昨日が「敬老の日」で今日は「老人の日」 ややこしい。
で、「その高齢者って何歳から?」ったら、なんと65歳から。ええっ、充分射程距離。 びっくりやら、情けないやら。
それにしても
65歳以上が3296万人 4人に1人
75歳以上が1590万人 8人に1人
あ~あ、嫌われる一人になりつつある。
国の概算予算は101兆円。
そのうち社会保障費が大半の厚労予算は36兆。
それなのにこの国の税収入は54兆ほどで残りは借金。
収入の2倍で暮らし、これまでの借金は20年分の年収(税収)1000兆を超える国
消費税が8%に上がったが増税収入は8兆円 (今年は5兆円)ほど。借金に追いつくわけもない。
消費税は10%に上げるべきだろうが、全体から見れば税収入の増分効果は5.4兆円程と僅かななもの。むしろ景気や個人消費等へのマイナス影響が心配され、絶妙の舵取りが必要。
過去の結果でも一般税収が増えたことにはならず、増税効果が吸収されている。
そうかと言って年金減額、介護補助の縮小等々と社会保障費を大胆に削っていけば、結局は国に任せていては、安心して暮らして年を取るとことは出来ないということで、また個人の消費、財布の口は堅くなる。
ひいては経済成長が減速し、給与も減るというマイナススパイラル。
今でも物価上昇目標は達成しつつも実質賃金が物価上昇に追い付かないというアホなことになっているのに。
経営的に破綻しつつある国
美辞麗句やビッグワードはもうええから、マクロとミクロの数字の議論をもっともっとオープンにやって欲しい。