市民酒場で酔う ＠諸星

「今日は都合により食事は作れません。どこぞ、好きなところで食べて帰りなはれ！」
メールが届く。
いまだコロナ禍の影響は続き、東京ではもう何日も3桁の新規感染者が出ていた頃。
これが平時であれば、喜び勇んで梯子酒であろうが、
戦々恐々
理系なんで意味は分からないが、なんとなく、戦争は怖いって意味に違いない
京浜東北線も時間帯によればこんな空席がある時間帯もあるが、通勤・帰宅時間のピークには、気を付けないと隣の方と触れてしまうような込み具合が戻って来た



ってことで、新子安駅に降り立つ。
この日は焼鳥気分
安く飲む。
千円狂興

別名センベロ店を目指す。

その途中に関所が。



市民酒場
チラリと覗くと空席多数
入ってました。

「赤星頂戴な」



喉を漆ながら店内を眺める



生麦、新子安辺りのお店の記事にはキリン横浜工場のお膝元、お膝元って書いてますけど、赤星もあるんですよ。



さて。諸星。

誰もが知る市民酒場
昔の上司が好きだったんだよなぁ～
自分としては相性が悪い店だったんだけど。
というのが、ここはなんだかコスパが悪いんだな
今、短冊を見ると決して高いわけではないよね
なんとなくわかってきた。
当時、自分はビール専だったんだけど、あの悪徳上司め



あっちの黄色い短冊を次から次へと飲んでいやがったんだ
それを均一割りにすると、必然的にこっちの支払いが高いと感じてしまうわけだ
やられた。やられた



って、大勢で飲むときは面倒見てくれてたし
２人飲みならば割り勘って割り切る付き合いで、こっちも好き勝手意見を述べてたし、アテはほとんど愚昧の好みで頼ませてもらってたし、それはそれで良かったんだけどね
てか、あの人ほとんど食べずに延々と飲んでたもんなぁ～



なんでも出張先でフラッと角打ちに入り、袋の塩を買ってそれを舐めながら飲んで
「これキープねっ」
て帰って数年後にそのお店に行くとさっと店主が袋の塩を出してきたって

私は作り話だと信じております
てか、そんな話あるはずがないが、ほんま塩さえあれば酒が飲める人であったのは確かだし
そういう粋なことをする店主がいるお店を選ぶおっちゃんだったってのも確かだし

あってもおかしくない作り話だ

お通しの古漬けを齧りながらビールを煽る



アテに指名は、しらすおろしに厚揚げ



本日は日本酒気分につき



というか、愚昧もビール党から日本酒も飲める男に。
成長したところをお見せしたいものだ。
今では年賀状のやり取りしか

丁度九州地方に大雨特別警報が出されていた頃
がんばれ熊本の文字を見つけて
「花の香頂戴な」



お客さんが引かれたタイミングで



こんな諸星見たことない
この後、若者地が数組やって来た
自分が若いころにはあまり見かけなかった光景だが

まぁ時代変われば・・・



1940円なり



過去の訪問記録
探しときます

お店の情報は個人の備忘録として掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『市民酒蔵諸星』
神奈川県横浜市神奈川区子安通3-289
・京浜急行新子安駅より徒歩30秒
営業時間：17:00～23:00(L.O.22:00)
定休日：土曜・日曜・祝日

20200707