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『ありんす国』『吉原浮気禁止』『玉菊燈籠』

2025年03月16日 | 歴史上の人物
🌸幕府公認の遊郭吉原

「ありんす国」の遊女は、男たちに夢を売る
 ☆吉原遊郭全盛の時代に、その地をホームとして生まれ育った蔦重
 *吉原への格別の思い入れがあった
 *吉原は、非日常の空間の「別世界」を提供を詠んだ川柳
 『日本からありんす国は遠からず』
 *「ありんす」とは、「あります」という意味
 *吉原遊郭で使われていた独特の言葉
 ☆吉原遊女は、夢の世界に住む垢抜けた存在を演出するために
 *「ありんす言葉」を用いるようになった
 *「ありんす国」の遊女たちは洗練された教養と磨き上げた芸事で
 *遠くて近い日本から来たお客様を「おもてなし」した
 ☆蔦重はそうした遊女たちと幼い頃から日々接しながら
 *いつかその文化や芸術、ファッションに至る最新の流行を
 *自分の手で発信したいという夢を抱いた
 ☆吉原に通う男たち
 *「粋」や「通」の趣味人の美意識が求められた
 *それを持たない客は「半可通」として嫌われた
 *遊女たちにフラれることも多々あった
 *粋で通な男になって吉原で遊ぶことこそ男子の本懐

⛳意外な掟「一度馴染みになったら浮気は禁止」
 ☆吉原では、 一人の遊女と馴染みになると浮気は禁止の掟があった
 *遊女とお客は仮初とはいえ夫婦なんだから当然
 *万が一にも別の遊女のところに登楼したら
 *狭い吉原のこと、その晩にバレる
 ☆「浮気男」は、朝出てくるところを捕らえられ髯を坊り落とされた
 *「ごめんろくめんゆるしちください」と謝っても後の祭
 *「髪切り丸」という名のハサミで話をチョキンと切られる
 *髯を切られるのは武士・町人を問わず不名誉なこと
 ☆妓楼側としても
 *お客の取り合いで遊女同士が反目したリトラブったりしたら
 *あとあと面倒だってこともあり
 *「浮気は禁止」を掲げざるを得なかった

⛳「浅草寺参詣⇒吉原見物」は江戸の定番観光コース

 ☆吉原は、浅草寺の裏手の畑の中に造られた人工の街
 *唯一の出入り口である大門をくぐるともう夢の別天地
 *3月になると、桜を植えて桜並木にした
 *満開の花見を楽しんだあとは、惜しげもなく撤去した
 *特に夜桜は幻想的な美しさだった
 *旧暦六月晦日から七月晦日までの一カ月の間
 *茶屋ごとに美しい燈籠を飾る「玉菊燈籠」が開催された
 ☆吉原は、季節ごとに贅沢に非日常を演出した
 *それらを見に、わざわざ地方から江戸を訪れる人がいた
 *浅草寺を参詣したあと吉原見物をするのが、定番の観光コースだった
 *吉原は虚構のエンタメ空間
 ☆蔦重は、吉原のその美しさと儚さを
 *書物や浮世絵を通じて世に出すプロデューサーとして
 *使命を感じ始めていた
                         (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい蔦屋重三郎』






『ありんす国』『吉原浮気禁止』『玉菊燈籠』
(『眠れないほどおもしろい蔦屋重三郎』記事他より画像引用)

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