
☆ファンドは大赤字だが、サウジなどに固定配当実施している
☆孫氏、米経済誌フォーブスのインタビュー
*SVFが投資する88社のうち15社は破綻するだろうと答えている
*元々ベンチャーキャピタルであるSVF
*88社の半分以上破綻しても投資が成功するケースも
(アリババのような大化け銘柄が数社でれば)
☆夢のようなユニコーンバブルはすでに崩壊しはじめている?
☆孫氏の投資は、ある面で危機に瀕しているのか?

☆孫氏が率いるソフトバンクグループ(SBG)の20年3月期決算
*最終損益が約7.5千億円の大赤字
*前期の約1兆4千億円の黒字から一変した格好
☆SVFは、10兆円もの資金を世界のAI企業群などに投資する
*1兆円を投じながらIPOが頓挫したウィーワーク等
*第2のアリババと言われたインドの格安ホテルチェーンの業況悪化
*新型コロナの蔓延で、SVFの損益悪化は厳しい
☆SVFは投資資産10兆円
*サウジアラビアの政府系ファンドなどが4兆円投資している
(毎年、元本の7%を固定配当することを約束している)
*サウジをコロナによる原油暴落が急襲している
*孫氏は、法外な条件でサウジの皇太子から巨額な資金を引き込んだ
*サウジヘの利益還元するために他の資産の売却するケースが生じるかも

☆天才的な目利きと目された孫氏の低迷理由を大手証券幹部は語る
*孫氏は、SVFの10兆円を5年程度かけて投資する計画だった
*結果的に、それを2年強で使い果たしてしまった
*拙速で無理をした投資が、ウィーワークなど不良企業への投資に繋がった
☆SVFから複数の幹部の退社も相次いでいる
*ロンドン在勤のパートナーキャロライン・ブロチャド氏が辞任した
*有力な社外取締役、永守会長や柳井会長などもSBGを離れた
☆孫氏の孤立は明らか
*SBGの株価は、コロナショック等で急落
(時価総額は、ー時6兆円を割り込んでいた)

☆調達した資金のうち最大2兆円を自社株買い
☆残り、2.5兆円を負債削減等に充てる資本政策
☆肝心の4.5兆円もの資産売却がうまくいくか予断を許さない
*売却額が巨額なだけに市場インパクトが大きい
☆SBGが売れば相場が下がり、安値売却に繋がりかねない
☆自らの首を絞めるようなもの
(敬称略)


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急落ソフトバンク株の行方は
(『THEMIS5月号』記事、ネットより画像引用)
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