新幹線の回数券事件

大阪出張の時に、新幹線のビジネス回数券を使うのですが
指定席を予約すると、乗車券とは別に指定席券がつくのです。
つまり手元には往路２枚、復路２枚。

ところが往路で改札を入った乗車券
ではなく、間違えて使っていない方の乗車券で改札を出たみたいです。

仕事を無事におえて、さて帰ろうという時に、
手元の切符をふと見ると
品川から入った記録のある乗車券だった。
チーン。

使用済みでは改札は入れません。
これは自腹の危機と、駅員さんに泣きついたところ
駅員の高橋さんは一瞬「えー！」って感じだったけど
偶然にも出た時と同じ駅の同じ改札にいたことが発覚。
しどろもどろの私から10時から10時半の間に降りたことを聞きとると、
嫌な顔ひとつせずに、切符の保管箱なるものの中に残っているはずだと
探しに行ってくれました。

そして、30分経ち、あきらめかけていたところ
平静を保った駅員の高橋さんがみどりの窓口に戻ってきたのです。
切符が無事見つかったんだな～。

そのときの彼のさわやかさは、しばらく忘れないでしょう。
ありがとう、ありがとう。