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海外首脳(メルケル・キャメロン・メイ)

2023年03月26日 | 安倍晋三
🌸海外首脳たちのこと(2)

⛳安倍晋三ドイツメルケル首相を語る
 ☆中国を重視したドイツのメルケル首相
 *中国と関係を深め、ドイツにとり、中国は最大の貿易相手国にした
 ☆安倍さんは、メルケルから中国への配慮を感じた
 *メルケルは首相在任中、中国を12回訪問
 *日本の訪問は6回だけ
 ☆私は、「あなた、日本に来なかったね」と皮肉を込めて言ったら
 *日本は毎年、首相が交代している
 *それで、なかなか訪問するという決断に至らなかったと
 ☆メルケルは、実際は中国重視だった
 ☆私が、ドイツを訪問した時
 *彼女は首脳会談後の夕食会で、 中国について話題を振つてくる
 *世界中につくった「孔子学院」ついて
 *彼女は、学院に全然人がいない
 *中国人がドイツ国内で工作活動をしていると言う
 ☆孔子学院が対外世論作の機関になっているという話
 ☆私は何度もサミットなどで話していた
 *私は「だから言ったでしょう」と言いました
  ☆メルケルの対中批判を鵜呑みにはできません
 *私は、ドイツは中国にディーゼルエンジンを売っている
 *中国海軍は、ドイツ製のエンジンを駆逐艦や潜水艦に搭載している
 *これは一体どういうことですかと聞いた
 ☆メルケルは、「え、そうなの」と言って「とぼけた」
 *ドイツが中国にエンジンを供給していること誰だって知っている
 *メルケルは知らないふりをしていただけです
 ☆メルケルは、閣僚経験も豊富
 *国際会議や交渉の場数を踏んでいる
 *この程度の話では動じませんでしやり手でした

安倍晋三英国のキャメロン首相を語る
 ☆キャメロンも、中国に傾斜した欧州首脳の1人
 ☆英国、ダライ・ラマ4世を英国に招待し、彼が会見した
 *中国の弾圧を受けてインドに亡命したダライ・ラマとの会見
 *中国は激怒し、報復として英国との交流を止めてしまった
 ☆焦ったキャメロンは、人権問題を棚上げし、中国に接近した
 *西側諸国で真っ先に中国主導の国際金融機関
 *アジアインフラ投資銀行への参加表明につながる
 ☆キャメロン政権
 *英国内の原子力発電所の建設まで中国に発注
 *英中関係をゴールデンエージ(黄金時代)と表現した
 ☆私はキャメロンに会うたびに
 *人権弾圧や強引な海洋進出など中国の問題点を説明した
 *その場では、キャメロンも納得したそぶりを見せるが
 *キャメロン実際は、聞く耳を持っていなかった
 ☆大英帝国の歴史を考えれば
 *英国は本来、世界全体を俯瞰して大きな戦略を練る国のはず
 ☆キャメロンは、英国経済の立て直しで頭が一杯だった印象だ

安倍晋三英国のメイ首相を語る
 ☆私は、メイ首相には好印象を持っている
 *彼女は、首相に就任した直後
 *杭州で開かG20で私に会談を持ち掛けてきた
 *メイとは、最初から打ち解けることが出来た

 ☆英国は国民投票で、EU離脱に舵を切った
 ☆私は「英国に進出の日系企業の活動に支障が生じないように」と要請
 *彼女は「日英の経済関係を強化したい」と言っていた
 ☆第2次内閣発足後、日本とEU経済連携協定の交渉をした
 ☆英国がEUを離脱したら対象外になってしまう
 *日英間の貿易協定必要との思いがメイにはあったのでしょう
 *その後も、彼女は首脳会談を積極的に持ちかけてきた
 ☆私は、首相の公式別邸のチェッカーズに招かれました
 *経済に限らず、安全保障分野でも連携していこうという話が出た
 ☆公賓としてメイは来日しました
 *京都迎賓館で夕食会をした翌日
 *東京での首脳会談に向けて新幹線で一緒に移動した
 *メイはしきりに日英関係を「同盟にしないか」と言う
 ☆日英間では、自衛隊と英軍が物資を融通し合う
 *物品役務相互提供協定に署名していた
 *日本にとり、米国、豪州に続いて3か国目でした
 *メイはそうした部隊間の協力があるのだから
 *日英を「同盟」関係に発展させようとしたのでしょう
 *日本と英国は同じ海洋国家という意識が強かったのかも
 ☆日本にとってありがたい申し出でも
 *日米のような同盟関係を結ぶのは難しい
 *日本は、集団的自衛権を行使して英国を守ることはできない
 ☆メイさんの同盟の申し出、正直驚いた
 *断るわけにもいかないので「それで結構だ」と応じた
 ☆それが、日英は「準同盟」つながっていく
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』








海外首脳(メルケル・キャメロン・メイ)
(ネットより画像引用)

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