスタードライバーのほうがスーパー系なノリで楽しかったというオチで、スーパー系欲求不満になったので、
前から興味はあったけど話数が多く手が出せなかった、ガオガイガーシリーズをぼちぼちと見てました。

テレビ版 49話、OVA 8話になる長編で、やっと見終わりました。

ガオガイガーの知識はスパロボしかなく、
とりあえず熱くてロボットが強いという印象でした。

技や合体、変形はバンクですが、その分気合が入っていて、
ガオガイガーの合体はほぼ毎話あるにも関わらず飽きずに見れました。

早くジェネシックガオガイガーが見たいと思っていたら最終話前でやっと登場という遅さでしたが、
それまでにズタボロになっていただけあって、機体のチートっぷりは清々しかったです。

ガオガイガーは最初から圧倒している無双ものと思っていたので、
毎回ズタボロになりながら勇気とチームワークで何とかしていくのは熱かったです。

正直最初の方は機体も少なくてノリが同じで微妙だったんですが、
段々と機体が増えて、武器が増えて来てからはもう毎回滾りながらみてました。

ゴルディオンハンマー等を使う時に、
承認してからというプロセスが、回りくどい様に見えてそれが熱い。
毎回ズタボロになりながら打ち勝つのが熱い、
敵が正義に目覚めて味方になるのが熱い、
主人公勢が必死で、台詞も表情も熱い。

ファイナル終盤の表情の険しさは、
コードギアスと重なるところがあって調べたら、
キャラデザが同じ人だったので、
コードギアスの迫真の演技はここから始まったんだなーと思いました。

初めてスーパー系をしっかり見たのがグレンラガンで、
敵が味方になったり、戦艦のOSになったり、
ボロボロになりながら必死になって戦ったり、
敵がどんどん壮大になっていったり、
その辺りはガオガイガーを見ていて、スーパー系のお決まりの流れなのかもと思いました。

最近はリアル系ばかりでスーパー系のロボット物がないので、
もうそろそろ新しいのが出てきてもいいと思います、
キャプテンアースはロボットだけで内容がダメだったのでノーカンで。

とりあえずガオガイガー、長いシリーズでしたが楽しめました。
今度は、ジャイアントロボ 地球が静止した日、真ゲッターロボ 地球最後の日を見る予定です。
地球危機に陥りすぎー。

2015 春アニメ その2。

2015-04-20 18:55:28 | 感想
・俺物語!!
久しぶりに少女コミック原作で面白そうです、
僕にとって少女は、ハチミツとクローバーとか君に届けとか、
純でうぶなキャラしかいない優しい世界観が好きなので、
俺物語は結構好きな世界観です。

主人公が厳つくて強面だけど男気に溢れ人望を集める、
親友がクール系イケメンで何もしなくてもモテる、
そんな二人が小動物系ヒロインに出会ってなんやかんやなっていく、

主人公は家が隣同士で親が仲が良かったから長い付き合いと言っていましたが、
親友は男らしい主人公が気に入っていて一緒にいるんだろうと思います、
口数が少ない性格なので描写しかありませんが。

恋愛に興味がない親友が初めて興味を抱いたヒロイン、
そんなヒロインと親友の仲を取り持とうと決意する主人公、
主人公のメアドを聞きに走ってきたヒロイン、
そんな二人を見る親友。

一話の構成、内容共に一番魅力的でした。
冒頭の鬼の昔話が良かったです。
主人公と親友の比喩なんでしょうが、どのあたりまで反映されるのか、
これからどんな展開になっていくのか気になる所です。

監督が、ちはやふると同じ人みたいなので演出面は問題ないかと思ってます、
ちはやふるはキャラの性格、関係性が気に入らなかったので、
原作が良ければ楽しめるはず。

・パンチライン
スピード感あふれるお馬鹿アニメ、
を期待していたのですが思っていたより普通でした。

もっとバンバン展開して何じゃこりゃーを期待していたのですが、
それはshow by rockに取られた感じです、
時間を戻れるという設定と同じアパートに探し物があるという展開で、
場面が中々動かず冗長気味でした。

