🌸海外の“死''見聞録1
☆文字ばかりで恐縮ですが
*医師側から見た『看取り』の内容なので
☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます
⛳人生における偶然
☆筆者が海外に行くきっかけとなったのも
☆筆者が海外に行くきっかけとなったのも
*神戸の病院でがんの終末期医療に取り組んで、悪戦苦闘していた
*医者が、完治の見込みのない患者さんの治療に
*医者が、完治の見込みのない患者さんの治療に
*熱心に取り組まないことへの反発からでした
☆医者は患者さんの命を救ってナンボという側面がある
☆医者は患者さんの命を救ってナンボという側面がある
*助かる見込みのある患者さんに熱意を傾ける気持ちはわかります
*治らないと決まった患者さんにも、医療は必要なはずです
☆筆者は助かる見込み少ない、患者さんにこそ向き合う必要性を感じて
*終末期医療を学ぶ気持ちになった
☆当時はターミナルケアという言葉も一般的ではなく
*論文もほとんどなく、教科書や参考書もありませんでした
*唯一、「日本死の臨床研究会」という組織があって
*私はそこに入会し、シンポジウムなどを聴きに行きました
☆患者さんは当然のことながら
*病気を治してほしいと望んでいます
*がんの告知もしていない時代、死の受容はむずかしく
*筆者は、容態が悪化する患者さんに向き合い、苦しい日々を送っていた
☆終末期の患者さんを受け持つと
☆終末期の患者さんを受け持つと
*いつ急変してポケットベルが鳴るかもしれず
*心の休まるときがありませんでした
*無念の思いで亡くなっていく患者さんを看取りながら
*筆者は自分の無力と、終末期医療の困難さに
*ほとんどノイローゼになりかけていた
☆以前から海外の生活に憧れる気持ちはありましたが
☆以前から海外の生活に憧れる気持ちはありましたが
*大学で博士課程も終えていない筆者には
*医局からの留学など端から可能性がありません
*海外生活など夢物語とあきらめかけていたときに
*外務省の医務官募集の記事を見つけた
⛳筆者は、外務省の医務官に転職した(サウジアラビアへ赴任)
☆外務省も大使館も、筆者にとっては未知の世界でした
☆外務省も大使館も、筆者にとっては未知の世界でした
*幸い、欠員状態だったのでスムーズに採用され
*最初の任地としてサウジアラビアが提示されました
☆サウジアラビアについては、殆ど予備知識しかなかった
*最初単身で赴任し、3ヵ月後に家族を呼び寄せました
☆サウジアラビアについては、殆ど予備知識しかなかった
*最初単身で赴任し、3ヵ月後に家族を呼び寄せました
☆昼間の気温は日向で摂氏50度を超え、湿度も一桁の乾燥
*祈りの時間には、レストランはじめすべての店が開められ
☆女性は外国人も軍の運転を禁じられ
*外出時はアバヤという黒いベールで顔以外
*全身を覆わなければならないなどの厳しい決まりもありました
⛳サウジアラビア人外科部長との対話
☆サウジアラビアの病院は、オイルマネーの恩恵で
⛳サウジアラビア人外科部長との対話
☆サウジアラビアの病院は、オイルマネーの恩恵で
*建物も設備も超・近代的で
*日本の大学病院にも引けを取らない充実ぶりでした
*手術室や集中治療室なども立派で
*緊急の患者が出ても任せられると感じました
☆筆者は海外の終末期医療にも興味を持っていたので
☆筆者は海外の終末期医療にも興味を持っていたので
*自己紹介がてら話を聞かせてもらうようにしていました
*外科部長が「おまえは大使館なんかで働いているんだ」と聞いてきた
*外科部長が「おまえは大使館なんかで働いているんだ」と聞いてきた
*日本では外科医で、がんの終末期医療に疲れて
*現場から逃げ出してきたと答えた
☆外科部長は深くうなずき
☆外科部長は深くうなずき
*「サウジアラビアでもがんの末期患者の治療に苦慮している」と
*がん告知の問題、抗がん剤の副作用
*手術による合併症や延命治療の弊害など
*サウジアラビアと日本は自然も文化もまるで異なるのに
*がん患者への治療のむずかしさは同じ
☆筆者はアラビア服姿の外科部長に親しみと共感を覚えた
*筆者は、がんの治療は終末期医療に関し質問した
*ある時点を超えたら何もしないほうがいい状況になるのに
*患者さんは最後の最後まで治療を求めてきます
*そんなとき、医者は何と言えばいいのでしょう
☆外科部長は自信満々に答えた
*そういうときはこう言えばいい。死を恐れるな
*そういうときはこう言えばいい。死を恐れるな
*アッラーが永遠の魂を保証してくれる
☆筆者は、外科部長への親しみは一挙に霧散
*『十戒』でモーセが断ち割った紅海ほどの隔絶を感じた
☆宗教のある国は強いなと、彼我の差に愕然とした
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人はどう死ぬのか』
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『海外の終末医療の“死''』『アッラーが永遠の魂を保証』『宗教』
(ネットより画像引用)
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