
☆人は誰でも、必ず死を意識するが、死の確実性を否定する
☆死が訪れる事実を覆い隠し逃避している面がある
☆「まだ先のことだ」とできるだけ意識しないようにする

☆いつか死ぬということを自覚的に受け入れるのが本来である
☆ハイデガーの言葉を日本人に馴染みやすい言葉での説明すると
*「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」の『葉隠』で説かれる
*″生の哲学″死を意識しておくと生きる力が得られる
*常に死を覚悟していれば腹も据わって前に進むことができる
*死を選択可能な行為と認識できれば、束縛がなくなり、自由でいられる
*『葉隠』からはそういう生き方を学べる

☆実存主義とは、本質は生きているなかで個人つくりあげる考え方
☆いつ死ぬかをとえる必要はないという姿勢は強さではなく弱さである
☆日本人は昔から、しつかりと死を見つめる生き方ができている

☆死生観とは、生と死に対する個人の考え方
☆生の意味を問い続けて死の不安に打ち克つこと
☆宮本武蔵が残した『五輪書』
*死生観を培うために必要なのが「吟味」「工夫」「鍛錬」
*「吟味」とは
(自分の状況で、生を有意義にするにはどうすればいいかを考える)
*「工夫」
(そのためにいろいろ考えて、よい方法を生み出すこと)
*「鍛錬」
(工夫を反復しながら強化に努める鍛錬)

☆あのときあの人はこうして危機を脱した、自分にもできるはず
☆あのとき自分はこうして危機を脱したのだから、次もできるはず
☆この「技化」ができれば、死におじけづくことがなくなる
☆生を有意義なものにしていける
☆人生の価値を小さくしない為にも、死と向き合ってもいいのでは
(敬称略)


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極上の死生観(はじめに)
(『極上の死生観』より画像引用)