ヒロイン毎に違うパンツと描き込まれた作画には拘りを感じたし、
時間が戻ってから別の所に移動する事で、さっき見たシーンへの繋がりがわかるっていうのは良かったです。

・響け!ユーフォニアム
京アニ+音楽=良アニメ

武本監督の次は石原監督作品、
男監督版けいおんという感じの今作、オープニングは踏襲しているかのような演出でした。

けいおんは小動物っぽい動きが良かったですが、
今作はリアルで細かな動きが良いです。

石原監督の演出はやはり良い。

特に吹奏楽経験ありとなしでの花びらの飛び方の違いは良かったです。

主人公がテンション低そうに見えますが感情が出る時はでるし、
寧ろ家で凄くテンション低いのがやけにリアルです。

吹奏楽部の旅が好きだったので、ダメ金から始まるのが良かったです、
けいおんはゆるふわな感じでしたが、
今作は吹奏楽部の旅みたいな熱い作品になるよう期待してます。

・ニンジャスレイヤー
なんでこんな事になったって感じですが、
ぶっ飛びすぎててすっぱり出来ます。

結局ニンジャスレイヤーは原作もアニメも無理な作品でした。

2015 冬アニメ 感想その2。

2015-04-15 20:41:22 | 感想
・ログ・ホライズン
分割4クールというボリューム、それに劣らぬ内容の濃さで、
オンラインゲームの世界に入り込む作品では断トツに面白い、
というか僕が求めていた内容というのが大きいです。
僕だったらゲームの世界が現実になったら、先ずそこでどうやって生活出来るかを考えて、
それが解決したら原因の究明というか攻略という感じかなと思います。

ログ・ホライズンはその辺りをしっかり描いていて、二期でもそれは変わりませんでした。

特に今回は高レベルプレイヤーの成長もあり恒例の低位レベルプレイヤーの成長もあり、
それらをちゃんとゲームのシステム、攻略に交ぜているので、
エルダー・テイルというゲームが良く分かって面白いです。

ゲームの設定が非常に凝っていて、段々明らかになっていくのも面白い所ですが、
特に僕が面白いと思うは大地人というNPCの設定です。

NPC自身はゲームの世界がリアルで死ねば終わりで強さも人波です、
なので死んでも行き帰り、常人離れした強さを持つプレイヤーである冒険者は異質で畏怖する存在になる。

その辺りの違いを物語の重要な部分に入れてきているのが良いです。

冒険者は全世界のプレイヤーでリアルタイム翻訳がされていて、それは大地人にも適応されているので、
大地人と会話するときに上手く翻訳されず分かりづらい単語があるという設定があって、
その1つにゲームサウンドが42曲しかないから、音楽という単語を42と言うって設定は非常に上手いと思いました。
それで冒険者が新たな曲を作って43曲にって流れも。

キャラクターが多くて、それぞれに見せ場を作っていて、
主人公が策士キャラというのもあって、協力プレイをしているのも良いところです。

・SIROBAKO
笑って泣ける良い作品でした。
アニメ好きなら絶対に見るべき一作。

物語の展開上、嫌なキャラが度々出てきましたが、
アニメ業界ってブラックなので、平岡とか寧ろリアルなのかな。

監督水島努、構成横手美智子、脚本吉田怜子、
これだけキャラ演出が得意なスタッフが揃っているだけあって、
社会不適合者(褒め言葉)のアニメーター達を魅力的に表現していて、
アニメ制作を上手いことフィクションに興していたと思います。

