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慶喜

心意気
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『マクロ投資』『コンサルタント業務』『バイサイド』

2025年08月16日 | 政治
🌸私が新自由主義の申し子になった理由3

⛳「梶山の発言はインチキだ」
 ☆日本の金融危機に、日本政府も手をこまねいていたわけではない
 *梶山官房長官が不良債権処理に
 *公的資金を使うと発言したとのニュースが流れてきた
 *資金投入のニュースが本当であれば
 *円と日本株を買い戻す必要がある
 ☆その報道が流れた瞬間
 *大手ヘッジファンド、ムーア・キャピタルから電話がかかってきた
 *梶山の発言は本当なのか? 円と株を買い戻すべきなのか?
 ☆筆者も興奮は、こう叫んだ
 *今の日本には公的資金を使って不良債権を処理する仕組みはない
 *梶山の言っていることはインチキだ
 *国会での成立も合め、法整備は簡単な話ではない
 *それには相当の時間を要すると伝えた

 ☆筆者はなぜ、円安が続くと考えるのかの理由を説明した
 *彼女は「もう1回、同じことを言ってくれ!」と叫んで
 *マイクをオンにし、全館放送に切り替えた
 *「梶山の発言はインチキだ」エコーで反響している筆者の声が
 *受話器越しに聞こえてきた
 ☆その年のクリスマスに
 *ルイスからゴディバのチョコレートセットが届いた
 *そこには5万ドルのチェックも人っていた
 *当時のアメリカ人の平均年収くらの金額です

⛳筆者の仕事は、日本にはないニッチな仕事

 ☆ヘッジファンド業界の人々の生態や、筆者の仕事内容
 *皆さんが投資をしようという場合やる事は
 *投資対象に関する情報を集めることだと思います
 ☆株に投資しようとすれば
 *その企業の業績や業況、財務状況
 *業界の先行き見通しなど様々な情報を集めます
 ☆マクロ投資とは、金利と為替の話
 *政治、政策に関する情報がウェイトを占めるタイプの投資
 *狭義のマクロ投資は新自由主義の台頭と共に最盛期を迎える
 *金利と為替がそのメイン舞台
 *短期金利は中央銀行が調整しますが
 *長期金利は市場参加者が
 *経済、物価見通し、財政状況などを加味して決定する 
 ☆為替のメカニズム
 *温かい水と冷たい水を混ぜると温度が同じになる仕組みに似ている
 *理論的には、二つの国の間の金利差や購買力の差を中和し
 *同等の水準にするのが為替の役割
 *両者ともに政策効果を含んだ経済の大きな絵の話なので
 *「マクロ」と呼ばれている
 ☆「マクロ」機能を最大化しようとしたのが
 *ワシントン・コンセンサスであり新自由主義なのです
 ☆イングランド銀行とジョージ・ソロスの戦
 *中央銀行の裁量で決定した価格が実勢を反映しているのかどうか
 *それを巡る戦いであり、イングランド銀行の敗北は
 *新自由主義の幕開けの象徴的な出来事でした
 ☆ヘッジファンドなどのグローバルな投資家であれば
 *問題が起きて居るテーマの専門家に直接質問しているでしよう
 *コロナがどうなるのか、戦争がどうなるのか
 *それはその道のエキスパートを含め、誰にもわかりませんが
 *政府の対応は最終的に明確化するので
 *トレードに落とすことができるのです
 ☆たとえばコロナ禍なら
 *政府の財政対策規模はどうなるのか
 *日銀はどのように対応するのか
 *ワクチン輸入と実施のタイミングはどうなるのか等
 *こうしたポイントは資産価格に影響を与えます
 ☆政府の判断をウォッチすることで
 *投資判断の材料にしてもらう
 *顧客は全てバイサイド(資産を投資運用する業種)なので
 *運用リターンで競争している
 *バイサイドの人々、特にヘッジファンドには秘密主義者が多く
 *表に出ることを極端に嫌います
 ☆もし筆者がテレビに出て、ヘッジファンドの顧客に提供している情報と
 *同じようなことをしゃべってしまったら
 *こっちは高い金を払っているのだから
 *外でぺらべら話すなと怒るでしよう

コンサルタント業務、ホテルなら「小規模、ラグジュアリー」
 ☆ニッチな仕事ゆえ一般的なキャリアパスは存在しない
 *「こういう人間が必要⇒適当な人間が見つかった⇒採用」感じ
 *筆者がG7グループに採用された経緯がまさにそれでした
 *同じように確立した転職市場もない.
 ☆日本でも有名なイアン・ブレマー率いるユーラシア・グループ
 *独立系コンサルティング会社だが、会社の専門分野が異なる
 *地政学が国際金融市場に大きな影響を与える中
 *ユーラシア・グループと契約しているバイサイドの投資家も多い
 *彼らは金融政策や財政政策といった狭義のマクロプレーの専門家ではない
 ☆海外の途上国に投資を考えている企業
 *現地の状況や投資リスクについての情報を必要とするが
 *彼らの強みはそうしたカントリーリスク分析です
 ☆グローバルな投資家を相手にするコンサル業界を大雑把にみると
 *そこで働いているのは1000人程度のイメージです
 *毎日数字と格闘している独立系のデータ、アナリストであったり
 *ある国や業態に特化した方も合めれば
 *「同業者」の数はもっと多くなると思う
 ☆チャーチル語録
 *「政治とは明日、来週、来月、来年に何が起きるかを見通す能力」
 *そして後日、なぜそうならなかったのかを説明する能力だ

 ☆チャーチルが指摘したように
 *筆者のストーリー通りにならなかったとすれば
 *なぜそうならなかったのか、少なくとも説明ができなければ
 *筆者は相手からの信認を失います
 ☆信認を維持するには
 *自分のストーリーラインの強みと弱みを
 *客観的に判断し、自分が間違うとしたら
 *ここかあそこか、そのどちらかだ
 *そうした認識を明確に持つことが重要です
 *それを事前に説明しておけば、ヘッジファンドは納得してくれます
 ☆超多忙なヘッジファンドのオーナーが助言を求める外部の人間は
 *その案件毎にほんの数人です
 *その内の一人にならない限り、話は聞いてもらえません
 ☆「スーパースターの経済学」
 *スポーツや音楽など大衆娯楽の分野では
 *同じ「プロ」でも末端とトップレベルの間には
 *途方もない収入格差が存在する
 ☆プロテニス選手でもプロゴルファーでも、世界ランキングが上位なら
 *スポンサーがついて世界のツアーをすべて手配してくれますが
 *その順位に達しない場合、普段はコーチで稼ぎながら
 *自費でツアーにチャレンジする必要があったりします
 *インかアウトか、その差が非常に大きいのです
 ☆筆者が日頃からお世話になっている財務省幹部も同じ
 *話をする価値があると思うか、思わないか
 *明確なラインがあり、インになる必要がある
 *「あの人が言うなら」という人間関係を築くことが重要です
 *彼らはその人間関係に対価を払っているのです
 ☆ホテルで言えば、痒い所に手が届くサービスを提供する
 *小規模なラグジュアリーホテルのイメージ
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界秩序が変わるとき』





『マクロ投資』『コンサルタント業務』『バイサイド』
(ネットより画像引用)

はてなブログでもアップしています
https://taitouku19.hatenablog.com/


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