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慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
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『鱗形屋廃業』『喜三二・春町・蔦重コンビ』『桃太郎後日晰』

2025年03月22日 | 有名人
🌸蔦重が版元へと出世4

⛳「江戸留守居役」の2人吉原通い(情報収集と称し)
 ☆喜三二は、武士としての顔である江戸留守居役
 *参勤交代で秋田からの殿さま一行をお迎えする際
 *「おもてなし」をすることが重要な仕事
 *「おもてなし」のなかに吉原などの花街の案内も含まれていた
 ☆喜三二は仕事の一環として
 *毎日吉原通いをして情報を収集していた
 *吉原で知らぬ人はない通人喜三二
 *喜三二は、恋川春町というこれまた通人と出会った
 ☆春町は駿河の小島藩(静岡市周辺)に仕える武士
 *喜三二同様、江戸留守居役をし吉原通いをしていた
 *境遇が似ていたこともあって二人は意気投合した

⛳「二人三脚スタイル」で大儲け
 ☆春町は絵も文もよくする二月流、喜三二は文のみの一刀流
 *喜三二が書いた文章に春町が絵を描く二人三脚のスタイル
 *春町はすでに「金々先生栄花夢』という名作を出していた
 ☆喜三二は、桃太郎の後日譚(たん)『桃太郎後日晰』、『鼻峯高慢男』等
 *鱗形屋から出し絵は春町が担当した
 ☆「鼻峯高慢男」は、生まれつき鼻の低かった男
 *高慢ちきになると鼻が高くなり、慢心を改めると低くなり
 *最後には獅子鼻になるというオチで締めくくられている
 ☆喜三二と春町のお神酒徳利コンビは売れっ子だったが
 *この段階での版元はすべて鱗形屋だった

⛳鱗形屋孫兵衛が廃業(蔦重は「出版界の寵児」へ)
 ☆喜三二は商才ある若き蔦重に肩入れし
 *蔦屋版「吉原細見」の序文や遊女評判記などを書いていた
 ☆重板事件をきっかけにして経営不振に陥った鱗形屋
 *やがて版元を廃業してしまう
 *江戸の有力地本問屋として、黄表紙という新ジャンル
 *切り拓くという画期的な活動をしていた鱗形屋
 *百年以上の歴史に幕を下ろした
 ☆鱗形屋孫兵衛
 *蔦重の商売上の父親代わりともいえる存在だった
 *心に穴があいたような気持ちになった蔦重だったが
 *鱗形屋に代わり、今度は蔦重が江戸の出版界をリードした
 ☆蔦重は黄表紙を出版し始めた
 *鱗形屋から喜三二と春町という二枚看板をそのまま得て
 *二人の黄表紙作品を連発し、ベストセラーを重ねていく
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい蔦屋重三郎』




『鱗形屋廃業』『喜三二・春町・蔦重コンビ』『桃太郎後日晰』
(ネットより画像引用)

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