間違いなく最高ランクに入る一作でした。

・アルドノアゼロ
あおきえい独立処女作、科学要素強めで面白かったです。

用語や知識が深くて言葉の意味とか調べながら見ている感じが攻殻機動隊みたいでした。

物語展開が早くテンポも良くて、じっくりやれば4クール行けそうなボリュームでしたが、
2クールに纏めたからこそのスピード感なのかも。

今作のポイントは、科学力が段違いに高い火星側の兵器を、知能派の主人公がどうやって打破するか、
大体主人公が倒しますが、他のキャラとも協力していて、敵の能力パターンが毎回違うので、
どうやって倒すのかが楽しい所です。

強力な敵をどうやって倒すかは戦闘モノにとって非常に魅力的な設定です、
もちろん筋の通っている倒し方をしてこそですが。

キャラクターも魅力的な配役で、もっと掛け合いが見たかったです、
展開が早くてキャラクターが多いので名前とか覚える前に消えていくキャラも多かったです。
主人公が感情希薄キャラでしたが、見ているうちに芯がしっかりあるキャラクターという事も判り馴れました。

オリジナルでSF要素も強く面白い作品でした。

・ガンダムビルドファイターズトライ
色々不満がある作品でした、前作が王道で良かっただけに、
もっと企画を練って欲しかった所。

序盤と準々決勝と最終話は良かったですが、
間がずっといつ面白くなるのかって感じでした。

スリーマンセルの設定がほとんど活きていない、
ガンダムネタが少ない、
主人公の拳法バンクのテンポが悪いというか一辺倒になっている、
主人公がガンダムに興味ない、
主人公機が他人のガンプラ、
主人公格が三人いるのでストーリーが散漫、
魅力的なサブキャラが少ない、

この辺り全て一期にあって二期にないと感じもの。

ガンプラ学園とグラナダみたいなチーム戦がもっと見たかったです、
主人公も近接格闘設定バトルが映えるはずなのに技撃つだけだから寧ろ冗長。

一応最後に、ガンプラに目覚めて自分で作ってましたが、それが全国大会終了後っていうのは遅い気がします。

地区予選で楽しみを覚えて、全国大会は弱くなっても自分のガンプラで戦って強くなっていくという流れが良かったです。
それなら作ったばかりで弱くなった時に仲間が頑張って協力の場面も入れれるし。
まぁ物足りない分アイディアをたくさん思いつきましたが。

ドモンを師匠で出すなら、次元覇王流~とか無しに、倒す時だけ独特の口上でパーで突撃ぐらいかぶってくれた方が、
倒すまでのプロセスは自由に動かせるしビルドファイターズっぽくてよかったんじゃないと思います。

無印とトライのOVAが出るみたいなので無印期待です。

・デスパレード
オリジナル1クールとして上手く纏まってました。

人の本質を見る話でずっと鬱々するのかと思っていたら色々とパターンがあって楽しめました。

無感情のキャラに感情が芽生えるというのはわかりやすい成長でもあって、
それに向かって進んでいき、そうなる流れは見ていて安心感がありました。

2015 春アニメ その1。

2015-04-11 18:55:20 | 感想
今期も事前情報無しで大体1話を見ました。

と言ってもAnimeJapanで幾つかやるのを知っていたのですが、
その時の期待通り、アルスラーン戦記と血界戦線は面白そうです。

特に血界戦線は、ファンタジー活劇アクションとボンズが映える内容、そしてかっこいい。
三作品は視聴確定、他は様子見です。

というわけで見たやつで感想の有るやつを適当に。

・プラスティックメモリーズ
シュタインズゲート等を手がけたシナリオライター、林直孝によるオリジナルアニメです。

1話としては特に真新しい感じはなく、まぁまぁ順当という感じで、
1話からお涙頂戴されてもなぁと思いました。

オリジナルアニメということで少し様子見です。

・Show by Rock!!
サンリオ制作のスマホゲーが原作のアニメのようです。

話はさておき展開の早さ、1話の情報量が多くて、1話としてはいい出来でした。
後はギャグのテイストが、見た目と裏腹にゲスかったアニメおねがいマイメロディを見ている様で懐かしかったです。

