明日の風に吹かれて

日々の感じることを感じるままを綴っていきます。 明日が佳き日になりますように。

ただ黙々とお茶のお稽古

2017年08月31日 21時52分47秒 | お茶


今夜のお茶のお稽古はおっさん二人だけ。

共に「行の行台子」を黙々と。

日頃は何かとちゃちゃを入れるお師匠はんも今日は静か。
時折、間違いなどを指摘するだけ。


集中したお稽古を終わっての帰り道、風が秋の気配。






映画「甘き人生」

2017年08月30日 15時09分06秒 | つれづれ
映画「甘き人生」

原題「Fai bei sogni (良い夢を、楽しい夢を)」
そんな言葉を残して9歳の少年マッシモの母が突然亡くなってしまう。

大人になり、記者として成功しているようでもあるが、しかし母から捨てられたような喪失感、自閉感からは脱却出来ていない男の物語か?


カトリック系私立学校の教師である神父が諭すように語る「君に必要なのは“もしも”ではない。“にもかかわらず”だ」という言葉が残る。

神父は次のように続ける。「自分が不幸な目に遭ったにもかかわらず、自分の母が自分を置いて死んだにもかかわらず……」と。

『その先の「……」を埋めるのは君のなすべきことだ』と。これは全ての者に当てはまることかも知れないな。


それにしても、ラスト前に彼女が囁く「もう、お母さんをいかせてあげたら」という言葉、言い換えれば「あなたも、お母さんから自由になりなさい」という言葉。

この前後にもっと絡みがあるのかと思っていたが、余りにも簡単にツルッと出てきたので拍子抜けした。


それにサラエボ内戦従軍記者時代のインサートとか、本当に必要なのかな?とも思った。やたら話がややこしくなるだけのように思えた。





大手TVCMの撮影 (K)

2017年08月28日 15時35分52秒 | 役者

某大手企業のTVCM


郊外の家、一軒を丸ごと借り切っての撮影。
しかもその家の各所を黒布で覆い、夜の設定に。
スタッフは40人以上。
さすが世間に名だたる大企業の撮影現場。




そのスタッフの数、照明などに異常にこだわる現場の雰囲気などに一瞬たじろぐが、役者がビビってる場合じゃない。


残業帰りの遅い食事ながら、夫婦仲睦まじい雰囲気をとのこと。

それぞれがそれなりの数のオーディションを経ての女優さんと即席での夫婦役で。

彼女と下打ち合わせで基本線だけを決め、かなりの部分をアドリブで。

本番行きます
廻りました
準備OK
よ~いスタート

長回しの撮影ながら、NGなしでの2テイクで完了。



あ~あ、この緊張感がいい!



貴人清次濃茶付花月 (2017)

2017年08月25日 14時24分17秒 | お茶


お茶のお稽古

総当たり花月と貴人清次濃茶付花月



貴人清次濃茶付花月(ひさご棚)
またまた貴人さんとなった。
以前は貴人さんは上げ膳据膳だなとゆっくりしていたら、「さあさ、出てきて」と叱られた。今回は承知の上。


最初の「花」の人が貴人茶碗を持ち出し棚正面に準備。お次の茶碗、建水などを手前に用意して控える。





次に貴人が、お次の茶碗を右掌に乗せ、左手に建水を持って入り、蓋置、釜の蓋。
更にお茶入、茶杓を清め、貴人茶碗で茶筅通しなどを行い、自身が飲む濃茶の準備までをし、貴人畳に戻る。




続いて、「花」が貴人さんへの濃茶を練り、次客が貴人茶碗を取り次ぎ、貴人が頂く。その貴人茶碗を次客が下げ、貴人畳隅に置く。

次に、貴人が点前座に進み、次客以下の皆さんの濃茶を練り供する。

皆さんが折据(おりすえ)を回し、札を取り、名乗り合ったら、貴人さんは自席に戻る。

以後は貴人も何も関係なく、札を引く薄茶平花月に。


ただ、仕舞花
仕舞花では、最後に貴人畳にある貴人茶碗を取り込み茶筅通しをする。
もしも仕舞花が貴人の時には普通に貴人茶碗に水を汲み茶筅通しをすればよいが、次客他が仕舞花になった折には、貴人茶碗にお湯を組み、捨て、それから水を汲み入れ茶筅通しとなる。

でも考えてみれば、不思議な感じだ。
貴人だと言っても最初から最後まで威張りまくってるわけではなく、ある種平等感覚なのかな?






「月」が当たり、お点前をしていたら、お師匠さんが「とても丁寧なお点前をしている」と。

自分でもそう思った。

夏の舞台公演などが終わり、自分の中でも気持ちが落ち着いたのかな?



炎天下での撮影終了 (A)

2017年08月24日 16時55分52秒 | 役者

とあるCMの撮影
この真夏の炎天下での終日撮影、さすがに参った。

媒体としては一年中使用するということで、季節は春先設定で、冬物パンツに長袖シャツにベスト、あるいはジャケットと地獄!

とは言え、私などは女性スタッフ陣に日傘を差してもらい、扇子で扇いでもらい、汗を押さえてもらい、水を差し出してもらい...

一方で実際の演出、カメラマンとかは大変で、すぐに首筋などが真っ赤に。一人は気分が悪くなるし、

まあこちらも用意してあった靴が合わず靴づれを起こして大変だったが。


昼飯の時の会話がどんどん弾むなど気持ちのいい撮影だった。
ありがとうございました。


自転車で緑のトンネルを疾走するのは気持ちが良かった。





さえぎるものの何もない炎天下での撮影はさすがにきつい!