宗教の起源のひとつの要因
死への恐怖とその克服があることは否定できません生と死を連続的にとらえる発想をもつのは宗教のみです宗教は生死を一体と考える☆生きることの究極的な意味を与えるという役割をもちます
☆それゆえ、宗教活動のために命を捨てる人も出てくるのです
死後の世界への言及は、生の世界の意味づけでもあります知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください出典、世界『三大宗教（洋泉社）』（中法大学保坂教授）
死生観（世界『三大宗教（洋泉社）』記事画像引用）
☆「煉獄」
＊カトリック教で説く、天国と地獄との間にある所、
＊死者の霊が天国にはいる前に、ここで火によって浄化される
死生観は何時決定する
仏教では無限に救いへのチャンスが与えられていますキリスト教とイスラム教の人生は一度きりです☆神の救いも一回のみです
キリスト教とイスラム教の信仰や神の救いへの思いは非常に深刻かつ必死です同様の死生観をもちながら、キリスト教とイスラム教では大きな違いがあります仏教の輪廻思想の死生観生と死の無限循環を前提とする仏教この世に生まれることを恐怖とするインド特有の世界観にも一致します仏教がとくに出家主義を主張する要因☆この世に再生することの恐怖を思想としてもつことが一因です
仏教でなぜこの世は、恐怖なのか仏教では、この世は四苦八苦に満ち満ちているとの認識があります苦しみの輪廻から抜け出すために、解脱（悟り）が求められる解脱できる人間はわずかです☆多くは人は、生前の行いの業により、ふたたびこの世に生まれてきます
生前の業（善悪の行為）により六つの世界へ生まれ変わります☆（天、人、阿修羅、畜生、餓鬼、地獄）の世界
因果の連鎖を断ち切るには、輪廻転生から解脱するしかありませんブッダの教えは、出家して解脱せよとの教えです仏教の悲観論的な思想に支えられた死生観仏教の死生観は、地域で独自に解釈される余地を残していました中央アジアや東アジアでは、死生観や救済観が異なる☆浄土教では、念仏を唱えることで阿弥陀浄土に往生し永遠の命を得る
仏教は各地の死者儀礼と融合しました☆仏教の教え４９日で輪廻する魂の慰撫や鎮魂を、何十年ものあいだ行う
仏教は、多様な死生観と習合して今日にいたっていますキリスト教（カトリック）信徒であれば最後の審判で救われることになります救われるための条件が明確ではありません☆贖罪行為により、罪の軽減に価値をおきます
神父や修道士が、神と人間の執り成しをしてくれるという解釈が生まれました罪を犯しがちな庶民を救うべく、カトリックに独特な愛の精神（救済）これが聖職者に悪用され腐敗を招きました結果として、プロテスタントによる、教会否定や原点回帰の運動を起こりましたキリスト教『新約聖書』には天国の具体的な描写はない生と死の関係の描写についても不完全なものですプロテスタントでは『旧約聖書』をとくに尊重します☆終末思想や最後の審判を強く意識します
☆そのため悲観論的で、日常生活は危機意識が強いともされています
プロテスタント（右派と呼ばれる集団）死後の救済を強く願うあまり、日常生活をより理想化しようとする性質が見られる白人至上主義者、酒も飲まず、電気等近代文明を拒み続ける集団終末を前倒しする効果があるとして核戦争を歓迎する集団終末にはすべてが再生されるとして環境保護は不要とする集団人工妊娠中絶は「十戒」で禁止されている殺人と主張する集団イスラムの死生観は、単純明快神によって定められた救済条項の実践六信五行のイスラム道徳を実践すれば、神の救いは得られるというわかりやすい構造です☆カトリックのような他者の執り成しはありません
☆プロテスタントのような過剰に緊張した生活も不要です
定められた項目をこなせばよいだけですイスラム道徳の決まりにしたがわず善行が不足の場合☆「喜捨」などの徳を積むことで補えるという救いの道もあります
☆天国での永遠の生命と至福の生活が保障されています
イスラム『コーラン』には天国の様子が描かれています緑と水にあふれており、望むものは何でも手に入りますいくら飲んでも酔わない酒や、いくら食べても満腹にならないごちそうまである天国は、魅力的な世界ですイスラム世界では日本人の想像もおよばない事件が起きますトルコの裁判所判決（ツイッターに書き込んだ文章が原因）☆「市民が信仰する宗教的な価値観を公然と侮辱した」
☆禁固１０カ月の判決が言い渡された
訴えられたツイッター文章☆ワインの川が流れているというが、天国は酒場なのか？
☆ひとりの男性にふたりずつ女性が与えられるというが、大国は売春宿なのか？
