エンタメ三昧です。日々のアレに対し、心の均衡を何とか保つために。
フィルメックス関係で7本観ました。半分は韓国。どれもこれも面白かったー。
中でも一番すばらしかったのはイランのバフマンゴバディ監督(『酔っぱらった馬の時間』大好き!)の『ペルシャ猫を誰も知らない』コレが文句なくとにかく素晴らしい!男女2人のミュージシャンが主人公という、今までのイラン映画のイメージとは全く違う感じなのもびっくり。ポップミュージックを公の場で演奏することさえも難しいイスラムの国で、音楽をやり、海外でのライブを夢見ているミュージシャン達がいるんだというのは、何の気無しに同じ感覚で音楽を聴いてるつもりになってる自分にとって、ガツーンと目を覚めせられたし、同時に音楽というのはやっぱり共通のモノだというのも感じられて(アイスランドでシガーロスを観るのが夢って!)すごく嬉しくなっちゃった。中で流れる映像もかっこいいしPVみたいでいい曲がいっぱい。「世界は完璧じゃない」にグッと来つつも、これが今のテヘランの現実で、監督もビザがおりなくて来日できず、しかもイランにも帰れなくなってしまったというメッセージに何ともいえないモヤモヤしたきもちでいっぱいになりました。日本っていう国を、全く違う国を通して「想う」という不思議。そしてこんなにも困難な中、それでも笑いを忘れないゴバディ監督の作品にすっかり心奪われた訳でございます。てか音楽好きは観なきゃだめ 来年公開が決まっている『フローズンリバー』も良かった。母強し。『悲しみのミルク』は、どっちかというと「悲しみのポテト」じゃね?て想ってたら、スペイン語原題の直訳は「怯える乳」とのこと。なるほどー。
韓国は4本。『亀、走る』が特に面白かった~!「チェイサー」で熱演のキムユンソクがまた刑事。ダメ親父っぷりがサイコー。楽しみだった『執行者』は大好きなチョジェヒョンさんが主役を熱演。やっぱりちょっと狂ってて、でも愛らしいという役をやらせたらタマらん方ですね。あとはミーハーだけど好きなお顔なのです 西島君が死刑囚の役をやった「休暇」とテーマがモロかぶっていて、韓国人と日本人の明らかな違いみたいなものが如実に出てました。『息もできない』は監督が主役もやってたなんてびっくり。私が想う正にこれぞ韓国映画っていう作品。暴力描写とかハンパないし、家族モノはウマいなぁーと思う。こういう映画がヒットする韓国って、やっぱすごくいいなぁ~。『バンドゥビ』バングラデッシュからの移民労働者と韓国の女子高生の物語。いろんな社会問題が含んでいるけどとてもあたたかいステキな作品。ラストのミンソの笑顔に救われました。
演劇は生風間さんを観たいと思ってTHEガジラの『大人の時間』を。やっぱり風間杜夫さんと有薗芳記さんがむちゃくちゃスバラシカッタです。瀬川先生(風間さん)がキレるとこがもうなんていうかうますぎて面白い!有薗さんといえば、私の中では断然「逆噴射家族」のお兄さん役なんだけど、今回のキリヤマも同じ匂いのする役だったので観ながらウキウキしちゃいました。先日観た「錦繍」にも出てた梅沢昌代さんや、3回も観た「旅とあいつとお姫さま」に出てた高田恵篤さんも出演されててびっくり。短い期間でいろんな作品に立て続けに出てる方の頭の中ってどうなってるんでしょ。すごすぎる。
ライブは2本。クアトロでMAEとOWLCITYを。MAEは初来日以来に久々に観たけど、1stしか知らないのでほぼ初めて観た様な感覚。新しいアルバムの曲とかなんか、客がキョトンとしてる感じが何度かしたけど気のせいでしょうか。OWLCITYはすごく期待してたのに、声も曲もものすごくふつーでした。緊張しているのか歌っていても目も合わさずに終わったらとっとと帰ってしまった感じ。あと写真と顔が全然違うー(笑)てかなんかイマイチ乗り切れないこの感じは、MUTEMATHを観た後だからか?もしかして今後はどのバンド観ても「ふつーじゃね?」とかって感じてしまうんではないかしら...とちょっと恐怖 ヒカシュー&メテオールは浅草クラウッドにて。メテオールってば強烈にものすごく苦手系。てかヒカシューの対バンで初めて観る時に好きなバンドがいたことがほとんどない。評判が良い相対性理論も、先日のジューシーハーフも全然好きじゃなかったしなー。好みが違うっぽいのが残念です。ヒカシューは大好きな「入念」が早めに聴けて嬉しかったし、清水さんがしゃべったのが印象的。てかわかんなくてもできちゃうってスゴ~イ!新曲とかもね。でもなんか様子がいつもと違うと思ったら、そんなことがあったとは...。それでもアンコール2回聴かせていただきました。
貫井徳郎『夜想』面白くて一気に読了。