リアル等身が2Dでデフォルメ頭身が3Dでやっていくのかな、
3Dがフィギュア質感で意外にクオリティが高いです。
2Dの方も安定して結構表情とか仕草が動いていたので見てみようと思います。

・魔法少女リリカルなのはViVid
久しぶりの新作なのはシリーズ、約八年ぶりです。
ただセブン・アークスでもなければ草川啓造でもないですが。

3期の続きなので、3期のキャラのその後が見れたのは少し嬉しかったです、
キャラデザが幼くなっているのが気になりますが。。

ヴィヴィオが大きくなって戦うのはありだし、変身バンクも気合入っていてよかったですが、
出来れば戦闘シーンまでで1話を纏めて欲しかったです。

オープニングの内容的に戦うキャラが多そうですが全然動いていないので、そこが心配です。

ともあれ僕にとってなのはシリーズは武器のギミックと技の多彩さが見どころなので2話に期待です。

・終わりのセラフ
ウィットスタジオ、澤野弘之、復讐劇と進撃の巨人とかぶる感じが結構あります。
一話が静かに終わるのと背景が油絵調なのが斬新でした。

金髪の子が女の子かと思ったら男の子で結構ホモっぽい雰囲気が漂ってますが、
戦闘服が和風なデザインなのと制作と音楽と一話の感じでとりあえず様子見です。

・血界戦線
言うことなしです、期待していたボンズが帰ってきました。

台詞回しもかっこいいし、技名が入るのも技名が意味わからんくてかっこいいし、戦闘演出もかっこいいし、
キャラクターも多そうで声優も豪華で見るしかない内容でした。
個人的に虫のヒーローっぽいのがかっこいいので早くみたいです。

主人公がいかつい見た目なのに結構紳士なのが意外でした。
武器も特徴的でかっこいいです。

ボンズはもっとこういう作品をアニメ化していくべきだと思います。

・アルスラーン戦記
原作は小説で30年前に連載開始していて、13年間連載後止まっていて未完のようです。
漫画の方は3巻しか出ていないのでどういう構成になるのか判りません。
多分連載分は漫画準拠でその後は考慮しつつ小説の話に移っていくのかな。

荒川弘の漫画は面白すぎて続きが気になるので銀の匙からは終わるまで読むのをやめていて話がわかりませんが、物語が壮大そうなので貯めてみます。

・銀魂
二年ぶり、待ちに待った新シリーズです。

ストックが12巻溜まっているので、3クール、
それをしている間に1クール分溜まるので4クールかなと予想してます。

原作が終わりそうなので、漫画とアニメで最終回を合わせる感じなのかな。

制作がサンライズから傘下のバンダイナムコピクチャーズに移りましたが、
そのままの雰囲気で良かったです。

徹頭徹尾、これぞ銀魂で、安定したギャグ枠が保証されるので、
他のアニメは真面目路線でも問題なしです。

アニメのために漫画を読んでないので存分に楽しみます。

2015 冬アニメ 感想その1。

2015-04-07 23:00:22 | 感想
冬アニメ見終わりました。
今期は2クールものが充実していて何作品かためていたので時間がかかり既に春アニメが始まりだしてます。

というわけで冬アニメの感想、

・4月は君の嘘

恋愛モノかと思っていたら、主人公のサクセスストーリーでした。

タイトルの意味が最後に解るのは良い構成だと思います、
最初の頃から意味があるのかなと思ってみていたので。

結局皆、昔の主人公を追いかけていて今を見ていたのは幼なじみだけで
その幼なじみが最終的にという感じが良かったです。

ヒロインが、ああなることは予想出来て僕的に単純設定と萎える所なのですが、
悲運としてでなく主人公の精神的成長のためになっていたので納得出来ました、
主人公はずっと精神的に揺さぶられていてずっと完璧に引けなくて情けなくて、
泣いて泣いて、やっと弾けるになって本当に良かった。

