先日、トウネズミモチを掲載しましたが、ネズミモチの写真が手に入りましたので再度合わせて掲載します。
主な違いは トウネズミモチは中国が原産、ネズミモチは日本が原産国です。今回は実で比較するとトウネズミモチは丸くて沢山の実を付ける、ネズミモチは楕円形で実は少ない。
日本原産のネズミモチは戦時中はコーヒーの代わりに飲まれたそうです。又、この実を乾燥させたものが漢方薬ジョテイシ(女貞子)です。ジョテイシは強心、利尿、緩下、強壮薬として古くから用いられてきたそうです。樹皮は女貞皮として風邪の熱に、葉は女貞葉として解熱に、根は女貞根として咳嗽治療のに使われてきたそうです。ネズミモチの花言葉は「名より実」だそうです。ネズミのフンから来ている名前よりも、薬としての効能がある実が選ばれてきた背景から、このような花言葉が付けられたそうです。
トウネズミモチも同じように漢方薬として使われているそうです。
このように利用価値の多い木ですが、トウネズミモチは繁殖力が強く、他の生態系に影響を与える可能性が高いとして生態系被害防止外来種(旧 要注意外来生物)となっているそうです。
今日は朝から雪が降っています。すでに庭は白くなってきました。このまま降り続ければ大雪になる可能性もあります。
ネズミモチ(実が楕円、ネズミの糞に似る)
トウネズミモチ(実が丸い)
ジョウビタキの雌(頭から水につかる、鳥にしては変わっている?)
バン(繁殖期、額が赤い)
クイナ(ここのところ良く会います)