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利子を嫌悪したキリスト教4

2022年11月09日 | 宗教
🌸利子を嫌悪したキリスト教4

利子を認めたオリヴィの理論
 ☆公会議で利子を禁じても、すり抜ける者もいる
 ☆現実の経済も回らないので
 *利子を合法化するかという議論が起こる
 ☆神学者・哲学者のオリヴィによる理論
 *貨幣は石ではなくて種子だと言った
 *利子肯定、商業の振興を図った彼の思想
 *哲学史的・経済学史的・宗教史の上でも重要である
 ☆オリヴィに関する情報は、危険視され隠されてきた

オリヴィの言葉と功績
 ☆資本は、それが資本である以上
 *商業への投資を目的とし利益を生むもの
 *貨幣には、利益を生む性格がそもそもあるという
 ☆オリヴィは「貨幣は石ではなくて種子だ」とした
 *種子からはさまざまなものが育つ
 *資本は、保有者に利益をもたらすという考え方を打ち出した

 ☆オリヴィの功績は、資本という概念をつくり出した
 *商行為や利子が罪深いものではないと証明することで
 *商行為者は、善きキリスト教徒のままでいられる
 ☆オリヴィが提唱した「共通善」の考え方
 *物が不足している時に以前よりも高く売ること
 *不正という考えが支配的だった
 オリヴィは、共通善の考え方で、利子を可とした
 *共通善とは、社会的に好ましいことを意味する
 *共通善に適っていれば、利子を取ってもよい考え方が浸透した

利子の問題が経済学を生んだ
 ☆オリヴィの死後、彼への熱狂的な崇拝が起こる
 *オリヴィは第2のパウロという位置づけがなされたようだが
 *その後、忘れ去られるようになった
 ☆オリヴィ経済学史では、高く評価されるようになった
 ☆中世のヨーロッパでは、スコラ学が支配的
 *スコラ学とは、キリスト教神学の体系化を試みた学問
 *修道院などで研究された
 ☆イスラム教と似たような事を、スコラ学は行っていた
 *キリスト教での利子は合法かという問題
 *オリヴィを含めたスコラ学によって論じられた
 ☆中世において、人々の経済活動を規定したのは神学者です
 *神学者が経済学を担ったとも言える
 *神学者が利子の問題を考えたことで、経済学が誕生した
 ☆ヨーロッパのキリスト教社会、利子の問題は大きかった

イスラム教徒が守るべきものとしてイスラム法がある
 ☆法源となるのが、神のメッセージを集めた『コーラン』
 ☆ムハンマドの言行「スンナ」などもある
 *「ハディース」は、スンナを言行録としてまとめたの
 ☆イスラム法では、月日を重ねて、それらが現実と合わなくなると
 *法学者(ウラマー)がさまざまな議論をする
 ☆その結果を、その解釈を発表するスタイルが取られている
                     (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』




利子を嫌悪したキリスト教4
(ネットより画像引用)

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