てかmutemathのdvd、もう観始めたら止まらないわけで
フィルメックス関係で7本観ました。半分は韓国。どれもこれも面白かったー。
中でも一番すばらしかったのはイランのバフマンゴバディ監督(『酔っぱらった馬の時間』大好き!)の『ペルシャ猫を誰も知らない』コレが文句なくとにかく素晴らしい!男女2人のミュージシャンが主人公という、今までのイラン映画のイメージとは全く違う感じなのもびっくり。ポップミュージックを公の場で演奏することさえも難しいイスラムの国で、音楽をやり、海外でのライブを夢見ているミュージシャン達がいるんだというのは、何の気無しに同じ感覚で音楽を聴いてるつもりになってる自分にとって、ガツーンと目を覚めせられたし、同時に音楽というのはやっぱり共通のモノだというのも感じられて(アイスランドでシガーロスを観るのが夢って!)すごく嬉しくなっちゃった。中で流れる映像もかっこいいしPVみたいでいい曲がいっぱい。「世界は完璧じゃない」にグッと来つつも、これが今のテヘランの現実で、監督もビザがおりなくて来日できず、しかもイランにも帰れなくなってしまったというメッセージに何ともいえないモヤモヤしたきもちでいっぱいになりました。日本っていう国を、全く違う国を通して「想う」という不思議。そしてこんなにも困難な中、それでも笑いを忘れないゴバディ監督の作品にすっかり心奪われた訳でございます。てか音楽好きは観なきゃだめ 来年公開が決まっている『フローズンリバー』も良かった。母強し。『悲しみのミルク』は、どっちかというと「悲しみのポテト」じゃね?て想ってたら、スペイン語原題の直訳は「怯える乳」とのこと。なるほどー。
韓国は4本。『亀、走る』が特に面白かった~!「チェイサー」で熱演のキムユンソクがまた刑事。ダメ親父っぷりがサイコー。楽しみだった『執行者』は大好きなチョジェヒョンさんが主役を熱演。やっぱりちょっと狂ってて、でも愛らしいという役をやらせたらタマらん方ですね。あとはミーハーだけど好きなお顔なのです 西島君が死刑囚の役をやった「休暇」とテーマがモロかぶっていて、韓国人と日本人の明らかな違いみたいなものが如実に出てました。『息もできない』は監督が主役もやってたなんてびっくり。私が想う正にこれぞ韓国映画っていう作品。暴力描写とかハンパないし、家族モノはウマいなぁーと思う。こういう映画がヒットする韓国って、やっぱすごくいいなぁ~。『バンドゥビ』バングラデッシュからの移民労働者と韓国の女子高生の物語。いろんな社会問題が含んでいるけどとてもあたたかいステキな作品。ラストのミンソの笑顔に救われました。
演劇は生風間さんを観たいと思ってTHEガジラの『大人の時間』を。やっぱり風間杜夫さんと有薗芳記さんがむちゃくちゃスバラシカッタです。瀬川先生(風間さん)がキレるとこがもうなんていうかうますぎて面白い!有薗さんといえば、私の中では断然「逆噴射家族」のお兄さん役なんだけど、今回のキリヤマも同じ匂いのする役だったので観ながらウキウキしちゃいました。先日観た「錦繍」にも出てた梅沢昌代さんや、3回も観た「旅とあいつとお姫さま」に出てた高田恵篤さんも出演されててびっくり。短い期間でいろんな作品に立て続けに出てる方の頭の中ってどうなってるんでしょ。すごすぎる。
ライブは2本。クアトロでMAEとOWLCITYを。MAEは初来日以来に久々に観たけど、1stしか知らないのでほぼ初めて観た様な感覚。新しいアルバムの曲とかなんか、客がキョトンとしてる感じが何度かしたけど気のせいでしょうか。OWLCITYはすごく期待してたのに、声も曲もものすごくふつーでした。緊張しているのか歌っていても目も合わさずに終わったらとっとと帰ってしまった感じ。あと写真と顔が全然違うー(笑)てかなんかイマイチ乗り切れないこの感じは、MUTEMATHを観た後だからか?もしかして今後はどのバンド観ても「ふつーじゃね?」とかって感じてしまうんではないかしら...とちょっと恐怖 ヒカシュー&メテオールは浅草クラウッドにて。メテオールってば強烈にものすごく苦手系。てかヒカシューの対バンで初めて観る時に好きなバンドがいたことがほとんどない。評判が良い相対性理論も、先日のジューシーハーフも全然好きじゃなかったしなー。好みが違うっぽいのが残念です。ヒカシューは大好きな「入念」が早めに聴けて嬉しかったし、清水さんがしゃべったのが印象的。てかわかんなくてもできちゃうってスゴ~イ!新曲とかもね。でもなんか様子がいつもと違うと思ったら、そんなことがあったとは...。それでもアンコール2回聴かせていただきました。
貫井徳郎『夜想』面白くて一気に読了。
てかmutemathのdvd、もう観始めたら止まらないわけで