明日の風に吹かれて

日々の感じることを感じるままを綴っていきます。 明日が佳き日になりますように。

初めての盆立点前

2014年09月16日 22時03分30秒 | お茶
お茶のお稽古

後炭手前と盆立点前に唐物点前。

今日は前回の口振りから茶通箱点前かと思ってたのに、思いもしない盆立点前。
生まれて初めてのお点前にうろたえた。

象牙の茶杓
茶杓を清めるには、3回清め、更に袱紗の中で茶杓を突いて突いて、向こうがら抜いて抜いて、全体を丁寧に清め、盆中の茶入れの左に。

またお茶を3杓すくったら、すぐさま茶杓を清め盆中の茶入れの左に。

そして揉み手
お茶入れは揉み手してから扱うんだけれども、「その揉み手がおかしい」とお師匠はんが笑う。
左手を上にして...
確かに自分でもなんか不器用やなと思う。

この辺りが唐物点前とは違うのかな? 勿論、お盆の扱いそのものがあるけれども。

拝見では茶入れのご由緒を聞かれた。





四ケ伝になってからどうも袱紗さばきがどうもまとまらない。結局は割り稽古をいい加減にしたツケが回ってきた感じ。

お願いしてちょっと特別練習。身に入ったかどうか不安だが。




「旧暦で日本を楽しむ」 千葉望

2014年09月16日 11時06分03秒 | つれづれ
「旧暦で日本を楽しむ」 千葉望

旧暦の良さ、味わい深さにウンウンと納得しながら読んだ。

今の日本が新暦(東アジアではグレゴリオ暦)であることはこの国際社会では致し方ないとは思う。

でも旧暦行事を新暦で味わうのはどうかな?と思ってた。

「うだるような暑さですが、暦の上では早や立秋」なんてことをテレビで言っているのにも違和感があった。

本を読みながら、旧暦がまさに季節や自然と一体であることを納得。当たり前といえば当たり前だけと。

9月9日の重陽の節句もほんとは9月ではピンとこない。10月、やっぱり菊らしい菊があり、何より透き通るようなそしてちょっと肌寒い空気感がなきゃと思う。

日常生活の暦は暦として、旧暦を意識することも人生を楽しみ、感性を豊かにする上では大事なのかも。

上弦の月が旧暦7日ぐらい、満月が15日、新月になれば月が変わる。そんな風に月を眺めて暮らすことも大切なんだろうな。