明日の風に吹かれて

日々の感じることを感じるままを綴っていきます。 明日が佳き日になりますように。

茶通箱

2014年09月30日 22時18分15秒 | お茶
お茶のお稽古終わり

初炭手前に唐物点前と茶通箱点前。

いつものことだが初炭とは言え、夕方のお稽古の後だから、結構大変。ほんとうに炭に火が渡るのか不安。お釜から湯気が出始めたらホッとする。

茶通箱点前、このお点前の大前提をちょっと誤解してたのかも知れない。茶通箱って本当の四ケ伝じゃないんだよね。そこを理解したら、なんか一気に紐解けてきた感じがする。だから四方捌きもくそも関係ないんだ。

茶通箱
茶入とか入っている時は左手から。中が空っぽの時は右手から。


でも先生が「唐物と茶通箱は目をつぶってでもさっさと出来るようにならなあかんよ」 「まあ、10年、20年かかるやろうけど」と。

「そんなアホな」と言いそうになった



ローソンが成城石井買収

2014年09月30日 09時26分58秒 | つれづれ
ローソンが成城石井買収

小売業界の再編も急ですが、成城がまさかローソンとは思わなかった。両社、雰囲気が違い過ぎるように思えので。

ともかく好きな紅茶の50Pパックは身近では成城石井しか売ってないんで心配。普通の20Pパックよりも容量が多くて濃い目の紅茶を楽しめるからなんとかキープして欲しい。

引き続き特徴ある商品を維持して欲しい。ちょっと高いのが難点ですが。


で、この成城石井を現在保有する投資ファンド•丸の内キャピタルは、11年に420億で買収。今回の買収金額が550奥と言われているから、単純に言えば3年で130億。凄い! まあ物流拠点の整備などの投資費用はかかっただろうが。




京都 泉屋博古館 「茶の湯 釜の湯」

2014年09月27日 16時19分49秒 | お茶
泉屋博古館 「茶の湯 釜の湯」


なかなか良かった。
代表的な釜元の釜が種々展示され、全体的に把握するには絶好の機会かも知れない。いい。


http://www.sen-oku.or.jp/kyoto/program/index.html


町時代、福岡の芦屋釜、栃木の天明釜が圧倒していたけれども、京都の茶人達がオーダーメイドの釜を求め始めて最終的には距離的に近いお膝元の京釜全盛期を迎える。その経緯もよく分かった。

京釜の大西、名越、西村が展示さり、その他に宮崎などもあり、全体を俯瞰出来る。


海老鐶付網千鳥地紋釜 大西浄清
抜群の安定感と品。 工芸品ではなく芸術品。海辺を思わせる千網と千鳥の文様も素晴らしい。鐶付の海老の長く伸びる髭がいいわ。



玄々斎好鯱釜 大西浄寿
あの玄々斎が金色の鯱を求めたの意外。この鐶付をくっ付けるには釜本体は鉄では駄目であることから、本体は唐銅で作られたという珍しい例。施主の求めに応じて技術を駆使して応えていった京釜の真髄か?




芦屋真形釜
でも芦屋釜の代表である堂々たる真形釜も時代を超えていいもんだと思えるが... オーソドックスで好きだ。


宮崎寒雄の仙叟好矢筈釜とかを観ていると虫喰いでわび感を出そうとしているのがよく分かる。


それにしても、この美術館はいつも気持ちいい。



京都 大西清右衛門美術館 十代浄雪と奥平了保

2014年09月27日 12時14分54秒 | お茶
大西清右衛門美術館 十代浄雪と奥平了保

京都三条 まさに釜座通りにある釜師 大西清右衛門美術館に「十代浄雪と奥平了保」を観に。



ここ釜座で室町時代から代々茶釜を鋳造してきた大西家。江戸時代末期 幕末時期に活躍した十代浄雪とその弟奥平了保。

茶釜のことはまだよく分かっていないが、一つ一つが味わい深く見入ってしまう。こういうものって時代を感じさせないのかな...


浄雪の霰丸釜
釜全体に付けらた霰(あられ)。釜の首、胴、底と一周の長さは違うが、付けられた霰の数はどの段も同じとのこと。何気ないところに施された秀悦なる技。





了保の刷毛目釜
釜肌に付けられた刷毛目が大胆。そしてわざわざ施された虫喰い跡から湧き立つお湯の湯気が出るとか。 いいだろなぁ~




浄雪の書き残した「名物釜由緒聞伝控」や、制作に使用された紙形、木型もあり。

もう少しお釜のことを勉強してまた来たい。


http://www.seiwemon-museum.com/j/



芦屋 麓 でゆっくり

2014年09月26日 16時01分16秒 | つれづれ
芦屋 「麓」

外を歩けば金木犀の香り。
そんな秋の空気に誘われるようにフラフラと芦屋の「麓」に。

いつものお気に入りの2階の席に座ってゆっくり。
流れる音楽は「JAZZで聞くTSUNAMI」
軽いピアノが心地良い。




今朝、手紙、書類、メールを送り、当面の抱えていたものは一旦全て処理。

テラスを通して見える秋の空...