風炉での行台子 2016年05月31日 22時32分40秒 | お茶 風炉では初めての行台子。 どうなるのか緊張気味だった。 基本的には台子に正面を向いてのお点前。 そして中蓋とかもないので、炉の時のように何度も火舎蓋置をひっくり返したりすることもない。 また柄杓も「置き柄杓」と「切り柄杓」の繰り返し。 風炉なのに、やりにくい「引き柄杓」もない。 意外と楽! 師匠からも「風炉の間にしっかり覚えて」と。 お稽古の静寂の気分のまま外に出たら、心地良い風が。 いい時間だ。
結婚式 泣かなかったことで思う 2016年05月30日 17時15分57秒 | つれづれ 昨日、娘の結婚式から帰国。 まあ、ようやくというか、やっとというか、ホッとした気分.. 泣くかなと思ったが、意外に泣かず... 勿論ウルっとくる部分はあるが、泣かない自分が薄情なんかな?と思ったりしたが、そうじゃないんだろうな。 子供は見守るしかないとは思いつつも、親としてそれなりに心配もし、それとない一言はかけてきた。 でも、今回はいろいろあり、親子共々相当に際どいところ、危ない場面もあった。 そこを通り過ぎての結果なので、ある種吹っ切れたのかも知れない。なので泣くとかなんとかより、むしろ晴れ晴れした気分が近いのかも知れない。 父親が娘婿を厳しくみてしまうのは仕方なくいろいろあったが、心暖かな御家庭に迎えられて良かったと思う。 親を見送り、子供を送り出し、後は自分の葬式だけ? 私自身が大人にさせてもらった娘の結婚だった。 二人で人生を闘い、楽しみ、幸せになれ!
茶事出張料理人 半澤鶴子さん 壮絶な生き様 2016年05月25日 16時42分45秒 | お茶 茶事出張料理人 半澤鶴子さん NHKのETV「女ひとり 70歳の茶事行脚」 いや~凄い方だ。 その覚悟を決めた生き様に言葉を無くす。 教えて頂いて再放送を録画し、改めて。 70歳を機に茶事の神髄を極めようと、鍋釜と茶道具を車に積み、着物姿で車を運転し、全国各地を廻る。 その土地、土地で出会った初対面の人々に、その土地の食材を使った料理とお茶をふるまう旅。 (旅と言っていのかどうか?) その土地を感じるために時には野宿をし、時には車で寝泊まりし、更には38度の熱を押してでも茶席を催す。何かの義理や義務があるわけでもないのに。 別に立派な茶室でもなく、魚港のコンクリートの路傍だったり、山の畑の片隅だったり。 途中大腸癌の手術、治療で中断するものの、再び全国へ向かう姿の密着ドキュメンタリー。 生い立ちもなかなかのご苦労があり、それ故もあるのか、まことに壮絶というか、覚悟を決めた生き様。 圧倒された。
プレスリリース 2016年05月25日 11時59分55秒 | つれづれ 現役時代に仕込んでいたとあるプロジェクト。 ようやく開発が完了し、「今日プレスリリースする」とかつての部下から昨日連絡。 そして今朝の新聞にて確認。 組織を変え、何人かには転勤してもらってまでして進めたプロジェクト。 あしかけ10年弱、感慨深い。
淡交会研究会 2016年05月22日 12時44分34秒 | お茶 淡交会研究会 研究会と言っても幹事クラスの方がお点前をされるのを横で業躰先生(今回は東京の先生とのこと)が指導、解説されるのを拝見するだけだが... 初炭、包帛紗、貴人清次花月 初炭 月形に切った灰は、巻くのではなく五徳右爪の横に落とすだけ 包帛紗 棗濃茶 縦位置の基準は棚 棚位置を決めそれに応じて釜の位置が決まる 席入の際、亭主は閉じた襖の向こうで客の畳ずれの音をよ~く聞いておくように 初炭から間が経っていないので、練る前に型通りに水を指す必要はない。状況をよく見て 濃茶は練る、薄茶は点てる 重きを軽く、軽きをば重々しく 貴人清次花月 一連のチームプレイ 先、先を読んでいくこと 『正客はお道具についてお聞きしたらいいが、「御釜は?」「鐶は?」「羽箒は?」...「氏名?」「住所?」と職務質問のようにならないように』には笑ってしまった。 自分の感じたこと、知っていることなどを添えながら尋ねるように、とのこと。 幹事クラスの方が厳しく指導されるのには驚いたが、なかなか勉強になった。 普段は仲間の方のお点前を見ているが、それなりの方のお点前を拝見するだけでも参考になる。