慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『昏睡』『下顎呼吸』『医者の看取りの作法』

2024年08月31日 | 医療
🌸心にゆとりを持って、死の実際を見る1

⛳死を見る機会
 ☆ふつうの人が人の死を直接見る機会は、多くはない

 *見るとすれば、多くは家族の死で病院で見る
 *家族の死だから、複雑な思いがあったりして、冷静には見られない
 ☆死は忌むべきものという頑強な刷り込みもあり
 *じっくり見たり、ましてや観察などはまず行われない
 ☆自宅での看取りでも
 *医療機器などがなく、場所が見慣れた空間であるというだけで
 *看取る家族の動揺はほとんど変わりがないでしょう
 ☆稀なケースとして、目の前で突然だれかが死ぬこと
 *交通事故や水難事故、飛びこみ自殺などのを目撃
 ☆ 一般の人は平常心で死を見る機会が少ない
 *死を大袈裟に捉え、死者に過剰に反応しがち
 *死が人生の重大事であることはまちがいありませんが
 ☆死は、心にゆとりを持って見れば
 *特別な不幸でも不運でもないことがわかる
 *だれにでも起こり、恐ろしいことでもいやなことでもない
 *ごく当たり前のことだと感じられる、感覚を理解してもらいたい

死の判定で、医者は「死の三徴候」を確認する
 ☆「呼吸停止」「心停止」「瞳孔の散大」
 *3つが揃うと、人は死んだと判定される
 ☆心臓と肺にしても、同時に機能を止めるわけではない
 *心音が聞こえなくなっても、心臓の細胞がすべて機能を停止してない
 *呼吸が止まっても、肺の細胞が死に絶えていない
 ☆心臓・肺の停止は、徐々に機能を停止し
 *細胞レベルでは順に死滅していく
 *最後の細胞が死んだときなどは判定できない

⛳死のポイント・オブ・ノーリターン
 ☆ふつうの死はまず昏睡状態からはじまる
 *完全に意識がなくなって
 *呼びかけにも痛みの刺激にも反応しない状態
 *唸り声やうめき声を発していたり
 *顔を歪めていたりする間は、昏睡とは言わない
 ☆昏睡のときは、エンドルフインやエンケフアリンなど
 *脳内モルヒネが分泌される
 *本人は心地よい状況にあるなどと言われます
 *これは仮説で、確かめようがありません
 ☆昏睡状態になれば、いっさいの表情は消える
 *昏睡に陥ると、間もなく下顎呼吸がはじまる
 *これが死のポイント・オブ・ノーリターンとなる
 *呼吸中枢の機能低下なので、酸素を吸わせても意味がない
 ☆下顎呼吸がはじまると回復の見込みがゼロになる
 *蘇生処置をほどこしても元にもどることはない
 *仮にもどったとしてもすぐまた下顎呼吸になる
 ☆生き物として寿命を迎えている
 *抗わずに穏やかに見守るのが、周囲の人間のとるべき態度
 *下顎呼吸は、数分から1時間前後で終わる
 *やがて最後の一息を吐いて、ご臨終となる

⛳看取りの作法
 ☆看取りのコツ、医者として教えられたこと
 *「慌てず、騒がず、落ち着かず」と伝授された
 *あまり早くに臨終を告げないこととも
 ☆当直の夜、看護師から危篤の連絡を受けて病室に行くと
 *患者さんはたいてい下顎呼吸になっている
 *間隔がだんだん間遠になって、最後の息を吐き終わったとき
 *腕時計で時刻を確認してご臨終ですと、殊勝な顔で一礼する
 ☆この判断が早すぎると、思いがけない最後の一呼吸が起こる
 *すると、家族は「あ―つ、まだ生きてる!」と混乱する
 *下顎呼吸が二度と起こらないと確信してから
 *おもむろに時刻を確認し、臨終を告げる
 *心電図にオマケのスパイクが出てもわからないように
 *スイッチはすぐに切るべしと教えられた
 ☆実際、患者さんは医者が告げる時刻より、少し前に亡くなっている
                       (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人はどう死ぬのか』





『昏睡』『下顎呼吸』『医者の看取りの作法』
(ネットより画像引用)

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