しかし良く泣くアニメでした、毎話誰かが泣いてました、後は星空が印象的でした。

ピアノがテーマだと言う事で、感情が演奏に現れているという演出が多々有りましたが、
素人の僕の耳にも、ちゃんとそういうのが解るようになっていたのは凄いと思いました。
演奏シーンは実際に弾いている人から作画をとっているだけあって堅実かつアニメ的表現で幻想的、
多々ピアノの演奏シーンが出てきますが飽きずに見れました。

最後の今迄のヒロインのシーンで喋る所は凄く良かった、
今迄のヒロインが心に住んでいるという演出、過去に段々と遡っていって、出会ったシーンで告白、結局最初から好きなんだと解る、
ヒロインからの直接的な告白から幼なじみの遠回りな告白、
そしてピアノを楽しそうに弾く主人公。この締めのシーンが完璧でした。

締めは良かったのですが、もう少し欲を言うならライバル達との競い合いがもっと欲しかったです、
ライバル達が出てきて主人公に対して思いをぶつけて演奏する話で絶対面白いと思って貯めていたので、
もっと友情的な熱さがあれば全体的に完璧だったのですが、尺的にも後3話はいけたので惜しい所です。

・ユリ熊嵐
イッツイクハラワールド。

本当に幾原監督の生み出す世界観は、考察厨にとって大好物な仕上がりです。

ウテナ、ピングドラム、ユリ熊と、
幾原作品は、最後は消えて、その後も世界は動いていくっていう、続いていく感じが良いです。

今作は一クールという事で、わかりやすい仕上がりで、
意味がありそうな所はちゃんと意味有りげに演出してました。
なので展開も読みやすく整理がしやすかったです。

あの終わり方は人によって見方も変わる感じも良いですね、
僕の場合、ルルと弟は死後の世界で、紅葉と銀子は人間とクマが仲良く暮らす夢の国へ行ったんだと思ってます。

・純潔のマリア
オリジナルキャラを加えての一部オリジナルストーリーで、
原作と概ね同じ流れ結末ですが要所要所は大分違ったものになってます。

しかしそこはそういうのが得意な谷口監督、上手いこと構成して原作とは違う魅力のある作品になりました。

漫画もアニメも良い出来でしたが、ただ1つ、猫の使い魔の「ほら、かっこいいーご主人」の台詞とシーンが好きだったので欲しかったかなと思います。

・ドッグデイズ''
都筑原作3期目です。

暗さのまったくない世界観と多いキャラクター、何気に凝っている武器等のパワーアップ設定、
その辺りで見ていたのですが今期は全てが弱かったです、ネタ切れかと思うくらい。

キャラクターが増えただけという感じで、明るく楽しくに徹した世界観の拘りも感じられないし、あんな感じなら4期はもう良いかと思います。

・冴えない彼女の育て方
色々惜しい作品でした、だからこそアイディアはふんだんに貰えましたが。

しかし1クールとしては上手く纏まっていたと思います、キャラクターの紹介というテーマならば。
売り上げ的には二期確定なので、二期で掘り下げを期待したいと思います。

結局主人公にまったく魅了を感じず、典型的なハーレム設定だったのが惜しい所その1、
原作者がパソゲー脚本だからか場面が殆ど動かないので動きが少ないのが惜しい所その2、
1話で場面が学校と部屋とか二個しかないのがザラでした。
キャラクターの心情の起伏に共感が出来ないのが惜しい所その3、
エリリと主人公の口喧嘩とか酷かったです。

最初良かったキャラの仕草とかは結局最初しかなくて、他は普通でした、
ただシーンの演出の方は良かったです。

感情が希薄に見えた加藤の色んな表情が見えてくるのと、
エリリと加藤の距離が近づいていくのが良かったです、
加藤のむっとした表情をした時とか仲睦まじくて良かったです、最後に友達にもなるし。

依って僕にとって今作は、不器用な加藤と不器用なエリリのサクセスストーリー、
そんな感じでした。

エロにカット割るなら仕草とか表情に割って欲しかったなと思いました。
まぁ現実的なエロスの良さは否定出来ないですが。