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アーロン収容所・西欧ヒューマニズムの限界9(社会の本質)

2021年02月27日 | 社会
🌸アーロン収容所・西欧ヒューマニズム9(社会の本質)

 ☆捕虜体験で感じたヨーロッパ人の人種主義的偏見を考察した本
 ☆捕虜に対する英軍の非人間的残虐性
 *西洋人の東洋人への絶対的な優越感

 ☆著者、会田雄次

⛳『アーロン収容所』著者のプロフィール
 ☆大東亜戦争中、歩兵連隊に入隊ビルマで終戦を迎えた筆者
 ☆英軍捕虜として過ごした約2年間の収容所生活をまとめた本
 ☆強制労働に服する中で、筆者はイギリス人への反感を強めていく
 ☆自分たち捕虜に対する非人間的な扱いが理由
 *タバコをくれるというが床に放り、あごで拾えとしゃくる
 *家畜飼料として使用している米を支給する
 *飢えさせて、病原菌のいるカニを食べざるをえない状況に追い込む
 ☆筆者は、こうしたエピソードを本で紹介
 *イギリス人は「なんという尊大倣慢な人種だろうか」と嘆く
 ☆イギリス人の東洋人に対する絶対的な優越感
 *筆者は、イギリス人にとり、自然なものであることに気づく

⛳『アーロン収容所』での著者の思い
 ☆英軍のやり方には、日本軍への復讐の意味があった
 ☆問題は、イギリス人のそのやり方だ
 *英軍は、日本軍がしたような暴力行為はほとんど見せない
 *一見いかにも合理的な処置の奥底に、執拗な極度の軽蔑と
 *猫がネズミをなぶるような復讐がこめられていた
 ☆本書ではイギリス人以外、ビルマ人やインド人らとの交流も触れる
 *収容所での人間模様の描写は、時にユーモラスですらある
 *しかし、強調するのは、やはりイギリス人の残虐性である
 ☆最初は反発心を感こていた捕虜たち
 *情けないことに、次第にそれをなくしていく
 *「無意味で過重で単調な労働の連続」は捕虜たちの反抗心を失わせ
 *希望をなくさせ、虚脱した人間にさせていく
 ☆長年植民地経営をしてきたイギリス
 *捕虜を飼いならし諦めさせる技術に長けていた
 ☆多数の家畜を飼育してきたヨーロッパ人の方法論だと筆者は見る
 *勝利者が都合よく描いた「歴史」ではなく「史実」がここにある

⛳ナチズムを経験したヨーロツパ
 ☆世界は人種主義を克服したとはいえない
 ☆アメリカから始まった「ブラック・ライブズ・マター」運動
 ☆人種主義的偏見は、今も世界に根深く巣食っている
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、「世界の古典」


アーロン収容所・西欧ヒューマニズム9(社会の本質)
(ネットより画像引用)

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