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『秦氏』『秦氏と神社』『秦氏と寺』

2025年07月24日 | 歴史
🌸秦氏(はたうじ)

 ☆日本の古代史において重要な位置を占める渡来系氏族

秦氏の起源と渡来
 ☆『日本書紀』の記述
 *応神天皇の時代、始皇帝の子孫「弓月君」が多数の民(約2万余人)を
 *率いて朝鮮半島から渡来したのが始まり
 ☆渡来時期
 *5世紀中頃に新羅から渡来した氏族集団
 *「はた」は古代朝鮮語で「海」を意味する
 ☆優れた技術と財力
 *彼らは、養蚕・機織りなどの織物技術、土木・治水技術
 *砂鉄や銅の採掘・精錬などの鉱山技術
 *酒造、薬草など、日本にはない最先端の技術と知識をもたらした
 *その技術力と財力は、古代ヤマト王権の発展に大きく貢献した

秦氏の本拠地と活動範囲
 ☆山背国(現在の京都府)
 *京都市の太秦地域は秦氏の本拠地として知られている
 *太秦という地名は、秦氏が絹をうずたかく積んで朝廷に献上したので
 *「禹豆麻佐(うずまさ)」と呼ばれたことに由来する
 ☆広範な分布
 *秦氏に関係する人々は全国34カ国・89郡に及ぶ
 *分布は東海、北陸、近畿、中国、四国、九州北部と、極めて広範囲
 ☆長岡京・平安京遷都への貢献
 *遷都においては、秦氏の存在感が非常に大きかった
 *彼らの財力と土木技術が都市建設に大きく貢献した

⛳秦氏の主要な人物
 ☆秦大津父(はたのおおつち)
 *商才に長け、日本最初期の本格的商人像ともいえる存在
 ☆秦河勝(はたのかわかつ)
 *聖徳太子の側近として活躍したとされる人物
 *京都太秦に広隆寺(蜂岡寺)を創建した
 *日本の芸能・音楽の始祖ともいわれ
 *能の家元である世阿弥は秦河勝を能の元祖

⛳秦氏は多くの神社と深い関わりを持つ
 ☆松尾大社(京都市)
 *秦氏の氏神の一つとされ、醸造の神としても信仰されている
 ☆伏見稲荷大社(京都市)
 *全国に多数ある稲荷神社の総本宮
 *秦伊呂具(はたのいろぐ)が稲荷山に創建された
 *稲作や商売繁盛の神として、現在も篤い信仰を集めている
 ☆大酒神社(京都市)
 *広隆寺の隣にあり、秦河勝を祖神とする秦氏の神社
 *秦の始皇帝、弓月王、秦酒公を祀るとされている
 ☆伊勢神宮
 *秦氏が財力や技術力を提供した
 ☆宇佐八幡宮(福岡県)
 *八幡神社の総本社
 *八幡の「幡」が「ハタ」に通じることから秦氏の神社
 ☆上賀茂神社・下鴨神社
 *賀茂氏の氏神を祀る神社

⛳秦氏と「ユダヤ系渡来人」説
 ☆近年、秦氏のルーツを「ユダヤ系渡来人」とする説がある
 *神社に見られる紋章や祭祀の類似点から
 *古代イスラエルとの繋がりを指摘するもの
 ☆日本の多様な文化のルーツを探る上で、興味深い議論の一つ
                        (敬称略)
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『神社が語る古代12氏族の正体』




『秦氏』『秦氏と神社』『秦氏と寺』
(ネットより画像引用)

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