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「ギリシャ危機」「エネルギー」「廃炉問題」

2023年05月27日 | 地政学
🌸ヨ一ロッパの地政学(共同体)7

⛳EUの問題児ギリシャ、なぜ見放されないのか
 ☆ロシアとトルコとの間の天然ガスのパイプライン完成した
 *当初はロシアとトルコの間の計画にギリシャが加わった
 *ロシアの天然ガスを、ギリシャ経由でヨーロッパに輸出する
 ☆ギリシャ危機で、ギリシャのEU脱退の可能性すら持ち上がっていた
 ☆ギリシャ危機はEU域内の経済問題として語られているが
 *NATOで、ギリシャがEUから脱退することは
 *NATOが地中海沿岸の軍事同盟国を一つ失うことを意味する
 *ギリシャ危機とは実質、ヨーロッパの安全保障問題なのだ

 ☆ロシアからすれば、ギリシャに近づくチャンスだった
 *ギリシャに厳しい顔を見せているEU諸国
 *ギリシャをEUから脱退させるはずがなかった
 ☆NATO設立国の一つであるアメリカ
 *ギリシャがNATOを抜けることになっては困る
 ☆交渉のカードは、むしろギリシャ側にあったのだ
 *ギリシャ危機では、厳しい緊縮財政を行った結果
 *ギリシャの財政はたしかに改善したのしかし失業率は跳ね上がった

ギリシャ危機のどさくさ
 ☆ロシアはパイプライン計画でギリシャと合意した
 ☆エネルギーをロシアからも輸入しているヨーロッパ
 *ほかにもロシアから引かれたパイプラインがあるが
 ☆黒海を飛び越えて地中海沿岸に
 *ロシアルートができることを許してしまった
 ☆EUとNATO諸国は、ロシアに一本取られたと見るべきだ

「エネルギー」という地政学リスク
 ☆地理条件に左右されるエネルギー、地政学で重要なファクターだ
 ☆「領土・領海を広げたい=エネルギーが欲しい」という構図
 ☆たとえば尖閣諸島
 *中国とて、あのゴマ粒みたいな島々が欲しいのではない
 *中国の海洋進出、尖閣周辺の制海権、制空権が軍事的に必要である
 *その周りの海に眠る膨大な天然資源が欲しいのだ
 ☆ロシアはエネルギー大国
 *ウクライナ侵攻でロシアヘの対抗姿勢を鮮明にしたヨーロッパ
 *ロシアから輸入していたエネルギーの大部分が絶たれてしまった
 *ロシアによる報復措置である一番困ちたのはドイツだ
 ☆「脱原発」を掲げていたドイツ
 *国内の原子力発電所を軒並み廃炉にした。天然資源はあまりない
 *そこヘロシアからのエネルギーが入ってこなくなった
   *一気にエネルギー危機に陥ってしまった
 ☆日本でも東日本大震災を機に反原発運動が盛り上がり
 *今は全国の原子力発電所の多くが止まっている
 *必要とあらば、しかるべきプロセスを経て再稼働できる
 ☆現にロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー不足
 *日本でも起こっており、政府は原発再稼働の方針を加速させている
 ☆何より天然資源に乏しい国にとって原子力発電は虎の子なのだ
 *それを廃炉にしてしまったドイツ
 *みずからの首を絞めたことになる
 *エネルギーという地政学的リスク
 *やや甘く見すぎていたというべきだ
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『新地政学』






「ギリシャ危機」「エネルギー」「廃炉問題」
『新地政学』他より画像引用)

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