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死後の魂と浄土信仰

2023年01月14日 | 宗教
🌸死後の魂1

死後の世界はあるのか?ないのでは?
 ☆人は死後の世界に強い関心がある
 *僧侶さえ、浄土の実在に関して確信を持てない時代
 ☆現役医師が「死後の世界がある」と書いた本大きな話題となった
 ☆仏教の考え方から言えば
 *魂という存在そのものの有無疑わしい
 *仏教は基本的に「空」という考え方を採っている
 *「空」とは「すべてのものは実体を持っていない」ということ
 *仏教はこのように考える宗教
 *死後の魂、存続するということは考えられないはず
 ☆インドの仏教
 *生まれ変わることをポジティブなものには考えていない
 *生まれ変われば、いまの苦しい人生がまた繰り返される
 *下手をすると畜生や餓鬼、地獄の世界に落とされる
 *もっと苦を経験しなければならなくなるかもしれない
 *それを永遠に繰り返すわけです
 ☆輪廻から逃れられるのが「解脱」
 *インド仏教は、輪廻から逃れることを目的としていた
 ☆仏教が中国や日本に伝わると
 *生まれ変わりは良いとの考え方が出てきた
 *背景には、仏教が中国に伝わって生まれた浄土教信仰

 *南無阿弥陀仏という念仏を唱えることで
 *西方極楽浄土に往生しようという念仏信仰
 *生まれ変わり、浄土に行く事は良い事との考え方が生まれた
 ☆日本・中国の仏教は、インド的な仏教から離れる

『往生要集』に書かれた地獄
 ☆浄土教信仰は、平安時代から日本の社会にも採り入れられた
 ☆比叡山の僧侶源信が『往生要集』を書く
 *『往生要集』は、前半の地獄編と後半の極楽編に分かれている
 *地獄に落とされるとどうなるのか、事細かに書いてある
 *『往生要集』をもとに、後に地獄絵が生まれた

 *源信という人は、延々と地獄は恐ろしいということを書き続けた
 *だから「きちんと念仏信仰をもって極楽往生しなさい」と説いた
 *そうすると、こういうすばらしい世界に行けますと
 ☆後半には極楽のことが書かれている
 *これはどの宗教でもそうですが
 *天国や極楽の世界を描くのはとても難し
 *苦しむさまはとても描きやすいが、幸せに暮らすさまは描きにくい
 ☆平安時代の後期は世の中が乱れだした時代
 *天変地異が頻発し、戦乱も繰り返された
 *当時の死は「穢れ」でした
 *死が近づいてくると屋敷を追い出されました
 *当時、現世自体が「苦」を感じさせるものだった
 ☆「現世は苦しい」「地獄に行きたくない」「来世は極楽に成仏したい」
 *庶民の恐れ、願いに応えるかたちで浄土教信仰が広まった

法然と浄土信仰
 ☆平安時代には街中で念仏信仰を説いた空也上人が出現
 ☆鎌倉時代法然という人が現われた
 *法然は比叡山の僧侶だった
 *法然は、山を下り念仏信仰を説くようなり、浄土宗の開祖となる
 ☆公家のトップ九条兼実は法然に帰依した
 *法然のパトロンのような存在になる
 ☆九条は法然に『選択本願念仏集』という書物を書かせる
 *そこには、ほかの修行は一切要らない
 *ただ念仏さえ唱えればよいと書かれている
 ☆念仏信仰「多念義」と「一念義」の考え方がある
 *「多念義」は、極楽往生するためには何回も念仏を唱えるのが必要
 *「一念義」は、一回だけ唱えれば極楽往生出来るとの考え
 *基本的に考えれば「一念義」のほうが正しいのではないかと思う
 ☆浄土宗は開祖法然の影響もあり
 *過激な方向に行きませんでした
 *穏健な多念義的な考え方が強くなり
 *ほかの儀礼的なものも採り入れた
 *江戸時代将軍家の宗派になり、体制化していく
                        (敬称略)                                     
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⛳出典、『死に方の思想』





死後の魂と浄土信仰
(ネットより画像引用)

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