🌸秦氏(はたうじ)
☆日本の古代史において重要な位置を占める渡来系氏族
⛳秦氏の起源と渡来
☆『日本書紀』の記述
*応神天皇の時代、始皇帝の子孫「弓月君」が多数の民(約2万余人)を
*率いて朝鮮半島から渡来したのが始まり
☆渡来時期
*5世紀中頃に新羅から渡来した氏族集団
*「はた」は古代朝鮮語で「海」を意味する
☆優れた技術と財力
*彼らは、養蚕・機織りなどの織物技術、土木・治水技術
*砂鉄や銅の採掘・精錬などの鉱山技術
*酒造、薬草など、日本にはない最先端の技術と知識をもたらした
*その技術力と財力は、古代ヤマト王権の発展に大きく貢献した
⛳秦氏の本拠地と活動範囲
☆山背国(現在の京都府)
*京都市の太秦地域は秦氏の本拠地として知られている
*太秦という地名は、秦氏が絹をうずたかく積んで朝廷に献上したので
*「禹豆麻佐(うずまさ)」と呼ばれたことに由来する
☆広範な分布
*秦氏に関係する人々は全国34カ国・89郡に及ぶ
*分布は東海、北陸、近畿、中国、四国、九州北部と、極めて広範囲
☆長岡京・平安京遷都への貢献
*遷都においては、秦氏の存在感が非常に大きかった
*彼らの財力と土木技術が都市建設に大きく貢献した
⛳秦氏の主要な人物
☆秦大津父(はたのおおつち)
*商才に長け、日本最初期の本格的商人像ともいえる存在
☆秦河勝(はたのかわかつ)
*聖徳太子の側近として活躍したとされる人物
*京都太秦に広隆寺(蜂岡寺)を創建した
*日本の芸能・音楽の始祖ともいわれ
*能の家元である世阿弥は秦河勝を能の元祖
⛳秦氏は多くの神社と深い関わりを持つ
☆松尾大社(京都市)
*秦氏の氏神の一つとされ、醸造の神としても信仰されている
☆伏見稲荷大社(京都市)
*全国に多数ある稲荷神社の総本宮
*秦伊呂具(はたのいろぐ)が稲荷山に創建された
*稲作や商売繁盛の神として、現在も篤い信仰を集めている
☆大酒神社(京都市)
*広隆寺の隣にあり、秦河勝を祖神とする秦氏の神社
*秦の始皇帝、弓月王、秦酒公を祀るとされている
☆伊勢神宮
*秦氏が財力や技術力を提供した
☆宇佐八幡宮(福岡県)
*八幡神社の総本社
*八幡の「幡」が「ハタ」に通じることから秦氏の神社
☆上賀茂神社・下鴨神社
*賀茂氏の氏神を祀る神社
⛳秦氏と「ユダヤ系渡来人」説
☆近年、秦氏のルーツを「ユダヤ系渡来人」とする説がある
*神社に見られる紋章や祭祀の類似点から
*古代イスラエルとの繋がりを指摘するもの
☆日本の多様な文化のルーツを探る上で、興味深い議論の一つ
(敬称略)
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⛳出典、『神社が語る古代12氏族の正体』
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『秦氏』『秦氏と神社』『秦氏と寺』
(ネットより画像引用)
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